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特別展 7/19 ~ 11/30
20
0
尾 3年
椎
骨 に発
穂別恐竜発掘 展
見
さ
れ
た
尾椎骨(複数)
右脛骨と腓骨
左 脛
骨
中足骨
趾骨(複数)
骨
腿
大 右 骨を
の
多数
2013 年の恐竜産状
(地層の下位から)
まだ埋まっていると
(骨格図は同じハドロサウルス科のオロロティタン)
考えられる部分
らも
分か
部
この
)
て、
っ
予定
よ
収
に
年回
発掘
(今
み
済
確認
第一次発掘(2013 年)で発掘した大腿骨など展示
第二次発掘(2014 年 9 月)の様子について
(9 月以降順次追加)
むかわ町立穂別博物館
北海道勇払郡むかわ町穂別 80-6
Tel 0145-45-3141
HP: http://www.town.mukawa.lg.jp/1908.htm
北海道
むかわ町穂別
協力 小林快次(北海道大学総合博物館)
後援 むかわ町立穂別博物館協力会
N
140°E
145°E
45°N
中川
小平
北海道
夕張
蝦夷層群
むかわ町
穂別
100 km
蝦夷層群の分布域と恐竜産地
首長竜 ホベツアラキリュウの全身
復元模型(穂別博物館)
えぞそうぐん
脛骨
ひ
・腓
骨
大腿骨
北海道中軸部の宗谷岬から浦河にかけて分布する蝦夷層群は、主に白亜紀の海で堆積した地層で、特に後期白亜紀(約
こせいぶつ
クビナガリュウ
9,900 万年から 6,600 万年前)の海生(海にすんでいた)古生物の首長竜やアンモナイトが産することで、とても有名です。
むかわ町穂別地区(旧穂別町)でも体長 8 メートルの首長竜;ホベツアラキリュウ(愛称ホッピー)が 1975 年に発見され、
穂別博物館に展示されています。これらは、恐竜時代の生き物ですが、蝦夷層群はほとんどが海でたまった地層なので、
陸生(陸で生きていた)の恐竜化石の産出は極めて稀です。これまでに、北海道から恐竜化石は中川町、小平町、夕張市
のそれぞれ 1 個体しか産していませんでした。また、それらは断片的な化石で、恐竜の全体像が分かるものは産していま
せんでした。
2003 年に旧穂別町に在住のコレクターが穂別博物
館に寄贈した化石は、正体不明の化石として収蔵さ
れていましたが、化石の表面の余分な岩石を取り除
く作業を約 2 年間おこなったところ、ハドロサウル
びついこつ
ス科恐竜の尾椎骨(尾の骨)であることが分かりま
尾椎
した。この尾椎骨が埋蔵していた地層の追加発掘を
骨
穂別博物館と北海道大学で 2013 年の 9 月~ 10 月に
かけておこなったところ、北海道では初めての恐竜
の全身骨格が埋蔵している可能性が極めて高いこと
2003 年に
発見された部位
が分かりました。2013 年の第一次発掘では、全身の
2013 年に
3 割程度を発掘しました。2014 年以降も発掘作業を
発見された部位
中足骨
継続していく予定です。
趾骨
この標本は全身の骨格が保存されていると考えら
れているので、北海道をはじめ、日本が世界に誇る
これまで確認された穂別産の恐竜化石のおおよその部位 恐竜化石として知られるようになるだろうと考えら
(図はロシアのオロロティタンの骨格を使用)
れています。
し
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札幌
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274
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131
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札幌から千歳経由で約2時間
道東道むかわ穂別 IC より約 20 分
至 稲里
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川
74
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74
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GS
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穂別中央
〒
GS
59
P
北
夕張
至 富内
500 m
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営業していませんのでご注意ください。
開館時間 9:30~17:00(最終入館 16:30)
休館日 月曜日・祝日の翌日・年末年始(7・8 月は無休)
入館料 個人 / 小 ~ 高校生:100 円 大人 300 円
団体 / 小 ~ 高校生:50 円 大人 200 円
※団体は 10 人以上 ※小学生未満は無料