操作マニュアル

録音ブース基本操作手順
目次
[Ⅰ] 共通事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
∼
4
5
∼
6
(1)使用上の注意事項
(2)電源の投入
(3)機器構成
(4)システム構成
(5)ミキサーのボタン・ツマミ等の説明
[Ⅱ] MIC1 の音声を MD へ録音する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)ミキサーの設定
(2)マスタスピーカの設定
(3)TB マイクの設定
(4)録音ブース内の設定
(5)MD レコーダの設定
(6)録音開始
[Ⅲ] 録音した MD を再生する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)ミキサーの設定
(2)マスタースピーカの設定
(3)MD レコーダの設定
(4)ブース内スピーカで再生する場合
7
1
[Ⅰ] 共通事項
(1)使用上の注意事項
・機器の異常等に気付いた時は、すみやかにマルチメディア管理室の担当者に連絡してください。
・マルチメディア管理室で借用したヘッドフォン、ケーブル類は、終了後必ず返却してください。
・既接続のケーブル類の接続を変更した場合は、終了後元の接続に戻しておいてください。
・MD、CD 等持ち込んだ物品は忘れずに持ち返ってください。
・オーディオミキサーのフェーダ、モニタスピーカのボリュームは作業終了後、システム電源を切る前に
絞り込んでおいてください。
(2)電源の投入
・機器ラック扉キーでガラス扉を開ける。
システム電源
・機器ラックスイッチキーを電源スイッチに差込み、
右に廻してシステム電源を ON にする。
ガラス扉
(3)機器構成
オペレータラック
トークバック(TB)マイク
ミキサー
モノラル入力 :1=MIC-1、2=MIC-2、10=TB マイク
ステレオ入力 :ST1=CD プレーヤ、ST2=MD レコーダ
ST3=編集機(オーディオパッチ盤ナサール入力
に編集システムから接続された音源)
ビデオセレクタ
各編集システムからの映像を選択し、
ブース内モニタTVに送出
インカム親機(ヘッドセット、マイク付属)
各編集システム設置室のインカム子機との連絡用
オーディオパッチ盤
ミキサー入出力、各編集システムの音声入出力
マスタースピーカ
MD レコーダ
2
CD プレーヤ
ヘッドフォン
音声分配器
パワーディストリビュータ
録音ブース内
15 型液晶モニタTV
編集システムから送出された映像モニタ用
コンデンサマイクロフォン
MIC-1、MIC-2
モニタスピーカ
オペレータマイク音声等を聴取
カフフェ-ダ
MIC-1、MIC-2 に対応(ON-OFF 操作)
ヘッドフォン
オペレータマイク音声等を聴取
(4)システム構成
別紙「録音ブース
システム系統図」を参照
3
(5) ミキサーのボタン・ツマミ等の説明
モノ入力セクション
① LEBEL ツマミ:入力端子のレベル調整を行う。基本設定は[−60]。
② HIGH,MID,LOW ツマミ:高域・中域・低域の各イコライザ、基本設定は全て中点。
③ ON ボタン:フェーダの前にある信号の入・切スイッチ、このボタンが押されていないとフェーダでの
レベル調整はできず、マスター出力もされない。
④ PFL ボタン:押されている時、フェーダ前の信号をブース内ヘッドフォン、スピーカに出力する。
主にオペレータマイク使用時、マイクの入・切を行う。
⑤ L-R ボタン:押されている時、マスターL-R フェーダへ信号を送出する。
⑥ フェーダ:送出レベルの調整
ステレオ入力セクション
⑦ -10dBu ボタン:入力端子のレベル調整。基本設定は[+4dBu]
(押されていない時=+4dBu、押されている時=−10dBu)
⑧ HIGH,MID,LOW ツマミ:高域・中域・低域の各イコライザ、基本設定は全て中点。
⑨ ON ボタン:フェーダ前にある入・切スイッチ、このボタンが押されていないとフェーダでのレベル調
整ができず、マスター出力もされない。
⑩ PFL ボタン:押されている時、フェーダ前の信号をブース内ヘッドフォン、スピーカに出力する。
⑪ L-R ボタン:押されている時、マスターL-R フェーダへ信号を送出する。
⑫ フェーダ:送出レベルの調整
モニターセクション
⑬ MONITOR ボリューム:ブース内ヘッドフォン、スピーカへの送出音量を調整する。
マスターセクション
⑭ L-R フェーダ:マスター出力(MD レコーダ、ナサール出力、マスタスピーカ)への信号送出レベルの調
整。
⑦
⑧
①
②
⑬
③
④
⑤
⑭
⑥
⑨
⑩
⑪
⑫
4
[Ⅱ] MIC-1 の音声を MD へ録音する
(1)ミキサーの設定
MIC-1 入力セクション
・ ON ボタン押す。
・ L-R ボタン押す。
・フェーダを[0]位置まで上げる。
モニターセクション
・MONITOR ボリューム(ブース内ヘッドフォンおよび
スピーカへの送出音量)
をマーク位置まで上げる。
マスターセクション
・L-R フェーダを[0]位置まで上げる。
(2)マスタスピーカの設定
・L、R スピーカの CH2 ボリュームをマーク位置まで上げる。
(3)TB マイクの設定
TB マイク入力セクション
・ PFL ボタンが押されている間、TB マイク音声が、
録音ブース内のヘッドフォンおよびスピーカから流れる。
(録音ブース内に話し掛ける時以外は押さないようにする。)
5
(4)録音ブース内の設定
・MIC-1 をセットし、MIC-1 のカフフェーダを[ON]位置まで上げる。
・スピーカの CH2 ボリュームをマーク位置
まで上げる。
(5)MD レコーダの設定
MDのセット
録音可能
MD セット方向
誤消去防止ツメ
録音不可
各種ディスプレイ表示
録音不可の MD をセットし、
●
(REC)ボタンを押した
時のディスプレイ表示:[Protected]
録音可能な未録音の MD をセットした時のディスプレイ
表示:[Blank Disc]
6
MDの設定
①REC
LEVEL ボリュームを[7]にセットする。
②MD をセットし、
●
(REC)ボタンを押して、
録音待機状態にする。
ディスプレイ表示(録音待機状態)
③この状態で MIC-1 の音声レベルの確認を行う。
④液晶レベルメータが最大で[0db]振れるように
調整する。
(6)録音開始
上記(1)∼(5)の設定・調整がすべて完了したら、以下の要領で録音を開始する。
①MD レコーダの
(PAUSE)ボタンを押して、
録音待機から録音状態にする。
ディスプレイ表示(録音状態)
②ブース内へ開始のキューを出す。
7
[Ⅲ] 録音した MD を再生する
(1)ミキサーの設定
MD 入力セクション
・ ON ボタン押す。
・ L-R ボタン押す。
・フェーダを[0]位置まで上げる。
マスタセクション
・マスタ L-R フェーダを[0]位置まで上げる。
(2)マスタースピーカの設定
・L、R スピーカの CH2 ボリュームをマーク位置まで上げる。
(3)MD レコーダの設定
・MD をセットし、
( PLAY)ボタンを押して再生する。
(4)ブース内で再生する場合
・ブース内スピーカの CH2 ボリュームをマーク位置まで上げる。
・ミキサーモニタセクションの MONITOR ボリューム
をマーク位置まで上げる。
・ミキサーMD 入力セクションの
PFL ボタンが押されている間、
MD 音声が録音ブース内のヘッド
フォンおよびスピーカから流れる。