授業科目 単位数 化学システム特論 一般科目 共通科目 専門科目 ⃝ ※2 選必 必修 前期 選択 ○ 後期 ○ 受講学生 専攻 物質化学工学専攻 学年 担当教員 学科 物質化学工学科 氏名 授 業 の 目標概要 化学プロセスで利用される装置は、内部に温度、濃度等の分布を持つ場合が多い。 この分布は装置性能と密接な関係があるため、装置の設計や運転において、分布の 状況を理解することは極めて重要である。この授業では、装置内の物質及びエネル ギー収支から微分方程式を求め、数値計算により解いて分布の様子を理解する。 教育目標 学習・教育到達目標 D 事 前 学 習・ 履修上の 留 意 点 _ 佐藤 和久 できる 授業項目 評価内容 第1 – 1. 装置内流動 5 週 (1) タンク内水面高さの変化 (2) 連続反応器の滞留時間分布と反応率 (3) 槽列モデルと混合拡散モデル 第6 – 2. 非定常の熱伝導及び拡散 9 週 (1) フーリエの法則及びフィックの法則 (2) 棒状物体内非定常温度分布 (3) 境界値問題 (4) 水溶液中の非定常拡散 Runge-Kutta 法で常微分方程式を解ける。 滞留時間分布の違いによる反応率の変化を計 算できる。 各々のモデルに基づいて反応器内の物質収支 式を求め、計算することができる。 非定常の熱伝導方程式及び拡散方程式を導出 できる。 1 次元の熱伝導方程式を解くことができる。 種々の境界値の与え方を理解できる。 1 次元の拡散方程式を解くことができる。 期 第 10 – 3. 管型反応器の解析 (定常) 14 週 (1) 物質収支及びエネルギー収支 (2) 微分方程式の差分化 (3) 数値計算 半径及び軸方向に分布のある管型反応器の物 質及びエネルギー収支をとることができる。 2 次元の微分方程式を差分化できる。 差分化した 2 次元の微分方程式を数値的に解 くことができる。 第 15 週 達成度の点検 期末試験の回数 ( 1回 ) 評価方法 評価基準 試験結果 (50%)、課題 (50%) で評価する。詳細は第 1 回目の授業で知らせる。総合 成績 60 点以上を単位修得とする。試験では主に、装置内の物質及びエネルギー収支 から微分方程式をつくる能力を評価する。課題の提出状況が 3/4 相当未満の場合は 59 点以下とする。 関連科目 情報処理、単位操作 (本科)、化学プロセス工学 II (本科)、化学工学演習 (本科) 書 名 教科書 著者名 配布プリント オフィスアワー (教員在室時間) 授業時間に連絡する 発行所 5 4 3 2 1 できない ^ D–1 これまで習ってきた物質収支、エネルギー収支、移動速度論、反応工学等の化学工 学の知識と、FORTRAN プログラミングの基礎能力が必要である。なお、配布プリ ントを読んだ上で授業に臨むこと。 日程 前 通年 1年 の達 点成 検度 定 価
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