平成２６年１０月 第１０回 つくば市農業委員会総会議事録 日 時 平成２６年１０月１４日 場 所 つくば市役所 出 欠 席 席 委 委 午後１時３０分 ２階 ２０１会議室 員 １番 宮本 達也 ２番 杉田 雅光 ３番 鮏川 満雄 ４番 飯野 和男 ５番 赤田部 澄雄 ６番 中野 幸夫 ７番 中山 行生 ８番 飯島 雅弘 ９番 蛯原 昇 １０番 久松 美一 １１番 對崎 恒雄 １２番 鷹巣 利宗 １３番 成島 義明 １４番 冨田 寛一 １５番 木村 俊雄 １６番 髙野 武久 １８番 中山 義美 ２０番 谷田部 貞夫 ２１番 矢口 利男 ２３番 荒井 正隆 ２４番 遠藤 道夫 ２５番 豊島 一郎 ２７番 成島 昭治 ２８番 大塚 英明 １７番 坂入 誠 会長１９番 髙谷 榮司 ２２番 倉田 昌治 ２６番 坂入 勤 員 出席農業委員会事務局職員 農業委員会 事務局長 直江 常夫 農業委員会 課 長 蛯原 章 農業行政課 農政係長 沼尻 省治 農業行政課 農地係長 大野 敏寿 農業行政課 主 査 臼井 剛 農業行政課 主 査 飯泉 亮成 -1- １．本日の会議に付した事件 日程第１ 議事録署名委員の選任について 日程第２ 議案第１号 農地法第３条の規定による権利の設定，移転の許可について 議案第２号 農地法第４条の規定による許可について 議案第３号 農地法第５条の規定による権利の設定，移転の許可について 議案第４号 現況証明の発行可否について 議案第５号 買受適格証明の発行可否について 議案第６号 農業経営基盤強化促進法第１８条の規定による農用地利用集 積計画の決定について 議案第７号 平成２７年度つくば市農業施策に関する建議書（案）につい て 日程第３ 報告第１号 農地法第３条の規定による所有権移転の許可について 報告第２号 農地法第４条第１項第７号の規定による市街化区域内の農地 転用届出について 報告第３号 農地法第５条第１項第６号の規定による市街化区域内の農地 転用届出について 報告第４号 制限除外の農地の移動届について 報告第５号 農地法第１８条第６項の規定による通知について 報告第６号 農地等の現況に係る照会に対する回答について 農業委員会等に関する法律第５条及びつくば市農業委員会会議規則第６条により，職務 代理が議長を務める。 開議の宣告 議 【午後１３時３０分 長（大塚 開会】 英明） それでは，ただいまより総会を開会いたします。 委員総数２８名のところ，出席委員２４名でございます。定足数に達しておりますので， 平成２６年第１０回つくば市農業委員会総会は成立いたします。 日程第１ 議 議事録署名委員の選任について 長（大塚 英明） 日程第１議事録署名委員の選任についてですが，議長指名でよろしいかお諮りします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ -2- 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，異議なしと認め，議事録署名委員として議席９番 蛯原委員，議席１０番久松委員にお願いいたします。 書記は，事務局沼尻係長，山田主任にお願いいたします。 日程第２ 議 議案第１号，農地法第３条の規定による権利の設定，移転の許可について 長（大塚 英明） 続きまして，日程第２，議案第１号，農地法第３条の規定による権利の設定，移転の許 可についてを議題といたします。 事務局の提案説明を求めます。 事務局（農業行政課 臼井主査，飯泉主査） 議案第１号について朗読する。（別紙議案書のとおり） 議 長（大塚 英明） 只今，事務局の説明がありました。 谷田部地区分，提出番号４番については，取り下げがされましたので，議案より削除を お願いいたします。 地区ごとに調査を行っておりますので，調査委員の報告をお願いいたします。 豊里地区分について，中野委員お願いいたします。 中野委員 １０月８日に行った現地調査，並びに審議した結果について報告いたします。 提出番号１番については，自作地約１０９アール経営しており，世帯員等の常時従事者 は２名。主に，水稲・芝を作付けしている専業農家であり，申請地には，水稲を作付する 予定であります。周辺地域との関係については，迷惑等かけることなく協力しながら耕作 するため問題ありません。 よって，提出番号１番については，農機具等もあり，農地法第３条第２項各号には該当 しないため，許可要件のすべてを満たしていると考えますので，許可しても差し支えない と思われますが，なお一層各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 谷田部地区分について，宮本委員お願いいたします。 宮本委員 去る１０月９日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号２番については，自作地約１３２アール経営しており，世帯員の常時従事者は １名で水稲・野菜・果樹を作付けしている専業農家です。申請地には果樹を作付けする予 -3- 定であり，周辺地域については同一集落内における権利設定のため問題ありません。 提出番号３番については，自作地約２１３アール経営しており，世帯員の常時従事者は ２名で水稲・野菜・果樹を作付けしている専業農家です。申請地には果樹を作付けする予 定であり，周辺地域については農地の利用調整に協力し耕作するため問題ありません。 提出番号５番については，農業生産法人として新規の申請ですが，法人の代表役員でも ある専従営農者は以前より農業経営に携わっており，知人より借り受け，法人として農業 経営を開始するものです。 申請地には小麦を作付けする予定で，常時雇用として２名を雇い，農機具等については， 雇用者の所有機械を使用する予定です。 