普天間飛行場へのMV 22 オスプレイ配備に反対する決議

普天間飛行場へのMV 22 オスプレイ配備に反対する決議
MV 22 オスプレイの普天間飛行場への配備が早ければ今月 28 日にも実行される
ことが報道されている。
沖縄県民は9月9日にオスプレイ配備に反対する沖縄県民大会を開き、県民全体
でMV 22 オスプレイ配備反対を確認し日米両政府に要求している。それにもかか
わらず、日米両政府が県民の反対を無視し強行に普天間飛行場にMV 22 オスプレ
イを配備しようとしていることは、沖縄差別であり許しがたいことである。
同機は、開発段階から事故が相次ぎ、去る4月 11 日にもアフリカのモロッコで
2人が死亡、2人が重傷を負う墜落事故を起こしたばかりであり、安全性の問題が
強く指摘されている。
岩国基地から普天間飛行場への移動においては、市街地上空を飛行するとされて
おり、浦添市上空を飛行することも十分に予想され、市民・県民の命を危険にさら
すものであり、到底容認することはできない。
また、普天間基地にMV 22 オスプレイが配備されることは、基地の機能強化及
び固定化につながるものであり、断じて受け入れできるものではない。
よって、本市議会は、市民の生命、安全及び生活環境を守る立場から、普天間飛
行場へのMV 22 オスプレイ配備反対するとともに、下記事項について再度強く要
求する。
記
1 基地の機能強化及び固定化につながるMV 22 オスプレイの配備を断念する
こと
2 世界一危険な普天間飛行場を即時閉鎖し、運用を停止すること
3 普天間飛行場の早期返還、県外移設を実現すること
以上、決議する。
平成 24 年9月 28 日
沖縄県浦添市議会
あて先 米国務長官 米国防長官 駐日米国大使 在沖米国総領事