CA Nimsoft Monitor Snap CPU、ディスク、メモリ

CA Nimsoft Monitor Snap
CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイ
ド
rsp v3.0 シリーズ
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Third-Party Licenses and Terms of Use
(http://docs.nimsoft.com/prodhelp/en_US/Library/Legal.html)」に記載されて
います。
目次
第 1 章: 概要
7
このガイドについて .................................................................................................................................................. 7
関連ドキュメント ...................................................................................................................................................... 8
事前設定要件 .............................................................................................................................................................. 8
サポートされるプラットフォーム ................................................................................................................... 8
第 2 章: 設定の詳細
9
プローブ デフォルト ............................................................................................................................................... 11
[rsp]ノード ........................................................................................................................................................... 12
[プロファイル-<ホスト名>]ノード ............................................................................................................ 15
ノードの設定 ............................................................................................................................................................ 24
アラームしきい値を設定する方法 ........................................................................................................................ 25
ログイン認証情報の追加 ........................................................................................................................................ 25
ログイン認証情報の削除 ........................................................................................................................................ 26
ホスト プロファイルの追加 ................................................................................................................................... 26
ホスト プロファイルの削除 ................................................................................................................................... 26
プロセスのモニタリング プロファイルの追加 ................................................................................................... 27
プロセスのパラメータ表示 .................................................................................................................................... 27
プロセスの削除 ........................................................................................................................................................ 28
サービスのモニタリング プロファイルの追加 ................................................................................................... 28
