講義アンケートについて (基礎数理 IB: 2014 年度) 2014 05/30 担当 竹野 概要 回答は、小さい紙を講義の最初に配って、それに「講義に対する意見、質問」を 自由に書いてもらって講義の最後に提出してもらいました。 木曜 3 限 (機械・環境) はアンケート回答者は 27 名 (受講者 32 名中 84.4%) で、 内訳は • 白紙や特になし: 14 名 (回答者の 51.9%、全受講者の 43.8%) • 不満や要望のみ: 2 名 (回答者の 7.4%、全受講者の 6.3%) • 肯定的意見のみ: 9 名 (回答者の 33.3%、全受講者の 28.1%) • 不満と肯定的意見: 1 名 (回答者の 3.7%、全受講者の 3.1%) • 質問のみ: 1 名 (回答者の 3.7%、全受講者の 3.1%) 金曜 1 限 (情報・建築) はアンケート回答者は 20 名 (受講者 20 名中 100.0%) で、内訳は • 白紙や特になし: 18 名 (回答者の 90.0%、全受講者の 90.0%) • 不満や要望のみ: 1 名 (回答者の 5.0%、全受講者の 5.0%) • 肯定的意見のみ: 1 名 (回答者の 5.0%、全受講者の 5.0%) となっています。 両者を合わせて、かつ重複も数えれば、 • 肯定意見 + 特になし: 43 名 (回答者の 91.5%、全受講者の 82.7%) • 否定意見: 4 名 (回答者の 8.5%、全受講者の 7.7%) のようになりますので、肯定的な学生が多いことになりますが、過去の学生の意 見を採り入れて「高校に近い」講義方法を採用していることもその理由の一つだ ろうと思います。昔の講義は以下のような形式でした。 • ノートだけで閉じたもの (完結したもの) になるように板書にすべてを書く 1 • 問題の解法も多少は行なうが、現在よりは少なく、むしろ理論の解説、方法 の解説に重点を置く • 問題演習は学生の自主性にゆだねる • 板書のスピードも現在よりかなり速い • 必ずしも教科書に沿った形で講義をしない 大学ではむしろこのような講義が一般的であり、それにはそれなりの理由もあり ます。早く高校までのような受身の学習法から脱却し、大学の能動的な学習スタ イルを身につけてもらいたいと思っています。 書かれていたこと • 不満や要望 – 楽しいが質問しづらい (ME 1) – 字を少し大きく丁寧に書いて欲しい (ME 1) – 進度はもう少し早くてもいい (IA 1) • 肯定的な意見 – 分かりやすい (ME 4) – 最初の復習問題がよい (ME 3) – 進度が丁度よい (ME 2, IA 1) – 静かでよい (ME 1) – 難しくなくてよい (ME 1) – 板書の字が見やすい (ME 1) • 質問 – 数学を勉強するときに気をつけた方が良いことは何か (ME 1) (ME: 機械・環境クラス、IA: 情報・建築クラス、数字は人数) 不満や要望、質問に対する回答は、以下参照。 • 講義アンケートのページ http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/math/lecture/enquete/enquete-niit.html 2
© Copyright 2024 ExpyDoc