赤道直下のグリーンフロートにおける砂耕稲作の第3回研究フォーラム ~ 課題の具体化に向けて ~ 秋田県立大学が参画しているスーパー連携大学院の事業の中に「グリーンフロート構想(GF)-やさしく 暮らす、未来 -植物質な未来都市構想- 環境アイランド GREEN FLOAT」があります。熱帯の人工浮 島での食料生産の一環としての稲作の技術的課題を対象に、 「赤道直下の GF における砂耕稲作の研究」の フォーラムが 2011 年 11 月以来取り組まれてきました。熱帯海上に設置される直径 3km の人工島での数万 人の知的生活を食の基盤の側面と、田園風景による精神的側面から支えるイネ生産技術を、日本に蓄積され た研究・技術を活用して作り上げる作業となります。そこで、赤道直下の環境での栽培を想定したイネの品 種開発の話題と、GF でのイネ栽培技術の具体化に向けた論議を焦点に、第3回フォーラムを以下の要領で開 催することとしました。多くの教員・学生のみなさまの参集と積極的なご提案をお願いいたします。 記 と き:2014 年 3 月 18 日(火)14:00~17:30 ところ:秋田県立大学大学院棟 M109 プログラム 14:00-14:10 インド洋(スリランカ西海岸) 開会あいさつ 小林 淳一 秋田県立大学理事・副学長 14:10-15:10 ゲノム解析に基づく広域適応性イネ開発の展望 (グローバル化時代と地球温暖化に適したイネゲノム育種の経緯と今後の応用) 富田 因則 静岡大学グリーン科学技術研究所 教授 15:10-15:40 グリーンフロートでのイネ生産技術の骨格と技術課題 ( 「人工水田の機能と構造」 、 「対暑性、耐塩性品種」 、 「砂耕での作期・生育調節」 、 「雑草、病害虫対策」 、 「肥料・水」などの項目で、GF で想定されるイネ生産技術要素の選定、組み立ておよび研究開発について提案) 森田 弘彦・永澤 信洋 秋田県立大学生物資源科学部 15:40-15:50 ― 休 憩 ― 15:50-17:15 総合討論:GF でのイネ生産技術イノベーション課題の具体化をめぐって 前項での「提案」を「技術イノベーション」と「ビジネスモデル」の観点から討議 17:15-17:30 17:30 今後の進め方 閉 会 連絡先:秋田県立大学生物資源科学部生 物 生 産 科 学 科 森 田 弘 彦 [email protected] (事前申し 込み不要です) グリーンフロート模型(提供:清水建設株式会社)
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