「歯科用コーンビーム CT を用いた過剰歯の位置的研究および過剰歯摘出手術シミュレーションの作製」に関する臨床研究へのご協力依頼について１．研究の趣旨本研究は、小児歯科で行われた埋伏過剰歯摘出手術のために、術前に撮影された歯科用 CT 画像を用いて、その病態と顎骨内での位置関係を明らかにすることで、手術時の外科的侵襲を軽減することを目的とします。また、患者様の一部の画像を用いて手術シミュレーションを行う方法を研究しています。上記の研究と同じように今後埋伏過剰歯の最適な手術法を確立し、最小限の外科的侵襲・手術時間の短縮などを図るための研究です。２．研究の対象・方法対象：2004 年 10 月から 2011 年 12 月の間に過剰歯の位置関係を目的に歯科用 CT を撮影された方。方法：埋伏過剰歯の摘出のために撮影された歯科用 CT 画像を用いて、過剰歯の位置や近くにある永久歯の位置との関係を明らかにします。そして年齢ごとに分類し、摘出年齢との関係を調べます。手術シミュレーションの研究では各年齢にみられる特徴的な埋伏過剰歯の症例とその歯科用 CT 画像を用いて 3 次元シミュレーションを作製し、手術前に術者が症例検討を行えるような手術サポートシステムを開発します。 ※対象者となることを希望されない方は、下記連絡先までご連絡下さい。３．予想される効果(利益)と危険性(不利益) すでに治療を行った症例を用いて研究を行うため、研究上個人への利益はありません。しかし、本研究がまとまれば、過剰歯摘出の安全性が飛躍的に向上すると考えております。また、資料採取のために故意にエックス線による被爆や外科的侵襲を加えることは無いので、患者様への危険性はありません。福岡歯科大学医科歯科総合病院診療科：小児歯科電話：092-801-0411（内線 242）科長名：尾崎担当：板家正雄智（mail: [email protected]）