サービスの削除 ........................................................................................................................................................ 28
第 3 章: QoS しきい値メトリクス
29
rsp QoS メトリクス .................................................................................................................................................. 29
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定 ......................................................................................................... 30
第 4 章: トラブルシューティング
37
CPU 統計が見つからない ........................................................................................................................................ 38
プロセス サイズの決定 ........................................................................................................................................... 41
目次 5
マニュアルの変更点
以下の表は、このドキュメントのバージョン履歴を示しています。
バージョン
日付
更新箇所
3.0
2014 年 6 月
「サポートされるプラットフォーム」セクションに注記が
追加されました。
3.0
2014 年 3 月
「ログイン認証情報の追加」セクションの説明が更新され
ました。
3.0
2013 年 9 月
このプローブの Web ベース GUI 初期バージョンについて
のドキュメント (このプローブの旧バージョンは、インフ
ラストラクチャ マネージャを使用して設定されます)。
6 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
第 1 章: 概要
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブを使用すると、システム メ
トリクスをモニタできます。CPU、ディスク、メモリ モニタリング プロー
ブはエージェントを使用しない方法でパフォーマンス データを収集する
ため、システム上に専用のソフトウェアをインストールする必要がありま
せん。
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
このガイドについて (P. 7)
関連ドキュメント (P. 8)
事前設定要件 (P. 8)
このガイドについて
このガイドでは、CA Nimsoft Monitor Snap 管理者が CPU、ディスク、メモ
リ モニタリング プローブを設定する方法について説明します。
このガイドには、以下の情報が記載されています。
■
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブの概要。
■
旧プローブ バージョン、リリース ノートなどの関連ドキュメント。
■
プローブを設定するのに必要なフィールド情報を含むプローブの設定
の詳細。
■
プローブ設定で使用できる一般的な手順。
■
フィールドのフィールド情報(プローブの初めての展開時にプローブ
を設定するのに必要)。
重要: GUI の直感的に理解できるフィールドについては、このドキュメン
トでは説明していません。
第 1 章: 概要 7
関連ドキュメント
関連ドキュメント
必要な関連情報については、以下の資料を参照してください。
関連ドキュメント
rsp プローブ リリース ノート(CPU、ディスク、メモリ モニタリング)
事前設定要件
このセクションでは、CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブの事
前設定要件について説明します。
サポートされるプラットフォーム
サポートされているプラットフォームの最新情報については、「Nimsoft
Compatibility Support Matrix」を参照してください。 CPU、ディスク、メモ
リ モニタリング プローブに固有の詳細情報については、「Support Matrix
for Nimsoft Probes」も参照してください。
重要: rsp プローブは、AIX システム上には展開できませんが、リモートの
AIX システムをモニタできます。
8 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
第 2 章: 設定の詳細
第 2 章: 設定の詳細 9
事前設定要件
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブは、Windows システム上の
リモート データを収集するために WMI(ポート 135 を使用)を使用しま
す。 プローブは、UNIX または Linux システム上の SSH (ポート 22 を使用)
または telnet (ポート 23 を使用)のいずれかを経由して収集されている
ネイティブ コマンドを使用します。
注: これらのコマンドは UNIX または Linux システムで root ユーザとして
実行されます。 そのため、CA Nimsoft では、SSH の使用を強くお勧めしま
す。そうすることにより、root パスワードがクリア形式でネットワーク上
を送信されるのを防ぐことができます。
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブは、すべてのデータ ポイ
