<申請の手引き>

平成26年度
静岡市スマートハウス普及促進補助金
<申請の手引き>
平成 26 年4月
静岡市
環境局
環境創造部
環境総務課
<目 次>
1.事業の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.申請の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3.補助の対象
(1)補助対象者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
(2)補助の条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
(3)補助対象経費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(4)交付に当たっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
4.申請の手続き
(1)申請者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(2)申請フロー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(3)申請書の提出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(4)交付の決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(5)補助事業の着手・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(6)補助事業の実績報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(7)補助金額の交付確定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(8)補助金の請求・支払・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
5.申請の変更、中止又は廃止・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
6.発電量等の報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
7.大規模災害時における自主防災組織等への協力・・・・・・・・・・・6
8.構成機器の管理や処分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
9.補助金の返還・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
10.Q&A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
1.事業の目的
本市では、近年増加傾向にある住宅における温室効果ガスの削減や電力ピー
クシフトの促進、また、災害時においても自立的エネルギーを確保するために、
太陽光発電システムや家庭用燃料電池等とホーム・エネルギーマネジメントシ
ステムを組み合わせたスマートハウスを面的に整備し、環境に配慮した安全・
安心なまちづくりを推進していきます。
◎スマートハウス
太陽光発電システムとホーム・エネルギーマネジメントシステム(※両機
器必須)を導入し、かつ家庭用燃料電池または蓄電池(※一方又は両方でも
可)(これらの機器を以下「構成機器」といいます。)を導入したエネルギー
を効率的に使う戸建住宅をいいます。
2.申請の期間
平成 26年4月1日~平成 27年3月 31 日まで
※ 平成 27年3月 31 日までに、戸建住宅の引き渡しが完了しない方につ
いては、申請を行う際に必ず報告してください。報告がない場合は、補
助金の交付を受けられない場合もあります。
※ 提出書類の不備等により、申請受付が遅れる可能性もありますので、戸
建住宅の建設・購入を決めた場合は速やかに申請してください。
3.補助の対象
(1)補助対象者
①モデル地区において、スマートハウスを建築、又は静岡市スマートハウ
ス普及促進モデル地区認定事業実施要綱(以下「実施要綱」といいます。)
第5条の規定により認定を受けた事業者(以下「認定事業者」といいま
す。)から購入する方
②市町村民税を滞納していない方
③静岡市暴力団排除条例に規定された暴力団員等又は暴力団員の配偶者で
ない方
モデル地区
実施要綱により認定を受けた地区
(2)補助の条件
次に掲げるすべての条件を満たす方に補助金を交付します。
1
①本市が必要な範囲において報告を求め、又は現地調査を行おうとすると
きは、正当な理由なく拒まないこと。
②住宅に居住してから2年間、太陽光発電システム等(補助対象機器含む)