また，当該申請面積は，約１８アールのみでありますが，筑波地区・提出番号１３番・ １４番と同時申請となり，申請地の合計面積を合わせると５０アール以上となることから 下限面積の要件もクリアし，周辺地域についても周辺の環境に配慮し耕作するため問題あ りません。 提出番号６番については，自作地約３７３アール経営しており，世帯員の常時従事者は ２名で水稲・野菜・陸稲を作付けしている専業農家です。申請地には野菜を作付けする予 定であり，周辺地域については同一集落内における売買のため問題ありません。 提出番号７番については，自作地小作地合わせて約５８アール経営しており，世帯員の 常時従事者は２名で水稲・野菜を作付けしている兼業農家です。申請地には野菜を作付け する予定であり，周辺地域については同一集落内における権利設定のため問題ありません。 提出番号８番については，自作地小作地合わせて約７９アール経営しており，世帯員の 常時従事者は３名で水稲・野菜を作付けしている兼業農家です。申請地には野菜を作付け する予定であり，周辺地域については同一世帯内における権利設定のため問題ありません。 以上のことから，２番から８番については，農機具等も所有しており，農地法第３条第 ２項各号には該当しないため，許可要件のすべてを満たしていると考えますので，許可し ても差し支えないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 茎崎地区分について，久松委員お願いいたします。 久松委員 １０月７日に行った現地調査，並びに審議した結果について報告いたします。 提出番号９番については，自作地約８９アール経営しており，世帯員等の常時従事者は １名。主に，水稲・野菜を作付けしている専業農家であり，申請地には野菜を作付する予 定であります。周辺地域との関係については，協力しながら耕作するのため問題ありませ ん。 提出番号１０番については，申請人は農業生産法人であり，小作地約３３６アール経営 しており，常時従事者は３名。主に，ケール・にんじんの生産・販売・加工を行っており， 申請地にはケール・にんじんを作付する予定であります。周辺地域との関係については， 配慮しながら耕作するのため問題ありません。 -4- 提出番号１１番については，自作地約１５８アール経営しており，世帯員等の常時従事 者は２名。主に，水稲・野菜を作付けしている専業農家であり，申請地には野菜を作付す る予定であります。周辺地域との関係については，協力しながら耕作するのため問題あり ません。 よって，提出番号９番∼１１番については農機具等もあり，農地法第３条第２項各号に は該当しないため，許可要件のすべてを満たしていると考えますので，許可しても差し支 えないと思われますが，なお一層各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 大穂地区分について，冨田委員お願いいたします。 冨田委員 去る１０月７日に行なった現地調査，並びに審議結果について，報告いたします。 提出番号１２番については，自作地約８７アール経営しており，世帯員の常時従事者は ２名で水稲・野菜を作付けしている兼業農家です。申請地には水稲・野菜を作付けする予 定であり，周辺地域については同一世帯内における使用貸借権の設定のため問題ありませ ん。 以上のことから，１２番については，農機具等も所有しており，農地法第３条第２項各 号には，該当しないため，許可要件のすべてを満たしていると考えますので，許可しても 差し支えないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 筑波地区分について，鮏川委員お願いいたします。 鮏川委員 去る１０月８日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号１３番・１４番については，同一申請なので，一括して説明いたします。申請 者は市内に住所を置き新規で農業経営を開始する法人です。法人内の常時従事者は３名で， 申請地には水稲・小麦を作付けする予定です。なお谷田部地区・５番と同時申請でありま して，耕作面積の要件も問題は無いと思われます。 周辺地域については，同一集落内における使用貸借のため問題ありません。 提出番号１５番については，自作地約３２００アール経営しており，世帯員の常時従事 者は２名で水稲・野菜を作付けしている兼業農家です。申請地には野菜を作付けする予定 であり，周辺地域については，農地の利用調整に協力し耕作するため問題ありません。 以上のことから，１３番から１５番については，農機具等も所有しており，農地法第３ 条第２項各号には該当しないため，許可要件のすべてを満たしていると考えますので，許 可しても差し支えないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 -5- 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。以上で説明及び報告が終わりました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第１号に対する質疑を終結します。 これより，議案第１号を採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第１号は，原案のとおり許可すべきものと決定します。 議案第２号 議 農地法第４条の規定による許可について 長（大塚 英明） 続きまして，議案第２号，農地法第４条の規定による許可についてを議題といたします。 事務局の提案説明を求めます。 事 務 局（農業行政課 臼井主査 飯泉主査） 議案第２号について朗読する。（別紙議案書のとおり） 議 長（大塚 英明） 只今，事務局の説明がありました。 