ントのしきい値をモニタします。CPU、ディスク、メモリ モニタリング プ
ローブでは、データ ポイントの QoS データを同様に収集できます。QoS 名
は、収集されるデータが同じであるので、CPU、ディスク、メモリのパフォー
マンス プローブによって使用される QoS と一致します。
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブはマルチスレッドなので、
多くのサーバから同時にデータを収集することが可能です。 最大 50 まで
のサーバを同時にモニタできます。 この数は、以下のような要因に依存
します。
■
UNIX コンピュータより Windows コンピュータの方がモニタ時間が短
くなります。
■
SSH を使用する方が telnet を使用するより高速です。
■
ネットワークの容量および速度。
■
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブをホストするコン
ピュータの処理能力。
■
モニタされているコンピュータの処理能力。
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
プローブ デフォルト (P. 11)
[rsp]ノード (P. 12)
ノードの設定 (P. 24)
アラームしきい値を設定する方法 (P. 25)
ログイン認証情報の追加 (P. 25)
ログイン認証情報の削除 (P. 26)
ホスト プロファイルの追加 (P. 26)
ホスト プロファイルの削除 (P. 26)
プロセスのモニタリング プロファイルの追加 (P. 27)
プロセスのパラメータ表示 (P. 27)
10 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
プローブ デフォルト
プロセスの削除 (P. 28)
サービスのモニタリング プロファイルの追加 (P. 28)
サービスの削除 (P. 28)
プローブ デフォルト
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブのプローブ デフォルトは
以下のとおりです。
CPU 使用率
■
■
CPU 合計使用率
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
■
高しきい値 - 90%/メジャー重大度
負荷
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
ディスク
■
チェック サイクル 3
■
ディスク可用性
■
■
低しきい値 - 80%/マイナー重大度
■
高しきい値 - 90%/メジャー重大度
■
ディスク空き容量率のアラーム
QoS (メガバイト)
■
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
QoS (%)
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
第 2 章: 設定の詳細 11
[rsp]ノード
メモリ
■
■
物理メモリ
■
低しきい値 - 80%/マイナー重大度
■
高しきい値 - 90%/メジャー重大度
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
スワップ メモリ(メガバイト)
■
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
ページング
■
データをパブリッシュ(QoS 有効) - オン
[rsp]ノード
このノードは、CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブ固有の設定
の詳細を提供します。 このノードでは、プローブ情報を表示し、セット
アップ プロパティを設定することができます。
ナビゲーション: [rsp]
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[rsp]-[プローブ情報]
このセクションには、プローブ名、プローブ バージョン、プローブの
開始時刻、およびプローブを作成したベンダに関する情報が表示され
ます。
[rsp]-[全般設定]
このセクションでは、CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブ
のセットアップ プロパティを設定できます。
■
レベル: デバッグ目的のために一時的に上げるログ レベルを指定
します。
デフォルト: 0 - 致命的
■
ログ ファイル サイズ(キロバイト)
:プローブの内部ログ メッセー
ジが書き込まれるログ ファイルのサイズを設定します。
デフォルト: 100
12 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
[rsp]ノード
■
パッシブ エレメントの表示: すべてのパッシブまたは非アクティ
ブ アラームを一覧表示します。
デフォルト: オン
■
スレッドの最大数: プローブが同時に実行できるプロファイルの
最大数を指定します。
デフォルト: 200
■
データベースのデータ保持期間(時間): 収集されたデータを QoS
データベースに保持する期間を指定します。
デフォルト: 2
■
コマンド タイムアウト(秒): プローブがホストにログオンする
のにかかる時間を指定します。 プローブは、タイムアウトになっ
てアラームを送信する前にチェックポイントの値を取得します。
デフォルト: 60
■
最大イベント フェッチ数: プローブが取得および実行できるイベ
ントの最大数を定義します。
デフォルト: 100
■
最大データ処理スレッド: データ処理に必要なスレッドの最大数
を指定します。
デフォルト: 100
■
最大データベース トランザクション状態: 1 回の試行でコミット
できるデータベース トランザクション ステートメントの最大数
を指定します。
デフォルト: 4996
■
WMI 接続タイムアウト:作成される WMI 接続のタイムアウトを指
定します。
デフォルト: 4
■
SSH 接続タイムアウト: 作成される SSH 接続のタイムアウトを指
定します。
デフォルト: 5
第 2 章: 設定の詳細 13
[rsp]ノード
■
データベース接続タイムアウト: プロファイルデータがデータ
ベースにコミットされるまでの時間を指定します。
デフォルト: 0
