2014年度社会福祉士・精神保健福祉士国家試験対策「国家試験受験者オリエンテーション」 学長からの受験生諸君への激励メッセージ Someday is today! (いつやるの、いまでしょ) 申し訳ありませんが、本日午後、愛知県医師会で講演するため、オリエンテーションは 欠席し、メッセージを原田正樹実習センター長に託します。受験勉強の参考にして下さい。 私が、皆さんにぜひお伝えしたいことは3点あります。 第1は、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験「合格」の意義をしっかり理解すること です。一言で言えば、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験現役合格は、社会福祉学部等 で4年間社会福祉学を学んだ証明=専門職として働くための「パスポート」になります。 逆に言えば、国家試験に不合格なら、せっかく内定した採用が取り消される悲惨な事態が 待っています。私のゼミ指導の経験では、このことをしっかり理解しないと、勉強に身が 入らず、「受験学力」が高くても国家試験に落ちてしまいます。 第2に、国家試験(1月24-25日)まで1か月余、「死にものぐるい」で、毎日、勉強し てください。「統計学的」には、国家試験の合格率は「受験学力」が高い学生や第1~4 回の模擬試験の点数の高い学生で高いのは事実です。しかし、私のゼミ指導の経験では、 年内の模擬試験が60点台でも、冬休み・正月休みに死にものぐるいで勉強し、「奇跡的」 に合格した学生が何人もいます。その際、勉強時間は1日8時間を目標にして下さい。た だし、1日10時間以上勉強すると、翌日に疲れが残るので止めてください。1月9-10日 の第4回模擬試験は、本試験の「度胸試し」にもなるので、必ず受けて下さい。 第3に、国家試験目前1か月余の「べからず」集・注意事項を5点述べます。 1.アルバイトは止めてください。特に、クリスマスと正月のアルバイトは厳禁です。 2.就職先未決定者は、国家試験終了まで求職活動を休止して下さい。医療・福祉分野で は、年明けにたくさんの募集が出るので、あせる必要はまったくありません。 3.受験生であることを自覚し、クリスマスと正月の「行事」は最低限にしてください。 下宿生で、実家では盛大な行事があるので落ち着いて勉強できそうもない場合には、 帰省せず下宿で勉強することをお奨めします。 4.生活スタイルを「夜型」から「朝型」に変えて下さい。最低限、夜は12時前に就寝し、 朝は7時には起床して下さい。夜型では試験当日の午前中、睡魔に襲われます。ちな みに、私は毎日夜9時に就寝し、朝5時に起床し、朝7時半には大学に来ています。 5.小さいことですが、試験当日の緊張性下痢対策としては「ストッパ」がお薦めです。 2014年12月12日 日本福祉大学学長 二木 立
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