地区ごとに調査を行っておりますので，調査委員の報告をお願いいたします。 豊里地区分について，中野委員お願いいたします。 中野委員 １０月８日に行った現地調査，並びに審議した結果について報告いたします。 提出番号１番については，１０ｈａ以上の規模の一団の農地の区域内にある農地である ため，農地区分は第１種農地と判断しました。現在，申請人は，申請地の隣接に家族５人 で生活しておりますが，手狭であることや，老後の事を考え，現在の家は長男に贈与し， 夫婦二人の住まいを建築したいとの理由で申請されたものであります。転用することによ って周辺に及ぼす影響はないものと判断いたしました。また，都市計画法との協議も了し ております。 -6- よって，提出番号１番については，許可しても差し支えないと思われますが，なお一層 各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 大穂地区分について，冨田委員お願いいたします。 冨田委員 去る１０月７日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告をいたします。 提出番号２番については，1 ０ｈａ以上の規模の一団の区域指定内にある農地で区分は １種農地と判断いたしました。 市外から発生する建設残土にて盛土を行い，低地解消するために申請されたもので，２ ヶ月間の一時転用です。盛土に使う残土については，市外のホームセンター建設工事に伴 う発生残土を用いて５０ｃｍ土盛りする計画で，盛土完了後は野菜畑として作付けを行う 予定のため許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号３番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で区分は２種農地と判断い たしました。 申請者は，今般再生可能エネルギーによる電力の固定買取制度を利用すべく太陽光発電 事業を開始するため申請されたもので，総出力約３６キロワットの太陽光発電システムを 設置する予定です。 許可後の利用方法は，敷地内を敷均し，架台に太陽電池パネル１４４枚・パワーコンデ ィショナー６台を設置する計画で，資金関係については自己資金で賄う計画で，事業を行 う上でも必要なことから許可しても差し支え無いと思われます。 以上のことから，２番・３番については，１種・２種農地の例外基準に，該当しますの で許可しも差し支えないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。以上で説明及び報告が終わりました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第２号に対する質疑を終結いたしま す。 これより，議案第２号を採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ -7- 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第２号は，原案のとおり許可すべきものと決定いたします。 議案第３号 議 農地法第５条の規定による権利の設定，移転の許可について 長（大塚 英明） 続きまして，議案第３号，農地法第５条の規定による権利の設定，移転の許可について を議題といたします。 事務局の提案説明を求めます。 事務局（農業行政課 臼井主査，飯泉主査） 議案第３号について朗読する。（別紙議案書のとおり） 議 長（大塚 英明） 只今，事務局の説明がありました。 桜地区分，提出番号２５番は，議事参与案件に該当しますので，提出番号２５番を除い て，地区ごとに調査を行っておりますので，調査委員の報告をお願いいたします。 豊里地区分について，中野委員お願いいたします。 中野委員 １０月８日に行った現地調査，並びに審議した結果について報告いたします。 提出番号１番については，１０ｈａ以上の規模の一団の農地の区域内にある農地である ため，農地区分は第１種農地と判断しました。申請人は，不動産賃貸業を営んでいる市外 在住の個人であります。申請地は区域指定地内であり，周辺は宅地化が進んでいることか ら，より安定した家賃収入の確保及び相続税対策の効果を見込めると判断し，売買により 取得し共同住宅を建築したいとの理由で申請されたものであります。転用することによっ て周辺に及ぼす影響はないものと判断いたしました。また，都市計画法との協議も了して おります。 提出番号２番については，１０ｈａ以上の規模の一団の農地の区域内にある農地である ため，農地区分は第１種農地と判断しました。申請人は，市内在住の個人であります。申 請地は区域指定地内であり，周辺は宅地化が進んでいることから，より安定した家賃収入 の確保及び相続税対策の効果を見込めると判断し，売買により取得し共同住宅を建築した いとの理由で申請されたものであります。転用することによって周辺に及ぼす影響はない ものと判断いたしました。また，都市計画法との協議も了しております。 提出番号３番については，農地区分は農用地区域内農地であります。申請人は，市内に 本社を置き，建設業を営んでいる法人であります。今般，申請地隣接にで幼稚園を経営し ている学校法人より，こども園の新築工事を受注したことに伴い，隣接している申請地を 転用許可を得ずに，仮設事務所用地として使用してしまっていたため，それを是正すべく 始末書添付で申請されたものであります。敷地内には２階建てプレハブ１棟，仮設トイレ， -8- 駐車スペース部分には鉄板を敷き使用します。