[rsp]-[ログイン認証情報]
このセクションでは、サーバへのログオン認証情報を追加するために、
CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブを設定することができ
ます。 ホストをモニタするためのユーザ名またはパスワードを提供し
ます。 正しい認証情報が与えられた場合、ホストが検出されます。 ま
た、ログオン認証情報の削除もできます。
注: プローブは、インタラクティブ モードのユーザ ログイン認証をサ
ポートしません。 パスワード モードの認証が、該当ユーザに対して有
効である必要があります。
■
認証情報名: 認証情報の名前を定義します。
■
ユーザ名: モニタ対象のサーバに対して有効なユーザ名を定義し
ます。
■
SSH: RSA または DSA 暗号化を使用してプローブにログオンできる
ようにします。
■
認証情報タイプ
■
パスワード キー ファイル: 開いている SSH パスワード キー
ファイルを参照できるようにします。
■
パスフレーズ: パスフレーズを定義します
注: [認証情報タイプ]ドロップダウン リストで SSH が選択され
ている場合、[パスワード キー ファイル]および[パスフレーズ]
フィールドが表示されます。
■
sudo を使用: ユーザが root ユーザとしてログインすることを
指定します。
注: [認証情報タイプ]ドロップダウン リストで、[認証]が選
択されている場合、[sudo を使用]フィールドが表示されます。
[rsp]-[オプション]-[ホスト プロファイルの追加]
このセクションでは、ホスト名または IP アドレスによってホストを検
出することができます。 ホストを検出した場合、必要なログイン認証
情報、プロトコル、およびテンプレートを選択します。
■
ホスト名/IP アドレス:ホストの名前または IP アドレスを定義しま
す。
14 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
[rsp]ノード
■
ログイン認証情報: 定義されたログイン認証情報の 1 つを指定し
ます。
■
新規認証情報: ユーザがホスト プロファイルの新しい認証情報を
設定できることを指定します。
■
認証情報名: ログオン認証情報の名前を定義します。
■
ユーザ名:モニタ対象のサーバに対して有効なユーザ名を定義
します。
■
認証情報タイプ
■
パスワード キー ファイル: 開いている SSH パスワード キー
ファイルを参照できるようにします。
■
パスフレーズ: パスフレーズを定義します
注: [認証情報タイプ]ドロップダウン リストで SSH が選択され
ている場合、[パスワード キー ファイル]および[パスフレーズ]
フィールドが表示されます。
■
sudo を使用: ユーザが root ユーザとしてログインすることを
指定します。
注: [認証情報タイプ]ドロップダウン リストで、[認証]が選
択されている場合、[sudo を使用]フィールドが表示されます。
■
プロトコル: プローブとホストの間で使用される通信プロトコル
を指定します
■
テンプレート: 使用するデフォルトのモニタリング プロパティを
指定します。
■
名前参照をバイパス: IP アドレスによってマシンを検出できるよ
うにします。
[プロファイル-<ホスト名>]ノード
各[CPU、ディスク、メモリ モニタリング]ノードは、[rsp]ノードの下
に、子ノードとして表示されます。 [プロファイル-ホスト名]ノードで
は、プロファイル情報を表示および変更することができます。
注: [rsp]ノードの下に子ノードとして表示される[プロファイル-ホス
ト名]は、ユーザ設定可能です。 そのため、このドキュメントでは、こ
れらのプロファイルを「プロファイル-ホスト名」と呼びます。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]
第 2 章: 設定の詳細 15
[rsp]ノード
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[プロファイル-ホスト名]-[プロファイル情報]
このセクションでは、プローブ情報を表示および変更することができ
ます。
■
プロトコル: プローブとホストの間で使用される通信プロトコル
を指定します
■
名前参照をバイパス: IP アドレスによってマシンを検出できるよ
うにします。
■
sudo を使用: ユーザが root ユーザとしてログインすることを指定
します。
■
パスワード キー ファイル: 開いている SSH パスワード キー ファ
イルを参照できるようにします。
■
パスワードなし SSH ログオン: RSA または DSA 暗号化を使用して
プローブにログオンできるようにします。
[<ホスト名>]ノード
この[ホスト名]ノードでは rsp プローブを設定し、ホストを再検出でき
るようにするコンピュータのマシン プロパティを編集できます。
注: [rsp]ノードの下に子ノードとして表示されるホスト名がユーザ設定
可能です。 そのため、このドキュメントでは、このノードを「ホスト名」
と呼びます。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]
[ホスト名]-[マシン プロパティ]
このセクションでは、マシン プロパティを表示および変更することが
できます。
■
アクティブ: プロファイルをアクティブ化または非アクティブ化
します。 プロファイルが非アクティブ化される場合、プロファイ
ルはモニタされずにリストに残ります。
■
時間間隔の指定: データがチェックポイントから収集される頻度
を指定します。
■
時間間隔の指定(単位): 時間間隔の単位を指定します。
■
テンプレート: 使用するテンプレートを指定します。 テンプレー
トはモニタリング プロパティを定義します。
16 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
[rsp]ノード
■
ログイン認証情報: 定義されたログオン認証情報の 1 つを選択で
きます。
■
プロトコル: プローブとホストの間で使用される通信プロトコル
を指定します
■
オペレーティング システム: ホストが実行されているオペレー
ティング システムの名前を表示します。
[CPU]ノード
[CPU]ノードでは、CPU に関連付けられているアラームを変更すること
