選択領域 シラバス(PDF : 23.38 KB)

東京情報大学
教員免許状更新講習
講習内容(シラバス)・選択領域
2014/7/15
講習名
18 時間
学校教育相談の基礎と充実
受講対象者 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校教諭、養護教諭
講習日
到達目標
平成26年8月6日(水)∼8日(金)
講
師
小早川
睦貴
原田
恵理子
山口
豊
教育相談に必要な「発達」「脳の機能」「カウンセリング」についての基礎知
識を学び,具体的な対応の概論を理解し,支援の検討ができるようになる。
講習概要
◆8 月 6 日(水)
午前(2時間)は「教育相談」について,子どもをめぐる課題から捉え直
し,子どもの成長を支える発達心理について学ぶ。
午後(4時間)は「脳機能から見た発達障がいの基礎知識」を学ぶ。
◆8 月 7 日(木)
午前(3時間)は不登校,いじめ,非行,自傷行為,ストレス,PTSD
の理解といった「子どもをめぐる課題」について考える。
午後(3時間)は「カウンセリングマインド」を活かした子どもへのかか
わりとして具体的な技法を学ぶ。
◆8 月 8 日(金)
午前(3時間)は教育相談がうまく機能するために,
「アセスメント」の知
識と「コンサルテーション」について学ぶ。
午後(3時間)は人間関係を育成することを目的とする心理教育である「ソ
ーシャルスキルトレーニング(SST)」について理論を学び,実際に体験し
てみる。
試験の方法 3 日目の講義において、到達目標の到達度および講義の理解度を問う記述式
の試験を行う。
評価方法
試験の成績により評価する。
テキスト
・当日参考資料を配付
参考図書
・3 日目の SST は「10 代を育てるソーシャルスキル教育
編者渡辺弥生・小
林朋子(北樹出版)」を参考に講義を行います。(参考図書は本学より配布い
たします。)
その他
2 日目と 3 日目に心理支援技法と心理教育に関するアンケートを行う予定で
おります。ご協力をよろしくお願いします。
1
講習名
受講対象者
講習日
到達目標
6 時間
衛星観測データを利用した環境教育
中学校・高等学校及び特別支援学校の「理科・社会科」の教諭
平成26年8月6日(水)
講
師
浅沼
市男
① 地理情報システムの基礎について理解すること。
② 衛星観測データの環境教育への応用方法について理解すること。
講習概要
1.地理情報システムの基礎
Google Earth を利用し大利根用水、両総用水の標高差について考察
2.衛星観測データの環境教育への応用
(1)
衛星と地球観測センサー
①
極軌道衛星と静止衛星について
②
地球観測センサーについて
(2)
①
衛星観測データの取り扱い方の基礎
衛星観測データの表示方法について
3.衛星観測データの環境教育への活用方法
試験の方法
(1)
房総半島の四季
(2)
海洋の四季
各演習のプリントを回収し、理解の程度を評価します。
(筆記試験は行いません。)
評価方法
授業への取り組み姿勢及び授業中に作成する課題により総合的に評価しま
す。
テキスト
・当日資料を配布
参考図書
・参考図書(購入は必須ではありませんが、講義の内容の解説書です。)
「空間情報論−地理情報システム入門のための−」
著者:浅沼市男
発行:共立出版
その他
2
講習名
受講対象者
講習日
到達目標
6 時間
3次元CGと教育への応用
中学校・高等学校・特別支援学校教諭
平成26年8月6日(水)
講
師
松下 孝太郎
CG の基礎理論および CG を用いた教材について理解します。
さらに、CG の作成技術を習得します。
講習概要
①CG 理論とその教育への応用
CG の基礎理論を学習します。また、CG を使用した教材を概観します。
②基礎演習
講師とともに基本的な CG を作成します。
③課題演習
各自でテーマを設定し、CG を作成します。
④課題演習及び発表
CG を完成させます。さらに、作成した CG を講師と受講者に対し発表しま
す。他の受講者の CG を見ることにより今後の CG 作成の参考にします。
試験の方法
授業中に製作する課題を評価します。
(筆記試験は行いません。)
評価方法
授業への取り組み姿勢及び授業中に作成する課題により総合的に評価しま