平成２７年３月３１日までの一時転用であ り，例外許可基準の一時的にな利用に供するために行われるものであって，当該利用の目 的を達成する上で当該農地を供することが必要であると認められる場合であって，かつ， 農振整備計画の達成に支障を及ぼすおそれがないと認められる場合に該当します。 よって，提出番号１番∼３番については，許可しても差し支えないと思われますが，な お一層各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 谷田部地区分について，宮本委員お願いいたします。 宮本委員 去る１０月９日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号４番から８番については，受人が同一の申請人で同一事業であることから一括 してご説明いたします。 農地区分は，宅地と畑が混在する小集団の農地で農地区分は第２種農地と判断いたしま した。 申請者は，再生可能エネルギーによる電力の固定買取制度を利用すべく太陽光発電事業 を開始するため申請されたもので，太陽光発電システム・約７０３キロワット分のパネル を設置する予定です。許可後の利用方法は，敷地内を敷均し，架台に太陽電池パネル２８ １４枚・パワーコンディショナー５０台を設置する計画で，資金関係については金融機関 からの融資で賄う計画です。また，周囲はフェンスで囲み，入口を施錠管理する予定で事 業を行う上でも必要なことから許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号９番については，1 ０ｈａ以上の規模の一団の区域内にある農地で農地区分は 第１種農地と判断いたしました。 申請者は，申請地に隣接する同一集落内において自動車板金塗装業並びに中古自動車販 売業を営む個人事業者ですが，現在使用している既存の車輌置場だけでは大幅に不足して しまい，これまでも自宅敷地の一部に駐車させるなどの対応を取っておりましたが，今後 も事業拡大をする計画で，事業に支障を来たしてしまうことから新たに車輌置場用地とし て申請されたものです。 許可後の利用方法は，敷砂利とし，雨水は敷地内浸透とした上，普通自動車１２台を駐 車する計画で，周囲はフェンスで囲み保安管理する予定で，事業を行う上でも必要なこと から許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号１０番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で上下水道が完備されて おり，５００ｍ以内に医療施設が２つ以上あるため農地区分は第３種農地と判断いたしま した。 申請者は，市内に本社を置き，不動産管理並びに飲食店の経営を主体とする法人ですが， 申請地に隣接する市街化区域内で経営されている飲食店の既存駐車場だけでは週末を中心 に大幅に不足してしまい，周辺住民や一般車両の通行に支障を来し，迷惑をお掛けしてし まうことから来客者及び従業員用駐車場用地として新たに申請されたものですが，農地法 -9- の許可を受けずに無断で使用しておりましたのでそれを是正すべく始末書付きの申請をす るものです。 許可後の利用方法は，敷砂利とし，雨水は敷地内浸透とした上，普通自動車１６台を駐 車する計画で，周囲は単管パイプにて囲み安全面も考慮する予定で，利便性も良く，事業 を行う上でも必要なことから許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号１１番については，1 ０ｈａ以上の規模の一団の区域内にある農地で農地区分 は第１種農地と判断いたしました。 申請者は，申請地の隣接地に本社を置き，圧力容器並びに関連機器の製造販売を主体と する法人ですが，これまで賃借していた駐車場が契約更新に伴い，条件が折り合わず土地 所有者に返還し閉鎖することから，社用車及び従業員用駐車場用地として新たに申請され たものです 許可後の利用方法は，アスファルト舗装並びに敷砂利とし，雨水は敷地内処理とした上， 普通自動車３８台を駐車する計画で，周囲はフェンスにて囲み安全面も考慮する予定で， 利便性も良く，事業を行う上でも必要なことから許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号１２番については，1 ０ｈａ以上の規模の一団の区域内にある農地で農地区分 は第１種農地と判断いたしました。 現在，申請事業者は，萱丸一体型特定土地区画整理事業において，平成１２年度より事 業施工をしておりますが，区画整理地内の造成工事に伴い，工事作業ヤード並びに仮設道 路用地として，平成２７年３月３１日まで一時転用をしたいとの理由で申請されたもので あります。 許可後の利用方法は，申請地の現況土３０センチを掘削し，工区内に農地への復元土と してストックし，その後，畑は整地し，田は，区画整理地内の工事発生土を１メートルを 盛土した後，双方とも１５センチの敷砂利を転圧し，敷鉄板を設置する計画で，擁壁やガ ードレール並びに進入防止柵を設置し，安全面を考慮した上，雨水については排水路を通 して一級河川・谷田川へ放流する計画であり，事業を行う上でも必要なことから許可して も特に問題は無いと思われます。 なお，事業終了後は盛土部分を撤去し，ストックしてある復元土を用いて復旧させ，水 田並びに野菜畑として作付けする計画となっております。 提出番号１３番については，1 ０ｈａ以上の規模の一団の区域内にある農地で農地区分 は第１種農地と判断いたしました。 申請者は，申請地に隣接する同一集落内において自動車運転代行業を営む個人事業者で すが，これまで賃借していた事業所並びに車輌置場が契約更新に伴い，土地所有者から返 還するよう求められ閉鎖することから，新たに車輌置場用地として申請されたものです。 