特定非営利活動法人JETOみやぎ 第 3 期 事業報告 (平成 25 年 5 月 1 日から平成 26 年 4 月 30 日まで) 作成日:2014 年 4 月 30 日(水) 2011 年 5 月に株式会社清月記の菅原裕典社長を発起人に、 「3.11 東日本大震災で両親を失った 孤児の支援プロジェクト」として設立・スタートした「JETO みやぎ」は、賛助会員、全国から多 数のご寄付、そして理事会役員の方々に支えられ 3 期目も無事事業を完遂することができました。 対象となる震災孤児も当初の 87 名から、3 期目は 11 名が 20 歳を迎えたことから、76 名となり、 「生活・教育支援金」10 万円も支給することができました。 震災から 3 年が経過して風化の恐れを感じておりましたが、ここにいらっしゃいます皆さまの お力で、JETO みやぎの活動の認知度は益々広がりを見せております。 例えば、7 月には童話・衣装作家の沓澤小波様と世界的ピアニストのフジコ・ヘミング様が JETO みやぎの趣旨に賛同され、チャリティの作品展を開催されました。仙台フィルハーモニー管弦楽 団様はじめ、アーティストの皆さまの活動の場でのチャリティ支援も多くいただきました。 世界の子供たちのために活動する民間奉仕団体「国際キワニス財団」日本地区様からは今回、 大学に進学されている JETO みやぎの子どもたち 7 名に別途支援をいただきました。 今期は、 「認定NPO法人」取得を目指し、2013 年 12 月に所轄庁である仙台市に申請書類を提 出致しました。国から確固たる組織体として認められる NPO となることで、ステイタス向上、税 の優遇といった支援者の皆さまのメリットに繋がり、さらに多くの支援の輪を広げられるよう、 現在仙台市のアドバイスをいただきながら進めております。震災の風化は時の移ろいと共に残念 なことですが否めない現実問題として認めなければいけません。幸い、前述のように JETO みやぎ は多くの皆さまからの支援をいただいておりますが、しかし、将来においてもなお、安定した事 業展開を行っていくためにも、来期の大きな目標はまずこの認定を取得するよう鋭意取り組んで まいります。
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