ができます。
ナビゲーション:[rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]-[CPU]
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[CPU]-[CPU 合計使用率]
このセクションでは、CPU 合計使用率が指定されたしきい値を超えた
場合のアラームを設定できます。
■
データをパブリッシュ: QoS の生成をトリガします。
デフォルト: オフ
■
低しきい値: 合計 CPU 使用率の低しきい値を定義します。 定義さ
れた低しきい値に違反すると、プローブはアラームを生成します。
デフォルト: オフ
■
しきい値(%): 低しきい値のパーセンテージを指定します。
デフォルト: 50
■
重大度:定義された低しきい値に違反した場合、送信されるアラー
ムの重大度を指定できます。
デフォルト: マイナー
■
高しきい値: 合計 CPU 使用率の高しきい値を定義します。 定義さ
れた高しきい値に違反すると、プローブはアラームを生成します。
デフォルト: オフ
■
しきい値(%): 高しきい値のしきい値を指定します。
デフォルト: 80
第 2 章: 設定の詳細 17
[rsp]ノード
■
重大度:定義された高しきい値に違反した場合、送信されるアラー
ムの重大度を指定できます。
デフォルト: メジャー
[CPU]-[アイドル時間]
このセクションでは、すべての CPU のアイドル時間を指定できます。
[CPU]-[システム時間]
このセクションでは、すべての CPU のシステム時間をモニタできます。
[CPU]-[待機時間]
このセクションでは、すべての CPU の待機時間をモニタできます。
[CPU]-[システム負荷]
このセクションでは、すべての CPU のシステム負荷をモニタできます。
[CPU]-[CPU のデータ収集の設定]
このセクションでは、すべての CPU のチェック サイクルおよびサンプ
ル値を設定できます。
■
チェック サイクル: データがチェックポイントから収集される頻
度を定義します。
■
サンプル値
■
最終サンプル値のみを使用:最後に測定された値を使用します。
この値は、定義されたしきい値と比較されます。
■
複合平均を使用:指定されたサンプル数の平均値を使用します。
この値は、定義されたしきい値と比較されます。
[CPU]-[負荷のデータ収集の設定]
このセクションでは、チェック間隔およびサンプル値などの CPU 負荷
モニタを設定できます。
18 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
[rsp]ノード
[ディスク]ノード
[ディスク]ノードでは、ディスクを変更できます。 ディスクがモニタ
されるときに、変更が反映されます。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]-[ディ
スク]
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[ディスク]-[ディスクのデータ収集の設定]
このセクションでは、たとえばサンプル間隔などの選択されたチェッ
クポイントからのデータ収集を設定できます。
■
サンプル値
■
最終サンプル値のみを使用:最後に測定された値を使用します。
この値は、テンプレートで定義されたしきい値、またはカスタ
ム設定でオーバーライドされたしきい値と比較されます。
■
複合平均を使用:指定されたサンプル数の平均値を使用します。
この値は、テンプレートで定義されたしきい値、またはカスタ
ム設定でオーバーライドされたしきい値と比較されます。
注: システムのディスク ドライブは、[ディスク]ノードの下に子ノード
として表示されます。ディスク可用性を設定でき、アラームを設定して、
これらの子ノードのデータを発行できます。
[メモリ]ノード
[メモリ]ノードでは、コンピュータのメモリ データ収集を変更できま
す。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]-[メ
モリ]
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[メモリ]-[物理メモリ]
このセクションでは、物理メモリが指定されたしきい値を超えた場合
のアラームを設定し、データをパブリッシュできます。
第 2 章: 設定の詳細 19
[rsp]ノード
[メモリ]-[物理メモリ使用量(メガバイト)]
このセクションでは、物理メモリ(メガバイト)が指定されたしきい
値を超えた場合のアラームを設定し、データをパブリッシュできます。
[メモリ]-[スワップ メモリ]
このセクションでは、スワップ メモリが指定されたしきい値を超えた
場合のアラームを設定し、データをパブリッシュできます。
[メモリ]-[スワップ メモリ使用量(メガバイト)]
このセクションでは、スワップ メモリ(メガバイト)が指定されたし
きい値を超えた場合のアラームを設定し、データをパブリッシュでき
ます。
[メモリ]-[合計メモリ]
このセクションでは、コンピュータの合計メモリ使用量が設定された
しきい値を超えた場合のアラームを設定し、データをパブリッシュで
きます。
[メモリ]-[合計メモリ使用量(メガバイト)]
このセクションでは、合計メモリ(メガバイト)が設定されたしきい
値を超えた場合のアラームを設定し、データをパブリッシュできます。
[メモリ]-[合計メモリ使用率]
このセクションでは、合計メモリ使用率が設定されたしきい値を超え
た場合のアラームを設定し、データをパブリッシュできます。
[メモリ]-[ページング]
このセクションでは、メモリ ページングが設定されたしきい値を超え
た場合のアラームを設定し、データをパブリッシュできます。
[メモリ]-[メモリのデータ収集の設定]
このセクションでは、メモリのデータ収集を設定できます。
[メモリ]-[ページングのデータ収集の設定]
このセクションでは、ページングのデータ収集を設定できます。
注: このセクションのフィールドの説明は、[CPU]ノードで説明されて
いるものと同じです。
20 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
[rsp]ノード
[プロセス]ノード
[プロセス]ノードは、設定されているプロセスのモニタリング プロファ
