オーストラリア語学留学 3年 沙由理さん 私は 2011 年の8月下旬から 2012 年の3月下旬の約29週間オーストラリアの CQ University に語学留学に行ってきました。 今回私が受けたプログラムの内容は Reading, Writing, Listening, Speaking の基礎を勉強す る General English コースと General English コースより 少しレベルの上がった内容(IELTS 対策)の授業とプ レゼンテーションとエッセイについて勉強する English for Academic Purposes 2 コ ー ス で し た 。 General English コースでは2、3週間に 1 度の割合で単元ごと にテストがあり自分がどこを理解していた、していな かったかがすぐにわかりました。また、毎日の出来事 など小さなことを先生がトピックにしてみんなで会話する機会を作ってくれていました。English for Academic Purposes 2 コースでは正規の大学入学に向けて IELTS で点を取るために勉強 している人のため、ディスカッションやエッセイで使う内容も国際的な問題や社会問題など難 しい内容のものが多かったです。人それぞれお題を決めてクラスの皆にプレゼンテーションを 発表する機会もありました。授業の日程は月曜日から金曜日の週5日で朝の 9 時から 10 時 半までの 1 コマ、15 分休憩があってそれから 12 時 15 分までの 2 コマで午前の授業は終了、 そこから 1 時まで昼休み、1 時から 2 時までの 3 コマ目で一日の授業は終了でした。 私がこの留学で学んだことは、数え切れないほどあ ります。最初自分の意思表示もホストファミリーに出来 ず、相手が言っていることも理解できず勘違いさせて しまったりしていた私が、日常生活で家の仕事を任さ れたり、学校であったことなどたわいもない簡単なこと ですが毎日ホストファミリーと会話できるようになった り、休みの日や放課後にクラスメイトと遊んだりすると きに英語でコミュニケーションをとるのが自然になり、自分の成長を感じることができました。 しかし、私は留学して一番学んだこと、得たと感じることは人との出会いです。私は留学でたく さんの人に出会い、助けられ、さまざまな国の友達ができました。最初はお互い言葉の壁を 感じる部分はありましたが、気持ちがあればお互いのことが分かり合え、仲良くなるためには やはり英語が必要だったので英語の向上にもなったし、異文化の歴史、常識、問題などたくさ んのことを知ることができました。私はそのおかげで以前 より積極的になり、自分の世界観が変わった気がしま す。 他にも留学の楽しみ方として、その国についてもっとよ く知るためや自分の行動力を広げるために、休みを使っ て他の州などに旅行に行ったり、現地のイベントに参加 することもオススメします。私はクリスマスと年越しからの新年をオーストラリアで過ごしました。 クリスマスは海外らしく家族でホームパーティをしました。年明けのカウントダウンは友達と少 し都会のブリスベンに花火をみに旅行しました。これらの行事ごとも日本にいる時とは違う雰 囲気でとてもいい思い出です。 私にとって今回初めての留学だったので最初は自分で決め たことではありましたが、もともと英語がそれほど得意なわけ でもない自分が半年以上も日本を離れることにやはり不安も ありました。しかしいざ行ってみると文化、学校、人間関係など 日本と違うので毎日の生活が新鮮で、最初は言葉の壁もあり ましたが、周りの人達がとても親切で、田舎だったこともあり治 安もよかったので楽しい毎日を過ごすことができてあっという 間の半年でした。 なぜ私が留学をしたかというと、最初はただ留学=かっこい いというイメージでとても単純な理由でした。しかし、留学センターに通い色々留学について調 べていくうちに、語学力の向上、学生時代にしかできないこと、感じとることができないこと、活 水女子大学だからできることを今のうちにしておきたいと思ったからです。それに、活水女子 大学は、どんな学生にでも留学にいける機会を与えてくれて、毎年たくさんの学生が留学して いるので先輩方の体験談が聞けるのでイメージがしやすく、また、留学センターの人達や先 生方が親切にサポートをしてくれるので、留学に興味のある人はぜひ行くべきだとも思います。 まずは、留学センターに来てみることをオススメします。
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