許可後の利用方法は，敷砂利とし，雨水は敷地内浸透とした上，普通自動車８台を駐車 する計画で，周囲はロープで囲み保安管理する予定で，事業を行う上でも必要なことから 許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号１４番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で農地区分は第２種農地 と判断いたしました。 申請者は，現在，市内に家族４人で住んでおりますが，将来のことを考え申請地を兄よ り受贈し，自己用住宅を建築するもので，資金関係については金融機関からの融資と自己 - 10 - 資金で賄い，都市計画法との協議は了しております。 提出番号１５番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で上下水道が完備されて おり，５００ｍ以内に医療施設が２つ以上あるため農地区分は第３種農地と判断いたしま した。 申請者は，全国的に中華料理の飲食店を展開する法人で，申請地においても同様の店舗 として事業拡大を図るため申請されたものです。 許可後の利用方法は，アスファルト舗装とし，雨水は敷地内浸透とした上，店舗として 木造平屋建１棟・更衣室として軽量鉄骨平屋建１棟・従業員駐車場並びに来客者駐車場と して普通自動車３２台を駐車，建設する計画で，周囲をフェンスで囲み管理し，資金関係 については自己資金で賄い，都市計画法との協議は了しております。 提出番号１６番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で上下水道が完備されて おり，５００ｍ以内に医療施設と教育施設が２つ以上あるため農地区分は第３種農地と判 断いたしました。 申請者は，現在，市外の借家に親子４人で住んでおりますが，将来のことを考え申請地 を取得し，自己用住宅を建築するものですが，譲渡人が農地法の許可を受けずに無断で一 部使用しておりましたのでそれを是正すべく始末書付きの申請をするものです。 資金関係については金融機関からの融資と自己資金で賄い，都市計画法との協議は了し ております。 提出番号１７番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で農地区分は第２種農地 と判断いたしました。 申請者は，申請地の隣接地において一般廃棄物の運搬・収集を主とする清掃管理会社を 設立し，経営をしておりますが，これまで使用している既存の駐車場だけでは大幅に不足 してしまい，業務に支障を来していることから不足している駐車台数分について賃借させ てもらいたいとの会社からの申し出を受け，貸駐車場用地として申請されたものです。 許可後の利用方法は，敷砂利とし，雨水は敷地内浸透とした上，普通自動車８台を駐車 する計画で，周囲はロープにて囲み安全面も考慮する予定で，利便性も良く，事業を行う 上でも必要なことから許可しても特に問題は無いと思われます。 提出番号１８番については，宅地と畑が混在する小集団の農地で農地区分は第２種農地 と判断いたしました。 申請者は，現在，市外の借家に親子３人で住んでおりますが，将来のことを考え申請地 を取得し，自己用住宅を建築するもので，資金関係については金融機関からの融資と自己 資金で賄い，都市計画法との協議は了しております。 以上のことから，４番から１８番については，第１種・２種農地の例外許可基準及び第 ３種農地の基準に該当しますので，許可しても差し支えないと思われますが，尚一層各委 員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 茎崎地区分について，久松委員お願いいたします。 - 11 - 久松委員 １０月７日に行った現地調査，並びに審議した結果について報告いたします。 提出番号１９番については，上下水道が完備されており，５００メートル以内に２以上 の医療施設及び教育施設があることから，農地区分は第３種農地と判断しました。申請人 は，貸人である母の意向を受け，土地の有効利用を図るべく，再生可能エネルギーによる 電力の固定買取制度を利用し，太陽光発電事業を開始するため申請されたものです。許可 後の利用方法は，敷地内を敷きならし，架台に太陽電池パネル２１６枚，パワコン９台を 設置し，５５．０８キロワット発電する計画で，資金関係については銀行からの融資で賄 う計画です。また，雨水については敷地内自然浸透処理とし，周囲はフェンスで囲み，土 砂等の流出を防ぎます。転用することによって周辺に及ぼす影響はないものと判断いたし ました。 提出番号２０番については，農用地区域外の農地であり，甲種・第１種及び第３種いず れの要件にも該当しないため，農地区分は第２種農地と判断しました。申請人は，貸人の 意向を受け，土地の有効利用を図るべく，再生可能エネルギーによる電力の固定買取制度 を利用し，太陽光発電事業を開始するため申請されたものです。許可後の利用方法は，敷 地内を敷きならし，架台に太陽電池パネル２１６枚，パワコン９台を設置し，５５．０８ キロワット発電する計画で，資金関係については銀行からの融資で賄う計画です。また， 雨水については敷地内自然浸透処理とし，周囲はフェンスで囲み，土砂等の流出を防ぎま す。転用することによって周辺に及ぼす影響はないものと判断いたしました。 よって，提出番号１９番・２０番については，許可しても差し支えないと思われますが， なお一層各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 大穂地区分について，冨田委員お願いいたします。 冨田委員 去る１０月７日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告をいたします。 