による発電量、電力使用量、売電収入、省エネルギーの効果(アンケー
トを予定)等について、報告すること。
③大規模災害などの発生により、電力会社からの電力の供給が途絶え、復
旧の見通しが立たない場合に、自らの避難生活に要する電力を確保した
上で余力電力があった場合は、お住まいの自主防災組織等(近隣の方等)
の通信機能の確保や医療救護の為に電力を提供するよう努めること。
④補助対象機器を善良な管理者の注意をもって管理し、スマートハウスの
ために使用すること。また、財産を処分する場合は、必ず本市に報告す
ること。
(3)補助対象経費
補助対象経費は、下記の機器費用と設置に係る工事費用(機器設置と一体
不可分の工事に限る。)です。ただし、消費税は除きます。なお、対象機器を
いずれも設置した場合の補助対象経費については、合算した額となります。
対象機器
①
家庭用燃料電池
要件等
対象経費
一般社団法人燃料電池普及促 機器費用と設置に係
進協会が実施する民生用燃料 る工事費用(機器設置
電池導入緊急対策補助事業に と一体不可分の工事
おいて補助対象システムとし に限る。)の1/3
て指定されている機器
※ 上限 30 万円
②
※
蓄電池
一般社団法人環境共創イニシ
アチブが実施する定置用リチ
ウムイオン蓄電池導入促進対
策事業において対象機器とし
て登録されている機器
機器費用と設置に係
る工事費用(機器設置
と一体不可分の工事
に限る。)の1/3
※ 上限50 万円
ただし、補助金額が補助対象経費から国、県又はその他の補助金等の合
計額を除いた金額を上回る場合には、除いた後の額を補助金額とします。
(4)交付にあたっての留意事項
平成 26年度の交付総額は 2,000 万円です。
申請は先着順に受け付け、予算が無くなり次第終了となります。
なお、申請内容に不備がある場合は、不備が修正された時点での受付とし
ます。
2
※
受付を終了した日に、郵送により複数の申請書が送付された場合には抽
選となります。
4.申請の手続き
(1)申請者
戸建住宅を建築する方
申請は、戸建住宅の建築主など、補助対象者が行ってください。なお、
事務手続きについては、補助対象設備を販売する事業者等が代行すること
もできます。
建売住宅を購入する方
申請は、建売住宅の購入者である補助対象者が行ってください。なお、
事務手続きについては建売住宅供給者等が代行することもできます。
(2)申請フロー
予定
申請
時期等
静岡市
補助対象者
申請期間
受付
申請書提出
平成 26年4月1日~
審査
平成 27年3月 31 日
交付決定
交付決定
交付決定通知受領
事業着手
(工事開始又は引き渡し)
事業変更等
実績報告
随時
受付
変更・廃止・中止
審査
申請書提出
承認決定
承認通知書受領
事業完了後
事業完了
(戸建住宅引き渡し)
受付
実績報告提出
審査
請求
交付確定
確定通知受領
確定通知受領後
受付
請求書・同意書
すぐ
審査
提出
補助金交付
補助金受け取り
支払
【供用開始後】
アンケート等
随時
受領
提出
3
アンケート等提出
(3)申請書の提出
申請を行うときは、次に掲げる必要書類を「静岡市環境局環境創造部環境総
務課」宛てに提出してください。提出は、郵送・持参ともに受け付けます。持
参する場合は、平日の9時から 17 時までにお願いします。
<申請に必要な書類>
書
類
名
備
考
①
交付申請書兼誓約書
(様式第1号)
・静岡市の定める様式を使用してください。
②
スケジュール
・補助事業の実施スケジュールを提出してください。
③
④
住宅の立面図及び平 ・構成機器の位置が確認できるものを提出してくだ
面図
構成機器の仕様書
⑦
・構成機器の仕様を確認することができる書類(カ
タログ等)を提出してください。
構成機器の見積書等
・構成機器の金額が確認できるもの(見積書等)を
提出してください。
・建売住宅を購入する場合は、構成機器の内訳費用
が分かるものとしてください。
・工事費用を含む場合は、機器の設置に係る工事の
内訳費用が分かるものとしてください。
位置図及び公図
・補助事業の実施場所が分かるものを提出してくだ
⑤
⑥
さい。
さい
納税証明書
・現在お住まいの区役所等で交付を受けてください。
(4)交付の決定
申請受付は、先着順となります。その後、速やかに市の審査を行い、交付を
決定した場合は、申請者へ交付決定通知書を送付します。
(5)補助事業の着手
交付決定通知書を受け取ったのち、補助事業に着手してください。交付決定
通知を受け取る前に事業着手をすると、補助が受けられなくなりますのでご注
意ください。
なお、「補助事業の着手」とは、次のことを指します。
戸建住宅を建築する方
補助対象機器の設置工事を行うこと。(すでに建築に取り掛かっていても、
対象機器の設置前であれば構いません。)
4
建売住宅を購入する方
建売住宅の引き渡しを行うこと。
(6)補助事業の実績報告
