FP資格 FP 活かしています!　第 15 回 AFP&CFP® 認定者の資格活用方法をリポート豊かな人生経験と不動産売買経験を活かして若い人のアドバイザーに定年退職後に FP 資格を活かしてのが好きなんです。引っ越しも苦にな独立を考える人は少なくない。らないほうです」松本さんは60歳でAFP認定者になり、 63 歳で定年退職。65 歳になった 2014 相談業務を今後も続けていきたい松本清二さんマイプラザ住宅相談プラザチーフアドバイザー松本 FP＆中小企業診断士事務所代表 2008年12月 AFP資格認定個人事務所業も両立して定年退職後は、保険代理店でのパート相談勤務が週に 2 ～ 3日、前職の顧問として多いときで月に 4 ～ 5日ほど年 6 月、「松本 FP ＆中小企業診断士事松本さんが FP 資格取得に挑戦する務所」を千葉市の自宅で開業した。ラことになったのは 59 歳のとき。依頼を受けて仕事をするという生活イフプラン相談全般を取り扱い、得意「業務命令に近いですね。勤務先のだ。定年後のマイペースな働き方とし分野は住宅購入相談を中心とする不動グループ会社で社員向けのライフプては十分な仕事量のように思えるが、産分野だ。ラン相談などを行うことになり、私自分の事務所を持つことは松本さんの「初めて自宅用の不動産を購入したが中心となって運営することになり目標であり、ついに開業を実現した。のは 30 代前半でした。埼玉県の中古ました」「基本理念は、私のこれまでの人生一戸建てです。不動産への知識が浅すでに損害保険代理店専門試験に経験、不動産関連知識・経験に基づいかったせいか、あまり条件がいいとは合格し、前職で宅地建物取引主任者たアドバイスを提供することで社会に言えない、30 坪程度の旗竿地でした。と中小企業診断士の資格を取得してい貢献することです。ライフプラン相談失敗したかな、と後悔していたのですた。経理関係の仕事が長かったこともには知識はもちろん、人生経験が強みが、幸運なことに隣の土地を持っていあり、FP 資格の内容は抵抗なく勉強になると思っています。40 年以上の会た地主さんから私が購入した土地を自することができたという。60 歳からの社勤務、結婚、子育て、教育、転職、分が持っている別の土地（更地）と交 3 年間、ライフプラン相談、保険相談、親の介護を経験し、私自身が老後を迎換してほしいという話がきたのです。住宅購入相談などを経験した。退職後えています。自宅を含め親の土地管理土地の交換を経験した人は、それほどもこの経験を活かしたい、同時に独立など、これまで計 15 回の不動産売買多くはないと思います。これを機に、に向けた準備としてさらに経験を積みの経験は多いほうだと思います。私も手続きに不備が起こらないためにも不たい、と来店型の保険代理店で相談業失敗したように、初めての家作りの際動産について勉強しました。契約書も務を始めた。住宅購入相談業務の立ちはノウハウや情報が乏しいものですの自分で作成しました」上げに協力し、チーフアドバイザーをで、少しでもお役に立てればと思って交換してもらった土地は 50 坪と広務めている。います」くて地形もよく、松本さんはその土地「物件の選び方や住宅ローンなど住まずは身近なところからと、友人・に注文住宅を建てて住んだ。その後、宅購入に関するアドバイスはもちろ知人の相談から始め、ホームページも転勤や転職にともない、新築の建売住ん、生命保険や火災保険の提案を含開設した。宅の購入、賃貸住宅への転居など、そめライフプラン相談を行っています。「パート生命保険勤務は続けていきの時々の生活に合わせて住み替えや自納得いく住宅購入をできた方などかますが、自分の事務所での仕事も増え宅の売買、不動産投資も経験してきた。ら感謝の言葉をいただくとうれしいでていくことを目指しています。夢があ「不動産の吟味や、新しい所に住むすね」るので張り合いがあります」ご応募お待ちしています！ 14fp12_000_h01_h04.indd 4 『活かしています！ FP 資格』では取材対象者を募集しています。①会員番号②氏名③ご職業④現在の業務内容等（FP 知識をどのように活かしているか）⑤ AFP／CFP ® になって変化したこと⑥今後の抱負、を明記のうえ、メールにてご応募ください。採用の方には、編集出版課よりあらためてご連絡いたします（追加取材させていただきます）。なお、採否のお問い合わせにはお答えしかねます。悪しからずご了承ください。メール送付先：[email protected]　件名：「活かしています！ FP 資格」取材応募 2014/10/22 16:5