イルを追加、更新、または削除できます。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]-[プ
ロセス]
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[プロセス]-[プロセスのデータ収集の設定]
このセクションでは、プロセスのデータ収集を設定できます。
■
アクティブ: プロセスをアクティブ化または非アクティブ化しま
す。
■
チェック サイクル: データがチェックポイントから収集される頻
度を指定します。
[プロセス]-[オプション]-[モニタリング プロファイルの作成]
このセクションでは、プロセスのモニタリング プロファイルを作成し、
モニタリングを必要とする機能を選択できます。
■
プロセス認識基準
■
名前: プロセスをその名前で認識できます。これは実行可能
ファイルの名前(パスなし)です。
■
名前 + コマンド ライン: プロセスをその名前とコマンド ライ
ンで認識できます。
注: 名前フィールドおよびコマンド ライン フィールドはどちらも、正
規表現とパターン マッチング ルールを扱います。
[<モニタリング プロファイル名>]ノード
[モニタリング プロファイル名]ノードでは、プロセスのモニタリング プ
ロファイルのプロパティを変更できます。
注: [プロセス]ノードの下に子ノードとして表示されるすべてのノード
がユーザ設定可能です。 そのため、このドキュメントでは、これらのモ
ニタリング プロファイルを「モニタリング プロファイル名」ノードと呼
びます。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]-[プ
ロセス]-[モニタリング プロファイル名]
第 2 章: 設定の詳細 21
[rsp]ノード
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス モニタリング プロファイル]
このセクションでは、プロセス モニタリング プロファイルのプロパ
ティを編集できます。
■
プロセスの説明: プロファイルの説明を定義します。
■
プロセス認識基準
■
名前: プロセスをその名前で認識できます。これは実行可能
ファイルの名前(パスなし)です。
■
名前 + コマンド ライン: プロセスをその名前とコマンド ライ
ンで認識できます。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス インスタンス]
このセクションでは、実行しているプロセス インスタンスを指定でき
ます。 また、このセクションの重大度および QoS も設定できます。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス状態(稼働)]
このセクションでは、プロセス状態が 'UP' の場合、アラームを設定で
きます。 また、このセクションの重大度および QoS も設定できます。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス状態(ダウン)]
このセクションでは、プロセス状態が「ダウン」の場合、アラームを
設定できます。 また、このセクションの重大度および QoS も設定でき
ます。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス メモリ使用量]
このセクションでは、プロセスのメモリ使用量が指定されたしきい値
を超えた場合のアラームを設定できます。 また、このセクションの重
大度および QoS も設定できます。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス CPU 使用率]
このセクションでは、CPU 使用率が指定条件に一致した場合のアラー
ムを設定できます。 また、このセクションの重大度および QoS も設定
できます。
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス スレッド]
このセクションでは、スレッド数が指定条件に一致した場合のアラー
ムを設定できます。 また、このセクションの重大度および QoS も設定
できます。
22 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
[rsp]ノード
[モニタリング プロファイル名]-[プロセス所有者]
このセクションでは、設定されたしきい値が満たされた場合のアラー
ムを設定できます。 また、このセクションの重大度および QoS も設定
できます。
注: このセクションのフィールドの説明は、[CPU]ノードで説明されて
いるものと同じです。
[サービス]ノード
[サービス]ノードは、設定されているサービスのモニタリング プロファ
イルを追加、更新、または削除できます。
注: CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブによりモニタリングさ
れているシステムが Windows マシンである場合のみ、このノードが表示
されます。
ナビゲーション: [rsp]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト名]-[サー
ビス]
ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。
[サービス]-[サービスのデータ収集の設定]
このセクションでは、サービスのデータ収集を設定できます。
■
アクティブ: プロセスをアクティブ化または非アクティブ化しま
す。
■
チェック サイクル: データがチェックポイントから収集される頻
度を指定します。
[サービス]-[オプション]-[モニタリング プロファイルの作成]
このセクションでは、サービスのモニタリング プロファイルを作成し、
モニタリングを必要とする機能を選択できます。
第 2 章: 設定の詳細 23
ノードの設定
[<モニタリング プロファイル名>]ノード
[モニタリング プロファイル名]ノードでは、サービスのモニタリング プ
ロファイルのプロパティを編集できます。
注 1 :[サービス]ノードの下に子ノードとして表示されるすべてのノー
ドがユーザ設定可能です。 そのため、このドキュメントでは、これらの
プロファイルを「モニタリング プロファイル名」ノードと呼びます。
注 2 : このセクションは、[プロセス]ノードで説明されているものと同