事業が完了したときは、次に掲げる必要書類を「静岡市環境局環境創造部
環境総務課」宛てに提出してください。提出は、郵送・持参ともに受け付け
ます。持参する場合は、平日の9時から 17 時までにお願いします。
<申請に必要な書類>
書
①
類
名
実績報告書
備
考
・静岡市の定める様式を使用してください。
(様式第5号)
②
スマートハウスの所 ・登記事項証明書(全部事項証明書に限ります。)又
有者が確認できる書
はスマートハウスの所有者(請負契約又は売買契
類
約と領収書など)が分かる書類を提出してくださ
い。
③
住宅の平面図
④
構成機器の仕様が確 ・構成機器の仕様を確認することができる書類(カ
認できる書類
タログ等)を提出してください。
⑤
構成機器の設置を確 ・各構成機器の写真を提出してください。
認できる写真
⑥
補助対象機器の領収 ・補助対象機器の領収書(設置に要する費用がある
書
場合は、その内訳が分かるようにする)の写し
・支払年月日、支払者、支払金額が確認できるもの
を提出してください。
⑦
住民票の写し
・現在お住まいの区役所等で交付を受けてください。
なお、
「補助事業の完了」とは、建築又は購入のいずれの場合においても、系
統連系を完了した上で住宅の引き渡しを完了することを指します。
(7)補助金額の交付確定
実績報告書等を本市が受領し審査した後に、内容が適当であると認められ
るときは、補助金の交付確定額を記載した補助金交付確定通知書を補助対象
者へ送付します。
5
(8)補助金の請求・支払
補助対象者は、交付確定通知書を受け取った日から起算して 30 日以内に
「スマートハウス取得費補助金請求書」と「同意書」を「静岡市環境局環境
創造部環境総務課」宛てに提出してください。提出は、郵送・持参ともに受
け付けます。持参する場合は、平日の9時から 17 時までにお願いします。
5.申請の変更、中止又は廃止
提出した補助事業の内容を変更、中止又は廃止しようとするときは、速やか
に次に掲げる必要書類を「静岡市環境局環境創造部環境総務課」宛てに提出し
てください。提出は、郵送・持参ともに受け付けます。持参する場合は、平日
の9時から17時までにお願いします。
<申請に必要な書類>
書
①
②
類
名
備
考
変更・中止・廃止承 ・静岡市の定める様式を使用してください。
認申請書
(様式第3号)
その他必要な書類
・構成機器等を変更する場合は、その内容が分かる
書類を提出してください。
6.発電量等の報告
補助金の交付を受けた方は、居住開始から2年間、構成機器の発電量、電力
使用量、売電収入、省エネルギーの効果等について報告して頂きます。
補助金の交付確定を通知する際、書類を送付しますので必ず報告してくださ
い。報告が無い場合は、補助金を返還して頂くこともあります。
7.大規模災害時における自主防災組織等への協力
大規模災害などの発生により、電力会社からの電力の供給が途絶え、復旧の
見通しが立たない場合に、自らの避難生活に要する電力を確保した上で余力電
力があった場合は、お住まいの自主防災組織等(近隣の方等)の通信機能の確
保や医療救護の為に電力を提供するよう努めてください。
なお、協力する内容については、マニュアルを別途配布しますので、ご参照
ください。
8.構成機器の管理や処分
補助金の交付を受けた方は、補助対象機器を【図1】に定める期間、適正に
管理をしてください。
6
なお、補助対象機器やスマートハウスを処分しようとする場合には、あらか
じめ【図2】に掲げる必要書類を「静岡市環境局環境創造部環境総務課」宛て
に提出してください。提出は、郵送・持参ともに受け付けます。持参する場合
は、平日の9時から17時までにお願いします。
※ 処分する場合は、
「9.補助金の返還」に該当する場合がありますのでご注
意ください。
【図1】
<補助対象機器の使用年数>
家庭用燃料電池
定置用リチウムイオン蓄電池
10年
6年
【図2】
<申請に必要な書類>
書
①
類
名
財産処分承認申請書
(様式第9号)
備
考
・静岡市の定める様式を使用してください。
9.補助金の返還
補助金の交付を受けた方が、次のいずれかに該当する場合は、補助金の返還
をしていただく場合があります。また、返還する補助金の額は、次の表のとお
りとなります。
①静岡市スマートハウス普及促進補助金交付要綱に違反した場合
②補助金を、補助対象機器を設置する目的以外の用途で使用した場合
③静岡市暴力団排除条例に規定された暴力団員等又は暴力団員の配偶者に該当
した場合
④補助対象機器を処分した場合
<返還する補助金の額>
該当する
区
分
算
定
方
式
補助対象年度から返還決定年度までの年数
①
補助金額×
1-
別表1に定める年数
②、③
補助金全額
補助対象年度から処分した年度までの年数
④
補助金額×
1-
別表1に定める年数
7
10.Q&A
Q
なぜモデル地区内で建築、販売されたスマートハウスのみが対象となりま
すか?
