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試験問題
第2回
南アフリカワイン検定
注意事項
・ 試験時間は 45 分間とします。
・ 解答用紙に受験番号、氏名をお書きください。
・ 解答用紙はそのままにして退出してください。
・ 問題用紙はお持ち帰りください。
・ 試験中のご質問には一切お答えいたしません。
実施日
2014 年 11 月 9 日(日)
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問1
「南アフリカワイン協会」
(WOSA)は、世界市場に向けてワインの輸出促進を目的とし、
ワイン生産者によって組織された協会である。WOSA と生産者の努力により、1992 年と
2012 年の統計を比較すると、この 20 年間で輸出量は大きく伸びたことが解る。下記から
正しい文章を選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) 1992 年には 22 万 hℓ であった輸出量は、2012 年には 417 万 hℓ となった。
(2) 1992 年には 22 万 hℓ であった輸出量は、2012 年には 836 万 hℓ となった。
(3) 1992 年には 12 万 hℓ であった輸出量は、2012 年には 417 万 hℓ となった。
(4) 1992 年には 12 万 hℓ であった輸出量は、2012 年には 836 万 hℓ となった。
問2
下記の( A )と( B )に当てはまる言葉を解答用紙に書きなさい。
「人種差別の象徴とされた人種隔離政策( A )は苦難の歴史を経て 1990 年代に全廃さ
れた。この民族融和のスローガンを掲げ、1994 年に黒人初の大統領となったのが、
( B )
大統領である」
問3
南アフリカで最も栽培面積の大きな赤ワイン用品種を下記から選び、解答用紙に記号で答
えなさい。
(1) ピノタージュ
(3) カベルネ・ソーヴィニョン
(2) シャルドネ
(4)
メルロ
問4
次の説明に当てはまる品種を下記から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
「南アフリカで栽培されるようになったのは 18 世紀で、近年は冷涼なワイン産地に適応し
た品種として大幅に増加傾向にある。白ワイン用では 3 番目に栽培面積が大きい品種」
(1) シュナン・ブラン
(3) ヴィオニエ
(2) シャルドネ
(4) ソーヴィニョン・ブラン
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問5
ピノタージュの交配に使用されたサンソーの当時の呼び名と交配された年号を選び、解答
用紙に番号で答えなさい。
A. サンソーの当時の呼び名
(1) シラー(シラーズ)
(3) ハーミタージュ(エルミタージュ)
(2) ピノ・ノワール
(4) グルナッシュ
B. ピノタージュが交配された年
(1) 1925 年
(3) 1945 年
(2) 1935 年
(4) 1955 年
問6
南アフリカはワインツーリズムが盛んである。フランス人が入植し、グルメの街として知ら
れるワイン産地を下記から選び解答用紙に番号で答えなさい。
(1) パール
(3) ケープタウン
(2) フランシュック・ヴァレー
(4) ケープ・アギュラス
問7
ケープタウンはアジアにスパイスを求めるヨーロッパ人の寄港地として創られた町である。
次の A から C までの説明に合う言葉を選び、解答用紙に番号で答えなさい。
A. 多種多様な民族が共存しており、公用語も 11 ある。宗教もキリスト教徒の他、ヒンズ
ー教徒、イスラム教徒が多い。このように多彩な民族国家を象徴するニックネーム。
B. ケープタウンの象徴ともなっている山の名前。
C. ヨーロッパ人が最初に上陸した半島の名前。
(1) ケープ・オブ・グッド・ホープ
(4) ケープ・オブ・ロベン
(2) マプングブエ
(5) マロティ・ドラケンスバーグ
(3) レインボー・ネーション
(6) テーブルマウンテン
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問8
南アフリカのワイン産業に従事する生産者の自然環境と労働環境を守る姿勢は他の国の模
範となっている。2002 年には、発展途上国において不当な労働を強いられている人々の労
働条件を改善することを目的とした、国際組織の倫理貿易イニシアティブに基づき、ワイン
関連労働者の条件改善を掲げた組織ができた。この組織の名前を選び、解答用紙に番号で答
えなさい。
(1) WIETA
(2) BWI
(3) BEE
問9
次の説明で正しいものには(○)、誤っているものには(×)を解答用紙に書きなさい。
A.1899 年から 1910 年にかけアングロ=ボーア戦争が起こり、南アフリカはオランダか
ら独立した。
B.1918 年に発足した、ぶどう栽培農家が会員となったコーポラティヴ(共同生産集
団)によるワイン生産団体は DISTELL である。
C.南アフリカの代表品種のルビー・カベルネは、1925 年ペロード教授によって開発
された交配種である。
D.1970 年代に入ると国内最初のステレンボッシュ・ワインルートができ、ワインツ
ーリズムが盛んになってきた。観光と食文化とワイン産業が一体となった動きで
ある。
E.南アフリカにおけるアペラシオンの立法である、WO(ワイン・オブ・オリジン)
が制定されたのは 1990 年のことである。
問 10
ぶどう栽培に関して、1992 年と 20 年後の 2012 年と比較して大きく変わった事柄は
どれか、正しいものを選び解答用紙に番号で答えなさい。
(1) 赤ワイン用品種の栽培比率が増えた。
(2) 全体の栽培面積が 2 倍以上に広がった。
(3) 交配種のピノタージュの栽培が見られなくなった。
(4) 伝統的なシュナン・ブランが大きく増えた。
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問 11
次の中から南アフリカで主にブランデーの原料に使われる品種を選び、解答用紙に番
号で答えなさい。
(1) ユニ・ブラン
(3) メルロ
(2) ソーヴィニョン・ブラン
(4) コロンバール
問 12
ロバートソン地区で造られたワインが高い評価を得たことで有名になった品種を選
び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) ソーヴィニョン・ブラン
(3) カベルネ・ソーヴィニョン
(2) シャルドネ
(4) ピノタージュ
問 13