す。
テキスト
参考図書
・参考図書(本学より配付いたします。)
「教養の情報科学−短期で学べる理論と実践−」
著者:松下孝太郎
他
発行:北大路書房
※第 11 章のみ使用。
その他
3
ISBN4-7628-2519-0
講習名
受講対象者
講習日
6 時間
ソーシャルメディア活用術とパーソナルブランディング
中学校・高等学校・特別支援学校教諭
平成26年8月7日(木)
講
師
河野
義広
到達目標
① ソーシャルメディアの基本的な知識や留意点、活用方法を理解し、中高
生に対する情報リテラシー教育に活用できること
② ソーシャルメディアの特徴を理解し、情報収集・情報発信・人脈作りな
ど、各自の目的に応じた使い方を考えられること
講習概要
① ソーシャルメディアの概要と演習
ソーシャルメディアの概要を説明しながら、演習を通して基本機能や使
い方を学習します。適宜事例も紹介します。
② ソーシャルメディアリテラシーと情報発信
ソーシャルメディアのリテラシーを学習し、適切な情報公開、情報発信
について議論します。中高生に対する情報リテラシー教育に活用できる
ようにします。
③ ソーシャルメディアの活用方法とパーソナルブランディング
ソーシャルメディアの活用方法を学習し、情報収集・情報発信・人脈作
りなど、各自の目的に応じた使い方を議論します。特にパーソナルブラ
ンディングの考え方を理解し、これからの時代を支える中高生が積極的
に社会とのつながりを持つための教育方法に活用できるようにします。
④ 中高生に対する情報教育
中高生に対する情報教育について、現在の各校の指導状況を踏まえつ
つ、これからの指導方法について議論します。
⑤ 課題作成及び成果発表
本講習を受講し、考えたことや生徒の指導に活動できそうな点について
レポートを作成した上で、発表と質疑応答を行います。
※情報教育に対するアンケートを実施する予定です。ご協力ください。
最終時限に到達目標の到達度及び講義の理解度を問う記述式の試験を行
う。
試験の方法
評価方法
テキスト
参考図書
その他
試験結果、授業への取り組み姿勢、課題作成・成果発表により総合的に評
価します。
・講習の資料は、終了後に Web で公開します。
・参考図書
「ソーシャルメディア実践の書 facebook・Twitter によるパーソナルブ
ランディング」
著者:大元隆志 発行:リックテレコム ISBN:978-4-89797-871-0
・Google、Twitter、Facebook のアカウントを作成します。
※以下の資料を参考に事前に作成しておくことをお勧めします。
※学内のネットワーク環境では、多人数のアカウントを同時に作成するこ
とができません。
http://www.slideshare.net/YoshihiroKawano/social-media-personalbrand
ing201308081
http://www.slideshare.net/YoshihiroKawano/social-media-personalbrand
ing201308082
4
講習名
受講対象者
講習日
到達目標
6 時間
教員のためのExcel活用術
中学校・高等学校・特別支援学校教諭
平成26年8月8日(金)
講
師
内田
治
生徒に実施するテストの結果を Excel で使って、統計的に処理する技術を
習得する。
父母および生徒に実施するアンケート調査の結果を Excel で、統計的に処
理する技術を習得する。
講習概要
1)統計関数を利用したデータの要約方法
・平均値と中央値
・分散と標準偏差
・データの標準化と偏差値
・度数分布表
2)グラフ機能を利用したデータの視覚化
・ドットプロット
・ヒストグラム
3)相関分析による関係の把握
・相関係数
・散布図
4)回帰分析による成績の予測
5)アンケート調査の基礎知識
6)ピボットテーブルによるアンケートデータの集計
試験の方法
講義中の課す演習問題
(筆記試験は実施しない)
評価方法
講義中に課す演習問題の遂行状況と授業中の態度
テキスト
レジュメを配付する
参考図書
その他
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