A
現在、スマートハウスの普及は進んでいるものの、本市においては、その
多くが個別に建てられており、面的にスマートハウスが整備された地区はあ
まりありません。
そのため、本市では、地域防災の核として期待ができるモデル地区をより
多く形成するため、導入の支援をするものです。
Q
A
なぜ、家庭用燃料電池や蓄電池を導入しなければならないですか?
この補助金は、温室効果ガスの削減や電力ピークシフトの促進、また災害
時においても自立的エネルギーを確保することを目的としています。
この目的を達成するために、天候などにより太陽光発電システムが発電し
ない場合においても安定的に発電を行うことができる家庭用燃料電池や、電
気を蓄えることにより災害時においても電力供給が可能となる蓄電池の導
入を進めるものです。
Q
A
今年の4月にスマートハウスを建築したのですが、補助申請していない場
合は対象にならないのですか?
すでに建築してしまったスマートハウスは対象となりません。対象となる
スマートハウスは事業着手を行っていないことが条件となります。
Q
構成機器は中古品でも対象となりますか?
A
構成機器については、すべて未使用の機器としてください。
Q
太陽光発電に対する補助を受け取ってもいいですか?
A
Q
A
太陽光発電に対する補助金を受け取っても構いません。
本市では、太陽光発電に対する補助を行っていますので、是非ご活用くだ
さい。
書類の不備があった場合は、どのようにしたらいいですか?
書類を受け取った後、速やかに審査を行いますので、審査を行う過程で不
備が見つかった場合は、本市より速やかに連絡します。連絡の後、不備内容
に対する対応をお願いします。
8
Q
A
Q
全て補助対象者が申請を行わなければならないのですか?
補助対象者が事業者(機器販売事業者や建売供給事業者など)に事務手続
きの委任をすることができます。
なぜ2年間、発電量などを報告するのですか?
A
本市では、スマートハウスの優位性や面的整備を行うことによる効果を検
証していくため報告をお願いするものです。
Q
なぜ災害が発生した場合は、自主防災組織等に協力するのですか?自らを
犠牲にしても協力しなければならないですか?
A
災害が発生した場合は、行政などの支援体制(公助)が整うまでにある程
度時間を要します。それまでは、自身やご家族の安全確保を最優先(自助)
にしたうえで近隣住民が助け合って(共助)避難生活をしていただくことと
なります。
そのため、この補助金を受けたから協力するのではなく、みなさまができ
る範囲の中で助け合うことが重要です。
スマートハウスに居住される方については、それ以外の方に比べ災害時に
おいても電力の確保が期待できるため、電力の提供についてご協力をお願い
するものです。
なお、自主防災組織等への協力にあたっては、自らの避難生活に必要な電
力を確保した上で可能な範囲の中でお願いするものであります。
また、支援内容については別途マニュアルをお渡ししますのでご参照くだ
さい。
Q
A
申し込みに必要な書類などは、どこで受け取ることができますか?
静岡市ホームページから取得することができます。インターネットを利用
できない方は、静岡市環境総務課へお問い合わせください。
9
●問合せ先
静岡市環境局環境創造部環境総務課
〒420-8602
静岡市葵区追手町5番1号
TEL:054-221-1077
FAX:054-221-1492
URL:http://www.city.shizuoka.jp/deps/kankyou-soumu/index.html