翻訳英文法副教材 第1講

翻訳英文法副教材
第1講
○英文の構造
英 文 = 文 の 要 素 ( S, V, O, C) + 修 飾 語 ( M)
<問1>関係代名詞と関係副詞の使い分けは?また、疑問代名詞と疑問
副詞の違いは?
which か where か 。
This is the place (
) I first met her.
This is the place (
) I have long wanted to visit.
What か How か 。
(
) would the world be now without science technology?
( 科 学 技 術 が な け れ ば 世 界 は 今 頃 ど う な っ て い る だ ろ う か 。)
テ キ ス ト p.5「 ひ と く ち メ モ 」 に つ い て
<「前置詞+(代)名詞」の働き>
(1)修飾語(この働きがもっとも多い)
People in town like to live in the country.
形容詞句
副詞句
( 2 ) SVC の C の 働 き を す る こ と が あ る
He is in poor condition. ( 彼 は 体 調 が す ぐ れ な い )
*したがって、
「 前 置 詞 +( 代 )名 詞 」は 絶 対 に 主 語 や 動 詞 の 目 的 語 に
はならない。したがって、前置詞がついた名詞は絶対に主語や動詞の目
的 語 と 解 釈 す る こ と は で き な い 。( ← 絶 対 に 間 違 え て は な ら な い )
1-1
<問2>次の英文中の「前置詞+名詞」の働きを説明してください。
(1)All changes in the gene frequencies of populations ― and quite
often
in
the
traits
those
genes
influence ― are
by
definition
evolutionary changes.
(2)We have already reached the point where there is almost nothing
that we can’t compel nature to do, but we are finding to our cost that
nature cannot be enslaved without enslaving ourselves.
テ キ ス ト p.6「 第 2 文 型 」 に つ い て
<英語の中の形容詞・分詞の働き>→補語とは何か。
(1)名詞を修飾する
a full moon ( 満 月 )
a basket full of grapes ( ブ ド ウ で い っ ぱ い の 籠 )
( 2 ) 補 語 の 働 き を す る ( SVC ま た は SVOC)
She looks younger than she really is.
Hot weather makes milk sour .
(3)付帯状況(2つの動作や状態が同時に起きている場合の、一方の
動作や状態のこと)を表す
His son came back penniless .
He died young .
*上の分類では、進行形を作る現在分詞と受動態や完了形を作る過去分
詞は基本中の基本なので取り上げていません。
1-2
<再帰代名詞の使い方と訳し方>
( 1 ) 他 動 詞 や 他 動 詞 に 準 じ る 群 動 詞 ( ex. take care of) の 目 的 語 に 主
語と同じものが使われる場合は再帰代名詞を使う。しかし、ただの前置
詞の目的語の場合は別。
He cannot express himself in English.
He cannot take care of himself. ( 彼 は 自 分 の こ と が 自 分 で は で き な い )
He has some money with him. ( 彼 は 手 持 ち の お 金 が い く ら か あ る )
(2)訳し方は「他動詞+再帰代名詞=自動詞」として訳せる場合と、
熟語として覚えなければならないものと2通りある。
i) lay oneself = lie( lay: ~ を 横 た え る 、 lie:横 た わ る )
kill oneself =suicide
convince oneself that+S+V~ 「 ~ を 確 信 す る 、 納 得 す る 」
( convince+人 「 人 に 確 信 さ せ る 、 納 得 さ せ る 」)
ii) express oneself: 自 分 の 意 見 を 述 べ る
flatter oneself: 問
flatter は 「 お 世 辞 を 言 う 」の 意 味 。で は 、「 自
分自身にお世辞を言う」とはどう訳せばよいか?
(3)前置詞+再帰代名詞
for oneself, by oneself, of itself, in itself な ど は 熟 語 と し て 覚 え る 。
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<問1>の解答
which か where か 。
This is the place (where) I first met her.
S
V
O
This is the place (which) I have long wanted to visit.
O
V
* 関 係 代 名 詞 は 文 の 要 素 と し て 働 き 、関 係 副 詞 は 文 の 要 素 に は な ら な い 。
What か How か 。
(What) would the world be now without science technology?
C
S
V
* 疑 問 代 名 詞 は 文 の 要 素 と し て 働 き 、疑 問 副 詞 は 文 の 要 素 に は な ら な い 。
<問2>の解答
(1)in the gene frequencies of populations と in the traits those genes
influence は changes を 修 飾 し て い る の で 形 容 詞 句 。
by definition は are を 修 飾 し て い る の で 副 詞 句 。( 定 義 に よ れ ば )
訳「個体群における遺伝子頻度の変化、及び多くの場合これらの遺伝子
が影響する形質の変化はすべて、定義によれば進化的変化である」
(2)to our cost は finding を 修 飾 し て い る の で 副 詞 句 。
(痛い目にあって)
without enslaving ourselv es は ensla v e を 修 飾 し て い る の で 副 詞 句 。
訳「我々は既に、自然に無理やりやらせることができないことなどほと
んど何もないほどにまで来てしまったが、自然を奴隷化すれば必ず人間
も奴隷になることに、犠牲を払って気がつきつつある」
○ flatter oneself「 自 惚 れ る 」(「 自 画 自 賛 す る 」 は praise oneself)
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