じです。
ノードの設定
ここでは、ノード内の特定のセクションを設定する手順について説明しま
す。
ノード内の各セクションでは、CPU、ディスク、メモリ モニタリング のプ
ロパティを設定できます。
以下の手順に従います。
1. 適切なナビゲーション パスを選択します。
2. フィールド情報を更新し、[保存]をクリックします。
プローブの指定されたセクションが設定されます。 CPU、ディスク、
メモリ モニタリング は現在、システムのメトリクスをモニタできる状
態です。
24 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
アラームしきい値を設定する方法
アラームしきい値を設定する方法
いくつかの QoS 測定プローブでは、さまざまなタイプのアラームしきい値
を設定できます。これらのしきい値オプションを使用して、各 QoS プロー
ブに対してアラーム メッセージが送信されるタイミングをより広範にコ
ントロールできます。
さまざまなアラームしきい値およびそれらの設定要件の詳細については、
アドミン コンソール ヘルプの「一般的なプローブ設定」を参照してくだ
さい。
重要: アラームしきい値の設定は baseline_engine プローブに依存します。
baseline_engine の正しいバージョンを使用していない場合、追加のしきい
値オプションが表示されません。
ログイン認証情報の追加
サーバへのログオン認証情報を追加するために、CPU、ディスク、メモリ モ
ニタリング プローブを設定することができます。 ホストをモニタするた
めに、ユーザ名、またはパスワードを提供します。
以下の手順に従います。
1. [rsp]ノードをクリックします。
2. [ログイン認証情報]セクション内の[新規]ボタンをクリックしま
す。
3. フィールド情報を更新し、[保存]をクリックします。
注: プローブは、インタラクティブ モードのユーザ ログイン認証をサ
ポートしません。 パスワード モードの認証が、追加されたユーザに対
して有効である必要があります。
ログイン認証情報が保存されます。
第 2 章: 設定の詳細 25
ログイン認証情報の削除
ログイン認証情報の削除
モニタする必要がなくなったログイン認証情報を削除できます。
以下の手順に従います。
1. [rsp]ノードをクリックします。
2. [ログイン認証情報]セクション内の削除するログイン認証情報を選
択し、[削除]をクリックします。
ログイン認証情報が削除されます。
ホスト プロファイルの追加
モニタリングのために、[rsp]ノードの下にホスト プロファイルを追加
できます。
以下の手順に従います。
1. ナビゲーション ペインの[rsp]ノードの隣にある[オプション]アイ
コンをクリックします。
2. [ホスト プロファイルの追加]オプションをクリックします。
3. フィールド情報を更新し、[サブミット]をクリックします。
ホスト プロファイルは[rsp]ノードの下に保存されます。 ホストを検出
するために、必要なログイン認証情報、プロトコル、およびテンプレート
を選択します。
ホスト プロファイルの削除
モニタする必要がなくなったホスト プロファイルを削除できます。
以下の手順に従います。
1. ナビゲーション ペインの[プロファイル-ホスト名]ノードの隣にある
[オプション]アイコンをクリックします。
2. [ホストの削除]オプションをクリックします。
ホスト プロファイルはナビゲーション ペインから削除されます。
26 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
プロセスのモニタリング プロファイルの追加
プロセスのモニタリング プロファイルの追加
モニタリング プロファイルに関連するプロセスをモニタおよび設定でき
ます。 CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブを使用すると、プ
ロセスのモニタリング プロファイルを作成できます。
以下の手順に従います。
1. ナビゲーション ペインの[プロセス]ノードの隣にある[オプション]
アイコンをクリックします。
2. [モニタリング プロファイルの作成]オプションをクリックします。
3. フィールド情報を更新し、[サブミット]をクリックします。
プロセスのモニタリング プロファイルは[プロセス]ノードの下に保
存され、モニタリングを必要とする機能を選択できます。
プロセスのパラメータ表示
CPU、ディスク、メモリ モニタリング を使用して、プロセスのパラメータ
をすべて表示できます。 表示できるパラメータは、名前、PID、PPID、CPU
合計、CPU 使用率、スレッド数、ベース優先順位、フル パス、サイズ、お
よびドメインです。
以下の手順に従います。
1. パラメータを表示する[プロセス]ノードの下の[モニタリング プロ
ファイル名]ノードをクリックします。
2. [プロセス モニタリング プロファイル]セクションに移動し、[アク
ション]ドロップダウン リストの[テスト]をクリックします。
プロセスのパラメータが表示されます。
第 2 章: 設定の詳細 27
プロセスの削除
プロセスの削除
モニタする必要がなくなったプロセスを削除できます。
以下の手順に従います。
1. ナビゲーション ペインの[モニタリング プロファイル名]ノードの隣
にある[オプション]アイコンをクリックします。
2. [プロセスの削除]オプションをクリックします。
そのプロセスはナビゲーション ペインから削除されます。
サービスのモニタリング プロファイルの追加
モニタリング プロファイルに関連するサービスをモニタおよび設定でき
ます。 CPU、ディスク、メモリ モニタリング プローブを使用すると、サー
ビスのモニタリング プロファイルを作成できます。
以下の手順に従います。
1. ナビゲーション ペインの[サービス]ノードの隣にある[オプション]
アイコンをクリックします。
2. [モニタリング プロファイルの作成]オプションをクリックします。
3. フィールド情報を更新し、[サブミット]をクリックします。
サービスのモニタリング プロファイルは[サービス]ノードの下に保
存され、モニタリングを必要とする機能を選択できます。
サービスの削除
モニタする必要がなくなったサービスを削除できます。
以下の手順に従います。
1. ナビゲーション ペインの[モニタリング プロファイル名]ノードの隣
