米軍HH 60 ヘリ墜落事故に関する抗議決議

米軍HH 60 ヘリ墜落事故に関する抗議決議
8月5日午後4時過ぎに米空軍嘉手納基地所属のHH 60 救難用ヘリコプター1機が宜
野座村のキャンプ・ハンセンに墜落した。墜落現場は、住宅地までは約2キロメートルで
一歩間違えれば住民を巻き込む大惨事となりかねない事故である。墜落直後に、石川警察
署や宜野座村が現場への立ち入りを求めたが、米軍は明確な理由を示さないまま拒否した 。
復帰後 41 年の間に米軍機の墜落事故は 45 件目となり、私たち県民にさらなる怒りと不安
を与えている。
現在、県民の騒音・環境問題等に対する怒りと不安は増幅され、墜落への恐怖は現実の
ものとなった。余りにも県民の声を無視し続ける両政府の対応は、言語道断で到底容認で
きるものではない。
よって、本市議会は、市民の生命、安全及び生活環境を守る立場から、今回の事故に強
く抗議し、下記の事項が速やかに実現されることを強く要求する。
記
1 HH 60 ヘリ事故の原因を究明し、その結果を速やかに公表すること
2 安全対策及び再発防止策が講じられるまでの間、HH 60 ヘリコプターを全面飛行中
止すること
3 日米地位協定を改定すること
以上、決議する。
平成 25 年8月 15 日
沖縄県浦添市議会
宛先 駐日米国大使 在日米軍司令官 在沖米国総領事
在日米軍沖縄地域調整官 嘉手納基地第 18 航空団司令官