平成 26 年 10 月 17 日 報道関係各位 軟包装グラビア印刷製品へのGPマーク表示制度がスタート -日本印刷産業連合会のグリーンプリンティング(GP)認定制度- 一般社団法人日本印刷産業連合会(略称:「日印産連」、東京都中央区、会長:稲木歳明)は、このたび 環境に配慮した印刷工場・印刷製品の総合認定制度であるグリーンプリンティング(GP)認定制度にお いて、GPマークの表示可能範囲を広げ、軟包装グラビア印刷製品及びスクリーン印刷製品にもGPマー クを表示できるよう新たな制度をスタートさせました。 これは、軟包装グラビア業界及び同クライアントからの強い要望に応えたもので、平成 26 年 10 月 15 日開催の日印産連の総務委員会において、全印刷部門のGP工場が製造する印刷製品にGPマーク表示が 可能となるよう規程の改定を行いました。この結果、従来はオフセット印刷製品、シール印刷製品、デジ タル印刷製品に限られていたGPマークの表示が、新たに軟包装グラビア印刷製品及びスクリーン印刷製 品でも可能となり、平成 26 年 10 月 15 日以降、全ての印刷分野に適用されることとなります。 特に、食品、飲料など日用品のパッケージに広く利用されているグラビア印刷に、業界統一の信頼性の 高い環境ラベルであるGPマークが表示されることは、GPマークの認知度向上にますます拍車がかかる ものと思われます。 なお、印刷製品のGPマーク表示件数は、半期に一度集計・発表されますが、平成 26 年 9 月末には 3 億部を超えると見込まれています(正式な発表は 11 月下旬の予定)。 (ご参考)<グリーンプリンティング(GP)認定制度とは> 印刷業界を代表する一般社団法人日本印刷産業連合会では、印刷産業界の環境自主基準「印刷サービ スグリーン基準」を制定し、本基準の項目を達成した工場・事業所を認定、環境経営に積極的な印刷企業 として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品(GP工場が製造し、印刷資材が環境基準に適合し ている製品)にグリーンプリンティングマーク(GPマーク)を表示することにより、環境に配慮した印 刷製品が広く普及することを目的とした『グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)』を、平成 18年に創設しました。 また、平成22年9月には印刷工場が使用する資機材の認定制度を開始し、印刷に関連する総合的な環 境配慮制度として『グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)』を広く展開しています。 本年は、本制度創設8周年を迎え、グリーンプリンティング認定工場は全国332工場、GPマークが 表示された印刷製品は2億9千万部を超え(平成 23 年 12 月からはデジタル印刷製品、平成 26 年 10 月か ら軟包装グラビア印刷製品、スクリーン印刷製品に拡大)、環境省発行の「環境表示ガイドライン」では 事業者団体の注目すべき環境表示の活用事例として取り上げられるとともに、グリーン購入法「役務-印 刷」、東京都「グリーン購入ガイド」 、エコマーク「紙製の印刷物」の印刷基準にGP工場認定の必須項目 への採用、環境省「プレミアム基準策定ガイドライン」の設定例にあげられるなど、社会的信頼を得られ た業界団体の環境ラベルとして、業界内はもちろん業界外からも広く注目を集めています。 (お問い合せ先) 一般社団法人日本印刷産業連合会 GP認定事務局 石井、殖栗(うえくり)、坂口 〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8 TEL 03-3553-6051 FAX 03-3553-6079 ホームページ Eメール http://www.jfpi.or.jp/ [email protected]
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