オーストラリアを代表する品種で、南アフリカでも栽培面積が増え、赤ワイン用品種
としてカベルネ・ソーヴィニョンに次ぐ栽培面積のある品種を選び、解答用紙に番号
で答えなさい。
(1) ピノ・ノワール
(3) サンソー
(2) メルロ
(4) シラーズ
問 14
1980 年ステレンボッシュのワイナリーで造られた「ルビコン」が高い評価を得、追随
するワイナリーが増えた。この新しいスタイルのワインは一般的にどのように呼ばれ
ているか、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) ボルドー・ブレンド
(3) キャップ・クラシック
(2) ケープ・ブレンド
(4) カルトワイン
問 15
2000 年頃から生まれた新しいスタイルのワインで、最低 30%、最大で 70%までピノター
ジュを使うことが義務付けられている。ワインのスタイルを選び、解答用紙に番号で答えな
さい。
(1) ボルドー・ブレンド
(3) キャップ・クラシック
(2) ケープ・ブレンド
(4) カルトワイン
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問 16
ワイン品質保証シール、サスティナビリティーシールそして WIETA が一緒になったシー
ルは次のうちどれか。解答用紙に番号で答えなさい。
(1)
(3)
(2)
(4)
問 17
次のラベルを見て問に答えなさい。
A. このワインの WO 産地名(District)がある地域名(Region)を下記から選び、解答用
紙に番号で答えなさい。
(1) クレイン・カルー
(3) ケープ・サウス・コースト
(2) オリファンツ・リヴァー
(4) コースタル・リジョン
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B. このワインに使用されているぶどう品種は最低何%以上使われていなければならない
か。正しいものを下記から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) 75%
(3) 85%
(2) 80%
(4) 90%
問 18
南アフリカには WO で認定されたワインが生産されている州が 5 州ある。その中で最
も生産量が多い州は次のうちどれか、解答用紙に番号で答えなさい。
(1)
クワズール・ナタール州
(2) 北ケープ州
(4) 西ケープ州
(5) リンポポ州
(3) 東ケープ州
問 19
原産地呼称制度の WO(WINE OF ORIGIN)の構造は地域の広い州単位から、小域にまで
4 段階に分かれています。次の図で A に当てはまる産地の構造を選び、解答用紙に番号で
答えなさい。
州域
地域
地区
A
(1) District
(2)Ward
(3)Geographical Unit (4)Region
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問 20
下の地図を見て答えなさい。
A. ㉔の産地名を次から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) ウスター
(3) ケープ・ポイント
(2) タイガーバーグ
(4) プレテンバーグ・ベイ
B. ⑲の産地名を次から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) スワートランド
(3) エルギン
(2) タルバック
(4) パール
C. ⑮の産地名を次から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) ウォーカー・ベイ
(3) ブレードクルーフ
(2) ウェリントン
(4) カリッツドープ
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D. ⑤の産地名を次から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) ステレンボッシュ
(3) ウォーカー・ベイ
(2) コンスタンシア
(4) スウェレンダム
E. ㉕の産地名を次から選び、解答用紙に番号で答えなさい。
(1) タイガーバーグ
(3) ロバートソン
(2) クレイン・カルー
(4) ケープ・ポイント
問 21
次の A から E までの説明に当てはまる産地名を(1)から(10)より選んで、解答用紙
に番号で答えなさい。
A.その形と色から、
「真珠」と呼ばれる名前が付いた大きな花崗岩の山の麓に畑が広がる
産地。歴史的にもまた生産量に於いても重要なワイン産地で、1918 年から続くKWV
本社がある。
B. 中心の都市は「オーク樹の街」の意味を持ち、歴史の古いオランダの植民地時代の建造
物「マナーハウス」が多く残っている。適度な降雨量と水はけの良い土壌など多様性の
あるテロワールによって有名なワイナリーが多くある。
C. 広大なスワートランド地区の東に位置する内陸の産地で、ぶどう畑の他、果樹園や小
麦畑なども広がっている。近年この地でワイン造りを始めた人々によって、シラーズや、
メトード・キャップ・クラシックによるスパークリングワインで有名になった。
D. フランスのユグノー派の人々によって開かれた産地で、シュナン・ブランから造られ
るスパークリングワインは古くからの歴史を持っている。
E.この産地内にある小地区のフルーネクルースは大西洋から 10km ほどに位置し、冷涼な
海風の影響を受け、非常に優れた品質のソーヴィニョン•ブランで知られるようになっ
た。
(1)ケープ・ポイント
(6)ケープ・アギュラス
(2)フランシュック・ヴァレー
(7)パール
(3)タルバック
(8)ステレンボッシュ
(4)オーヴァーバーグ
(9)ルツヴィル・ヴァレー
(5)ロバートソン
(10)ダーリン
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問 22
検定公式テキストブック「南アフリカワインのすべて」に掲載されている、ワイナリー名を
「2 つ」解答用紙に書きなさい。(原語、カタカナ いずれも可)
問 23
<小論文>
下記のような内容のどれかを盛り込んで、「南アフリカの観光、または南アフリカワイン」
に関して 200 字程度にまとめなさい。

「南アフリカワインのすべて」Part3 で印象に残ったワイナリーについての説明。

WOSA の活動についての説明。

南アフリカの環境維持のためにワイナリーが取り組んでいる事柄についての説明。

南アフリカの食とワイン文化について、ワインツーリズムについての説明。
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