検査体制 - JF福島漁連

検査体制
相馬双葉地区に NaI検査機器5台、CsI検査機器1台
いわき地区に
NaI検査機器3台、CsI検査機器1台
を設置し、各市場においてスクリーニング検査を行っています。
NaI検査機器
ヨウ化ナトリウムを検出器に使用
したシンチレーション検査機
CsI検査機器
ヨウ化セシウムを検出器に使用し
たシンチレーション検査機
検査は、検出下限値が10Bq/kg前後となるようにしています。
検査員
検査は県水産試験場による研修を受けて、放射能の知識、検査技術
を習得した漁協職員が行います。
県水産試験場による放射能測定研修
研修を終了した人には、県漁連か
ら検査員の認定書が交付されます。
スクリーニング検査体制と出荷方針
自主基準
ゲルマニウム検査機器による精密測定の結果、50Bq/kgを超えた場合
1 漁協は出荷自粛
2 県漁連は県へモニタリング検査強化を要請
①出荷自粛した水揚物のモニタリング検査要請
②その後のモニタリング検査の重点実施を要請
スクリーニング検査
(簡易分析装置)
25Bq/kg超
水試へ検査
依頼
(国:100Bq/kg)
試験操業においては、自主基準を50Bq/kgとしてい
ます。50~100Bq/kgが危険だからではなく、万が一に
も国の基準値である100Bq/kgを超えるものを出荷し
ないようにするためです。
(国の出荷制限等指示)
100Bq/kg超
出荷自粛
モニタリング
検査強化
50Bq/kg超
出荷自粛
モニタリング
検査強化
ゲルマニ
ウム検査
機器によ
る精密測
定
「検査計画、出荷制限等の品目・区域
の設定・解除の考え方」(原子力災害
対策本部)に基づき、安全性が確認さ
れた場合は、出荷制限解除申請
(県 → 国)
国の出荷制限指示
の解除(国→県)
自粛解除の検討
50Bq/kg以下
出荷可能
25Bq/kg以下
50Bq/kg
出荷
※1ヶ月以上安定
して50Bq/kg以下
試
験
操
業
検
討
委
員
会
地
域
漁
業
復
興
協
議
会
組
合
長
会
議
自
粛
解
除
※条件
◇複数の場所において、1週間程度の間隔を開けて検査を実施。
◇過去に50Bq/kgを超過した当該魚種の検体が漁獲された場所では必ず検査する。
◇検査結果が安定して50Bq/kgを下回っていること