提出番号２１番については，１０ｈａ以上の規模の区域指定内にある農地で，区分は第 １種農地と判断いたしました。 申請者は，現在市外の借家に家族２人で住んでおりますが将来のことを考え，母より申 請地を借り受け自己用住宅を建築するもので，資金関係については自己資金及び金融機関 からの融資で賄い，都市計画法との協議は了しております。 提出番号２２番については，１０ｈａ以上の規模の区域内にある農地で，区分は第１種 農地と判断いたしました。 申請者は，市内で自動車修理・販売業を営む法人でありますが，修理依頼の増加により 業務に支障を来たしていたことから新たに車両置場として借り受けるものです。 許可後の利用方法は，砂利敷とし，展示車両３０台・回送車１台を駐車する計画で，事 業を行う上でも必要なことから許可しても特に問題は無いと思われます。 以上のことから，２１番・２２番については，１種農地の例外基準に，該当しますので， - 12 - 許可しも差し支えないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 筑波地区分について，鮏川委員お願いいたします。 鮏川委員 去る１０月８日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号２３番については，集落内に隣接する小集団の農地で農地区分は２種農地と判断 いたしました。 申請者は，市内で不動産貸付業を経営をする個人であり，申請地を売買により取得し， 太陽光発電システム・約５７キロワット分のパネルを設置する予定です。許可後の利用方 法は，敷地内を敷均し，架台に太陽電池パネル２５５ワット２２４枚・パワーコンディシ ョナー５台等の設備を設置する計画で，資金関係については自己資金と金融機関からの融 資で賄う計画です。また，周囲はフェンスで囲み施錠管理する予定で事業を行う上でも必 要なことから許可しても特に問題は無いと思われます。 以上のことから，２３番については，２種農地の例外基準に該当しますので，許可して も差し支えないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 桜地区分について，飯野委員お願いいたします。 飯野委員 去る１０月９日に行なった現地調査，並びに審議結果について２５番を除く２４番につ いて報告いたします。 提出番号２４番については，宅地と畑が混在する農地で上下水道が完備されており，５ ００ｍ以内に教育施設・医療施設が２つ以上あるため区分は３種農地と判断いたしまし た。 申請者は，隣接地に本社を置き，建設業を主とする法人ですが，事業拡大に伴い申請地 を借り受け資材置場兼駐車場として申請するもので，一部を農地法の許可を受けずに無断 で使用していたことからそれを是正すべく始末書付きで申請するものです。 許可後の利用方法は，敷砂利とし，雨水は敷地内浸透とした上，従業員用車両２台・ト ラック４台・営業車１台，コンテナ１台，足場用資材等を置く計画です。周囲をフェンス で囲み保安管理する予定で，事業を行う上でも必要なことから許可しても特に問題は無い と思われます。 以上のことから，２４番については，３種農地に該当しますので，許可しても差し支え ないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 - 13 - 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。以上で説明及び報告が終わりました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第３号にに対する質疑を終結いたし ます これより，議案第３号を採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第３号は，原案のとおり許可すべきものと決定いたします。 続きまして，提出番号２５番を御審議願うわけですが，農業委員会等に関する法律第２ ４条の規定により矢口委員の退席を求めます。 （矢口委員 議 長（大塚 退席する） 英明） 提出番号２５番について，飯野委員の調査報告をお願いいたします。 飯野委員 提出番号２５番については，宅地と畑が混在する区域指定地内の農地で上下水道が完備 されており，５００ｍ以内に教育施設・医療施設が２つ以上あるため区分は３種農地と判 断いたしました。 申請者は，現在市内の借家に家族４人で住んでおりますが，将来のことを考え申請地を 取得し自己用住宅を建築するものです。資金関係については自己資金及び金融機関からの 融資で賄い，都市計画法との協議は了しております。 以上のことから，２５番については，３種農地に該当しますので，許可しても差し支え ないと思われますが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。 以上で報告が終わりました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 - 14 - ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて提出番号２５番に対する質疑を終結いた します。 これより，提出番号２５番を採決します。 本案を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第３号，提出番号２５番を原案のとおり許可すべきものと決定い たします。 矢口委員の復席を求めます。 （矢口委員 議案第４号 議 復席する） 現況証明の発行可否について 長（大塚 英明） 続きまして，議案第４号，現況証明の発行可否についてを議題といたします。 事務局の提案説明を求めます。 