SciFinder のアラート検索 2013 年 9 月化学情報協会アラート検索（Keep Me Posted Alert）は登録した検索式を定期的に実行させる機能です．アラート検索を用いると，文献や物質に関連した最新情報を簡単に追跡調査できます． 1. アラート検索の登録 (1) 検索実行後，右上の Create Keep Me Posted Alert ボタンをクリックする．（Create Keep Me Posted Alert ボタンをクリックできない場合，その検索は登録できない．）（登録可能な場合）（登録できない場合）次ページ画面へアラート検索の登録上限数：企業：最大 100 件/ID，大学：最大 50 件/ID 企業版 SciFinder をご利用の方へ： 1．クライアント版で作成したアラート検索は，手動で Web 版に再登録する必要がある（Web 版に自動的には移行されない）． 2．アラート検索利用の社内ルールは管理者に確認ください． -1– (2) 登録画面が表示される．登録画面左側には入力項目，右側には登録される検索式が表示される．入力項目検索式 (3) 画面左側の入力項目 4 点を入力し，Create をクリックすると，アラート検索が登録される． ① 登録名（日本語も可） ② 説明書き（日本語も可） ③ 検索実行期間（初期設定は 12 ヶ月） ④ 実行頻度チェックを外した場合，すでに得られた文献または物質情報が更新されると，再度その回答も得られる． -2– 2. ヒットした回答の確認 (1) アラート検索が実行され，回答がヒットした場合，あらかじめ登録されたメールアドレスに以下のようなメールが送信される（0 件のときは送信なし）． HTML メールの例最新 10 件分のタイトル（HTML メールのみ記載） (2) SciFinder にログインし，画面左上の Saved Searches から Keep Me Posted をクリックすると，アラート検索一覧が表示される．各検索で保存される回答は最大で直近の 20 回分である． (3)-1. 単一の実行日にヒットした回答の確認単一の実行日にヒットした回答を確認するには，検索実行日をクリックする．単一の実行日にヒットした回答の確認企業版 SciFinder をご利用の方へ：事前にメールアドレスの登録がないと実行記録が送信されないため，社内の SciFinder 担当の方にご自身のメールアドレスが登録されているか確認ください． -3– (3)-2. 複数の実行日にヒットした回答を一度に確認複数の実行日にヒットした回答を一度に確認する場合，回答にチェックをつけ，Combine をクリックする．回答間の演算方法が表示されるため，Combine を選択し，和集合を表示する．3 つ以上の回答の和集合作成も可能．回答の選択演算和集合演算実行複数の実行日にヒットした回答を一度に確認（和集合表示） -4– 3. ヒットした回答の保存 3～4 ページで紹介した確認手順で回答を表示し，画面右上の Save や Export ボタンで回答を保存することができる．アラート検索一覧に保存される回答は，検索式につき最大で直近 20 回分のため，必要に応じて回答を保存する．サーバーへの保存ダウンロード（PDF 形式，テキスト形式など） 4. ヒットした回答の共有（Link 機能） (1) 画面左上の Saved Searches から Keep Me Posted をクリックすると，アラート検索一覧が表示される． (2) 共有したい回答の Link ボタンをクリックすると回答の URL が表示される．これをコピーしメールで送信すれば，社内のユーザーに共有することができる．メールを受信した人は URL をクリックして SciFinder にログインすると，回答を確認できる．回答の共有（Link 機能）なお，回答が削除されると，共有相手も回答を確認できなくなるので注意する． -5– 5. アラート検索の変更 (1) 画面左上の Saved Searches から Keep Me Posted をクリックし，登録したアラート検索一覧を表示する． (2) 変更したいアラート検索の名前の右側にある Edit をクリックする．登録した検索式を確認する場合， Search Strategy をクリックする．アラート検索の変更検索式の確認 (3) アラート検索の編集画面では．次の 5 項目の変更が可能である．（①登録名，②説明書き，③アラート実行の可否，④検索実行期間，⑤実行頻度）変更し終えたら，Edit をクリックする．検索式は変更できないため，検索条件の変更は新たに登録を行うことが必要である（P 1～2）． ① 登録名（日本語も可） ② 説明書き（日本語も可） ③ アラート実行の可否「実行 or 一時停止」 ④ 検索実行期間 ※ 上記期間は変更日を基準とし，再設定 ⑤ 実行頻度 -6– 6. 期限切れのアラート検索への対応 (1) アラート検索最終日の２週間前，１週間前，前日にメールが配信される．そのままにしておくと質問式は削除され，あわせて対応する回答も削除される．電子メールの例 (2) 引き続き，同じアラート検索を実行する場合，アラート検索の変更（P 6）から検索実行期間を延長する．必要に応じて，削除される前に得られた回答を保存する（P 5）． 7. アラート検索の削除 (1) アラート検索を削除すると得られた回答も削除されるため，必要に応じて回答を保存する（P 5）． (2) 画面左上の Saved Searches から Keep Me Posted をクリックすると，アラート検索一覧が表示される． (3) 不要なアラート検索にチェックをつけ，Delete Selected をクリックする．アラート検索の削除 -7–