透明アクリル+乳半シート出力 W2350xH840 07 照明世代交代! 低炭素社会に大きく貢献する次世代照明 06 次世代高効率・高品質照明の基盤技術開発 家電分野 施 期 次世代高効率・高品質照明の基盤技術開発 家電分野 プロジェクト参 加 機 関 : パナソニック (株) 、出光興産(株)、タツモ (株) 、長州産業(株)、山形大学 実 次世代のあかり! 有機EL照明 プロジェクト参 加 機 関 : コニカミノルタ (株) 間 : 平成21年∼25年度 実 施 期 間 : 平成21年∼25年度 輝度1,000 cd/m2時 電力効率 プロジェクト概要 ●有機EL照明は、やさしい光を発する極薄・軽量の面光源であり、本事業では、蛍光灯を凌駕する高効率(電力効率 130lm/W以上)、高品質(平均演色評価数 Ra:80以上) 、LEDに迫る長寿命(輝度半減寿命4万時間以上)の達成を目 110 lm/W 推定光取り出し効率 50 % 推定寿命(50%寿命) 120,000 h 平均演色評価数Ra 81 色度 (0.48 , 0.42) 色温度 2600 K 5cm BLESの概略構造 指した開発を推進しています。 有機EL素子 ●また、市場に受け入れられるコストを目指して、生産効率を向上させる製造プロセス・低コスト成膜装置開発に取り組 高屈折率層 マイクロレンズ 空隙 んでいます。 ガラス基板 ※本有機ELパネルには、Universal Display Corporationの リン光発光材料を使用しています 【これまでの主な成果】 パターニングされた塗布型電極 ●高屈折率層からなる光取り出し構造をガラス板上に構築する、新しいコンセプトの光取り出し 技術(BLES※)等を開発し、世界最高効率 110 lm/Wの白色有機ELパネルを実現しました。 ※Build-up Light Extraction Substrate 及を加速することにより、照明機器の省エネルギー化に貢献し、地球環境の温暖化抑制につなげることです。 【目標】 【主な成果】 ●蛍光灯の消費電力の1/2 を実現 ①高効率/ 長寿命化に向けた材料技術開発 ●蛍光灯並みのコストを実現 ●高効率化の鍵となる青色りん光発光材料技術と、材料の性能を引き出す白色発光層設計技術 を組みあわせ、RGB全りん光発光による白色有機EL素子を世界に先駆け実用化しました。 さらに て、発光効率130 lm/Wの実現に向けて基盤技術開発を進めています。 インライン蒸着装置 インライン蒸着装 着装置(試験機) パターニング グ ライン ②塗布型電極とその形成プロセス ②低コスト/ 高生産性に向けた塗布型生産技術開発 ●独自のフレキシブルな樹脂基材上にバリア膜を形成する技術開発により、低コスト化のキー技 術であるロールtoロール製造において重要な材料基盤技術を確立しました。 この技術を用い、 ●高導電性層と表面性状制御層の積層型塗布電極層の成膜技術等を開発し、通常のITO電極を 用いた有機EL素子と同等以上の性能を示す有機EL素子を実現しました。 ●本事業の目的は、高効率・高品質、かつ低コストの次世代照明を実現するための基盤技術開発を行い、有機EL照明ならではの特徴を活かした次世代照明の普 これらの材料技術を発展させつつ、光学シミュレーションを活用した光取り出し技術を取り入れ 2 ①世界最高効率 110 lm/Wの白色有機ELパネル(25cm )および光取り出し技術 プロジェクト概要 LEDでは実現が難しいレベルの薄型・軽量・フレキシブルな白色有機EL照明パネルを実現しま 塗布電極を用いた有機ELパネル した。 ③インライン蒸着プロセス ③高品質/ 低コスト化に向けた重要部材開発 ●従来蒸着源比10倍以上(8nm/s以上)の高速成膜が可能であり、材料使用効率の高いホット ●ITO*では不可能な、低抵抗(3Ω/□)と高透明性(90%T;基材含まず)を両立する透明導電膜をバ ウォール蒸着源を備えた、 インライン蒸着プロセスを開発しました。 リアフィルム上に印刷方式で形成しました。 *ITO: Indium Tin Oxide(酸化インジウムスズ)
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