事務局（農業行政課 臼井主査 飯泉主査） 議案４号について朗読する。（別紙議案書のとおり） 議 長（大塚 英明） 只今，事務局の説明がありました。 地区ごとに調査を行っておりますので，調査委員の報告をお願いいたします。 谷田部地区分について，宮本委員お願いいたします。 宮本委員 去る１０月９日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号１番については，昭和５３年より宅地として使用しており，資産税課の課税台 帳も宅地課税となっております。 提出番号２番については，昭和５５年より宅地として使用しており，現在も事務所用地 として利用しております。 以上のことから，１番・２番については証明しても差し支えないと思われますのが，な お一層各委員の御審議をお願いします。 - 15 - 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 筑波地区分について，鮏川委員お願いいたします。 鮏川委員 去る１０月８日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号４番については，平成５年頃より山林状態であり，現在も山林として利用して おります。 提出番号５番については，平成５年以前より山林状態であり，現在も山林として利用し ております。 以上のことから，４番・５番については証明しても差し支えないと思われますのが，な お一層各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 桜地区分について，飯野委員お願いいたします。 飯野委員 去る１０月９日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号５番については，昭和４７年頃より不耕作状態で，現在山林として利用してお ります。 以上のことから，５番については証明しても差し支えないと思われますのが，なお一層 各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。以上で説明及び報告が終わりました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第４号に対する質疑を終結いたし ます。 これより，議案第４号を採決いたします。 本案を証明発行可とすることに御異議ございませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ - 16 - 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第４号は，証明発行可とすることに決定いたします。 議案第５号 議 買受適格証明の発行可否について 長（大塚 英明） 続きまして，議案第５号，買受適格証明の発行可否についてを議題といたします。 事務局の提案説明を求めます。 事務局（農業行政課 飯泉主査） 議案第５号について朗読する。（別紙議案書のとおり） 議 長（大塚 英明） 只今，事務局の説明がありました。 地区ごとに調査を行っておりますので，調査委員の報告をお願いいたします。 豊里地区分について，中野委員お願いいたします。 中野委員 １０月８日に行なった現地調査並びに審議した結果について報告いたします。 提出番号１番については，自作地・小作地併せて約５２アール経営しており，常時従事 者は３名。主に，芝を作付けしている兼業農家であり，申請地には芝を作付する予定であ ります。周辺地域との関係については，周辺に配慮し，迷惑をかけずに耕作するため問題 ありません。 よって，提出番号１番については農機具等も所有しており，農地法第３条第２項各号に は該当しないため，許可用件のすべてを満たしていると考えますので，証明を発行しても 差し支えないと思われますが，なお一層各委員の御審議をお願いします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） 谷田部地区について，宮本委員お願いいたします。 宮本委員 去る１０月９日に行なった現地調査，並びに審議結果について報告いたします。 提出番号２番については，自作地小作地合わせて約１４４アール経営しており，世帯員 の常時従事者は２名で水稲・野菜を作付けする兼業農家であり，公売参加予定地には野菜 を作付けする予定です。 周辺地域については，申請地が同一集落内で，周辺環境に配慮し耕作するため問題あり ません。 以上のことから，２番については，農地法第３条第２項各号には該当しないため，許可 要件のすべてを満たしていると考えますので，証明を発行しても差し支えないと思われま - 17 - すが，尚一層各委員の御審議をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。以上で説明及び報告が終わりました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第５号に対する質疑を終結いたしま す。 これより，議案第５号を採決いたします。 本案を証明発行可することに御異議ございませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第５号は，証明発行可することに決定いたします。 議案第６号 農業経営基盤強化促進法第１８条の規定による農用地利用集積計画の決定に ついて 議 長（大塚 英明） 続きまして，議案第６号，農業経営基盤強化促進法第１８条の規定による農用地利用集 積計画の決定についてを議題といたします。 事務局の提案説明を求めます。 事務局（農業行政課 飯泉主査） 農業基盤強化促進法第１８条の規定による農用地利用集積計画の決定についてご説明い たします。 