ニュージーランド短期留学から帰ってきました!! ニュージーランド短期留学に参加していた 6 名の生徒のうち、長期に切り替えた 1 人を除 いた 5 名が留学を終え、4 月 21 日に帰国しました。それぞれが経験したことをこれからの高 校生活に生かしてくれることを期待しています。 生徒達の体験記 私は,ニュージーランドのバーンサイド高校で3ヶ月間勉強しました。バーンサイド高校は, とても広く建物も沢山あり慣れるのに時間がかかりました。授業では,インターネット環境が 整っており,スマートフォンなどタブレット端末を使って知識を広げました。 新学期が始まる前に受けたテストの結果で各クラス教科が分けられたので,自分のレベルに あった授業を受けられました。私が一番楽しんだ教科は,マオリパフォーマンス ART です。こ の授業では,マオリ民族に伝わるゲーム,踊り,歌とその由来を学びました。先生と生徒皆が 一緒になっていて楽しく学べました。バーンサイド高校の生徒は,外見も精神的にも凄く大人 で,始めは戸惑いましたがだんだん積極的に話しかけていけるようになり,友達も沢山出来ま した。 ホストファミリーは,歳が近く,一緒に庭を手入れしたり,ショッピングに行ったりと沢山 の趣味を共有することが出来,充実していました。1番の思い出は,プレゼントとしてホスト ファミリーがキャンプに連れて行ってくれたことです。一緒にテントを建てたり,BBQ をした り凄く楽しかったです。そこは,星が綺麗なことで有名で夜3人で星を見ました。他にも大聖 堂やハグレーパークなど観光地にも沢山連れて行ってもらいました。 ホストブラザーとして途中ブラジルと日本から男の子が2人来て,家も賑やかになり凄く良 い時間を過ごせました。帰国する際,ニュージーランドで出来た友達が,「また来てね!」など 色々声をかけてくれて寂しい気持ちを味わい,また訪れてみたいと改めて思いました。 (2 年 2 組 上中 美陽) 私は,広高校と姉妹提携しているニュージーランドのバーンサイド高校に3ヶ月短期留学 をしました。この留学で学んだことは,「学ぶ意欲」の大切さです。 日本の高校では,勉強は「させられている」という意識で,半ば「いやいや」やっていま した。しかし,バーンサイド高校では,すべての生徒が「学びたい」という意思を持って毎 日学校に来ているので,そのことにとても刺激を受けました。 そんな kiwi(ニュージーランド人)や留学生達の中で,英語や数学,理科などはもちろん 異文化でありずっと興味を持っていたマオリ文化や自分の学びたい教科を学ぶことが出来て とても充実した生活を送ることが出来ました。 すべて,ファーストランゲージの日本語ではなく,英語で学ぶことは簡単なことでは無か ったですが,日々本物の英語に触れるうちに会話や相手の言っていることが理解できるよう になり,沢山の人と意見を交換することが楽しくなりました。 日本の中にも様々な考え方を持った人がいますが,一歩世界に出てみると自分の想像をは るかに超えて豊かな考え方を持っている人が沢山いました。自分とは違う考えの16歳と沢 山それぞれの国や文化について話し合って,改めて日本の良さに気づくことが出来ました。 本当に今回留学という貴重な体験が出来て良かったし,自分が成長する良いきっかけにな りました。 (2 年 2 組 石原 桃) まず,私はもっとニュージーランドにいたかったです。ホストファミリーに「帰らなきゃい けない」と言った時とても辛かったし,「何で帰るの?」とか「またニュージーランドに来る?」 とか言ってくれる度,すごく悲しくなりました。やっと友達と話したり笑ったりできるように なっていたから本当に辛かったです。 ニュージーランドに来て友達は皆「日本好き!」と言ってくれたけど,私はニュージーラン ドの方が好きです。なぜなら,皆フレンドリーで優しいし,私が話すネイティブではない英語 は聞き辛いはずなのに,みんな真剣に聞いてくれるし,よく話しかけてくれるし,もう本当に ただただ良い出会いが出来たという思いで一杯です。先生の言ったことをゆっくり簡単な英語 に変えてくれる友達やわざわざ紙に書いてくれる友達,放課後 Moodle(学校のウエブページ) の使い方を教えてくれる友達のおかげで,この3ヶ月が本当に充実したものになり,とても過 ごしやすくなりました。でも,友達を作ることや,外国で何かをする事は簡単ではないし,私 も最初はとても苦労しました。どちらかというと,この3ヶ月間,辛いことの方が多かったけ ど,友達のおかげで,それらを乗り越えることができ,成長の過程の1歩だと思うことができ ました。 