こちらは，市長より平成２６年９月２６日付けで農用地利用集積計画の決定を求められ ておりますので内容について御説明いたします。 番号毎に説明を行う（別紙議案書のとおり） 提出番号１番から１６番については、先般，１０月９日に行われました谷田部地区の現 地調査において，現地を確認し，審議した結果，農業基盤強化促進法第１８条第３項各号 に該当していることを確認しておりますので御審議の程，宜しくお願いいたします。 - 18 - 議 長（大塚 英明） 只今，事務局の説明がありました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第６号に対する質疑を終結します。 これより，議案第６号を採決します。 本案を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第６号は，原案のとおり決定いたします。 議案第７号 議 平成２７年度つくば市農業施策に関する建議書（案）について 長（大塚 英明） 続きまして，議案第７号，平成２７年度つくば市農業施策に関する建議書（案）につい てを議題といたします。 農業政策専門委員会鷹巣委員長に提案説明を求めます。 農業政策専門委員会鷹巣委員長 議案第７号平成２７年度つくば市農業施策に関する建議書（案）について御説明申し上 げます。 本日提案いたしました内容は，委員各位より寄せられました意見・要望を，農業政策専 門委員会において審議検討し，建議書（案）としてとりまとめたものです。 建議内容は５項目で，１基本農政の確立対策，２農地の保全と有効利用対策，３担い手 ・経営対策の強化，４農業委員会制度・組織改革について，５その他となっています。 １の基本農政の確立対策から説明いたします。 ここでは食育教育の推進についてと農業の 6 次産業化による経営発展についてを要望し ています。 学校給食への地元農産物の利用と，子供達と生産者の交流の促進を図ることによって， 食育教育を推進することを要望しています。 6 次産業化については，地域資源を活用し雇用拡大と所得向上が期待されることから， 具体的な事業計画作成指導や技術指導，加工施設建設費の支援を要望しています。 次に２農地の保全と有効利用対策についてです。 ここでは，遊休農地・耕作放棄地の解消を図るため，耕作放棄地再生利用緊急対策交付 金に加え，つくば市独自の支援制度の構築を要望しています。 ３担い手・経営対策についてです。 - 19 - ここでは，認定農業者や地域の担い手に対し経営管理能力の向上や経営の近代化，法人 化の推進，新規就農支援制度の拡充を要望しています。 ４農業委員会制度・組織改革については，農業委員の選挙制度や選任制度の廃止が叫ば れていますが，地域に密着し実情を把握している者が就任すべきとの要望をしています。 また，必要な経費の確保と実務に精通した職員の配置について併せて要望しています。 ５その他ですが，安定的な農産物搬出体制の整備と，農村集落の交通条件改善及び地域 の活性化に貢献するため，農道整備を要望しています。 以上が平成２７年度つくば市農業施策に関する建議書（案）の内容になっております。 慎重なる御審議よろしくお願いいたします。 なお，決定後１０月３０日に市長へ提出することとなっています。 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。 只今，鷹巣委員長の説明がありました。 御質問，御意見がありましたらお願いいたします。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 御異議なしの声がございましたので，これにて議案第７号に対する質疑を終結します。 これより，議案第７号を採決します。本案を原案のとおり決定することに御異議ありま せんか。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ 議 長（大塚 英明） 異議なしと認め，議案第７号，原案のとおり決定いたします。 議 長（大塚 英明） 続きまして，日程第３，報告案件，報告第１号から第６号について，説明を省略いたし ますが，御質問，御意見はございませんか。 （質問・意見 議 長（大塚 なし） 英明） 御質問・御意見がないようですので，報告第１号から第６号まで，御承認をお願いいた します。 ＜「異議なし」と呼ぶ者あり＞ - 20 - 議 長（大塚 英明） 次に，１０月５日に行われました，結婚支援事業，カップリングパーティーについて， 担い手対策専門委員会久松委員長より，ご報告があります。 久松委員長よろしくお願いいたします。 久松委員長 担い手対策専門委員会より今年度の「カップリングパーティー２０１４」を，１０月５ 日（日）に実施いたしましたのでご報告いたします。 当日はあいにくの荒天にもかかわらず，男性１４名・女性１７名の合計３１名による「横 浜重慶飯店中華ランチとベイクルーズ」を実施し，４組のカップルが誕生いたしました。 担い手対策専門委員会としても，今後のカップルの動向を確認しながら見守っていきた いと考えております。 以上で報告を終わります。 議 長（大塚 英明） ありがとうございました。 カップルになられた方の今後の状況を見守っていきたいと思います。 閉会の宣言 議 長（大塚 英明） 以上をもちまして，本日の日程は，すべて終了いたしました。 慎重審議ありがとうございました。 以上で，平成２６年第１０回総会を閉会いたします。 この後については，事務局より，事務連絡があります。 それでは，事務局お願いいたします。 【午後１４時４４分 - 21 - 閉会】
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