日本にいるだけでは,絶対に学べなかったことがあったし,一生分の思い出を沢山作ること ができました。私はニュージーランドに行って本当に良かったと思いました。今は,本当に沢 山の方に感謝しています。 日中関係についても,日本にいたときとは,180度見方が変わり,日本にいたときの自分 が何でこう思っていたんだろうと反省しました。 3ヶ月では少なすぎて,私の英語力は変わらなかったけど,広高校から行った 6 人の中の誰 よりも努力したと言える自信があるので,結果はともかく努力した事については,自分の中で 進歩したと思えるようになりました。 この留学を終えた今,自分自身,凄く成長できたと思うし,両親の大きさを改めて感じるよ うになりました。 (2 年 2 組 藤井 真由子) 1月19日の出発から早3ヶ月を迎え,私の留学生活も終わりが近づきました。長いよう で,あっという間だった。3ヶ月,私にとってこの留学は一生忘れられない貴重な体験とな りました。家族に勧められて何となく留学,それも3ヶ月。かなりの覚悟がありました。 アナザースカイの世界に不安と心配,緊張でお腹が痛くなることがありました。何もかも が新しいことばかりで留学生活に慣れるのに時間がかかりました。しかし,私が想像してい た以上に留学というものは楽しかったです。家では,ホストファミリーの子供達と絵をかい たり,鬼ごっこ,かくれんぼをして遊んだり,元気で明るい子供達の笑顔が私の支えでもあ りました。 また学校に行けば,友達に会える喜びもありました。初めは,異なる国の人と話すことに 緊張し戸惑いがあり,なかなか友達を作ることができませんでした。しかし,毎日の少しず つの会話から日が経つうち仲良くなることができました。私が困っている時に助けてくれた 友達の存在は,とても心強かったです。 この留学を通して改めて親のいるありがたみを感じることができました。そして,私を支 えてくれたすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。3ヶ月,ニュージーランド留学を思 う存分楽しむことができました。今回の留学で感じたこと,学んだことを生かしてこれから 頑張りたいです。そして,もっと英語を勉強してまたニュージーランドに行きたいです。本 当にありがとうございました。 (2 年 4 組 道免 くるみ) 私は,ニュージーランドに3ヶ月短期留学しました。3ヶ月というのはとても短かったで すが,いろいろな体験ができました。まず留学で一番大切だと思ったのは,ホストファミリ ーとの関係です。ホストとの関係が良くないと自分の英語力も伸びないし,ストレスが溜ま り精神が不安定になってしまうからです。 私も最初の1ヶ月は別のホストと暮らしていました。しかしそのホストと上手くコミュニ ケーションが取れてなくて変えてもらうことにしました。最初の1ヶ月は,英語に自信がな くて話しにくかったという事もありました。またその家には猫がいて,ニュージーランドに 来る前から猫に対する好き嫌いを曖昧にしてしまったせいで一緒に暮らしていく中でだん だん嫌いになってきてしまい,ストレスが溜まってしまいました。このように自分の好き嫌 いをはっきりしておかないと自分に合ったホストファミリーに出会えないことが分かりま した。 次に自分から現地の生徒に話しかけないと仲良くなれないことが分かりました。中には, 優しい人もいて話しかけてくれるけど,ほとんど話しかけてくれないので積極的にしたほう がいいと思います。また英語を上手く話せるようになるためには,とにかく沢山話をしなく てはいけないということを学びました。始めは自信がないかもしれませんが,恥を捨てて一 生懸命伝えようとすれば相手も一生懸命聞いてくれます。 最後に,留学させてくれた両親に対しての感謝を忘れないことです。お金を払って,海外 へ勉強しに来ているので遊ぶだけでは駄目だなと思いました。また留学をする前には,海外 で暮らすことを甘く見ていました。留学する国のことについて調べなかったことであとで両 親に迷惑をかけてしまうことになりました。このように,両親はいつでも自分のわがままを 聞いてくれ助けてくれました。そんな両親に本当に感謝しています。留学は,英語だけでは なく人間性も成長できる良い体験だと思います。 (2 年 5 組 町田 萌)
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