にある[オプション]アイコンをクリックします。
2. [サービスの削除]オプションをクリックします。
そのサービスはナビゲーション ペインから削除されます。
28 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
第 3 章: QoS しきい値メトリクス
多くの CA Nimsoft Monitor プローブは、デフォルト QoS しきい値が設定さ
れた状態で出荷されます。 これらの値によってフィールドに入力する値
のタイプを理解できますが、これらの値は必ずしも推奨されるベスト プ
ラクティス値ではありません。 しきい値を調整して誤検出アラームを削
減するために、このセクションでは QoS メトリクスについて説明し、デ
フォルト QoS しきい値を示します。
rsp QoS メトリクス
以下の表では、rsp プローブを使用して設定できる QoS メトリクスについ
て説明します。
モニタ名
単位
説明
QOS_CPU_MULTI_USAGE
パーセント
個別 CPU 使用率(アイドル時間、シス
テム時間、合計使用時間、ユーザ時間、
待機時間に使用)
QOS_CPU_USAGE
パーセント
CPU 使用率(合計使用時間、ユーザ時
間、システム時間、待機時間、アイド
ル時間に使用)
QOS_DISK_USAGE
メガバイト
ディスク使用量
QOS_DISK_USAGE_PERC
パーセント
ディスク使用率(%)
QOS_MEMORY_PAGING
キロバイト/秒
メモリ ページング(Memory Paging)
QOS_MEMORY_PAGING_PGPS
ページ/秒
メモリ ページング(Memory Paging)
QOS_MEMORY_PERC_USAGE
パーセント
メモリ使用率
QOS_MEMORY_PHYSICAL
メガバイト
物理メモリ使用量
QOS_MEMORY_SWAP
メガバイト
スワップ メモリ使用量
QOS_MEMORY_USAGE
メガバイト
メモリ使用量
QOS_NTSERVICE_STATE
状態
NT サービス可用性
第 3 章: QoS しきい値メトリクス 29
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
モニタ名
単位
説明
QOS_PROC_QUEUE_LEN
プロセス
プロセッサ キューの長さ(Processor
Queue Length)
QOS_PROCESS_CPU_USAGE
パーセント
プロセス CPU 使用率
QOS_PROCESS_INSTANCE
個数
プロセス インスタンス数
QOS_PROCESS_STATE
Running
プロセス可用性
QOS_PROCESS_THREADS
個数
プロセス スレッド数
QOS_PROCESS_MEMORY_USAGE
キロバイト
プロセス メモリ使用量
QOS_NTSERVICE_STATE
状態
NT サービス可用性
QOS_NTEVENT_COUNT
カウント
間隔中のイベント数
QOS_WMI_OBJECT_VAL
バリアント
WMI オブジェクトの値
注: 個別 CPU メトリクス(「ユーザ」、「システム」、「待機」、および
「アイドル」)は、Windows プラットフォームでサポートされていません。
それらのメトリクスは設定中に選択されても、値を返しません。
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
以下の表には、rsp プローブのアラート メトリクスおよびデフォルト設定
が含まれます。
アラーム メトリクス
警告しき
い値
警告重
大度
エラーしきい エラー
値
重大度
説明
汎用
接続エラー(connection
error)
接続タイムアウト
(connection timeout)
-
-
-
-
30 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
-
-
メ
ジャー
ホストへの接続が失
敗、またはログインが
拒否されたときに発行
されるアラーム。
メ
ジャー
ホストへの接続がタイ
ム アウトになったと
きに発行されるアラー
ム。
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
アラーム メトリクス
データ収集失敗(data
collection failure)
データベースの整合性
(database integrity)
警告しき
い値
-
-
重複データ(duplicate data) -
重複シリーズ(duplicate
series)
-
Lua ロード エラー(lua load
error)
WMI クラスなし(wmi class
missing)
-
警告重
大度
-
-
-
-
-
-
エラーしきい エラー
値
重大度
説明
メ
ジャー
ホスト上でチェックポ
イントのデータ収集が
失敗したときに発行さ
れるアラーム。
メ
ジャー
ホストでデータベース
の整合性問題が発生し
たときに発行されるア
ラーム。
メ
ジャー
チェックポイントで発
生したデータベース
データ収集失敗におい
て QoS シリーズの
データが重複する可能
性がある場合に、CDM
プローブとして発行さ
れるアラームも、同じ
ホストで実行されてい
ます。
マイ
ナー
QoS データベース内で
データ シリーズが複
製する可能性がある場
合に、CDM プローブと
して発行されるアラー
ムも、同じホストで実
行されています。
-
メ
ジャー
ファイルのロード中に
エラーが発生したとき
に発行されるアラー
ム。
-
メ
ジャー
WMI クラスがホスト
上にないときに発行さ
れるアラーム。
-
-
-
-
CPU 使用率およびしきい値
第 3 章: QoS しきい値メトリクス 31
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
アラーム メトリクス
警告しき
い値
CPU 合計使用率(Total CPU
Usage (%))
50
CPU 合計データ未検出
(Total CPU Data not found) -
単一 CPU 使用率(Single CPU
Usage (%))
50
単一 CPU データ未検出
(Single CPU Data not
found)
-
警告重
大度
マイ
ナー
-
マイ
ナー
-
エラーしきい エラー
値
重大度
説明
80
メ
ジャー
CPU 合計使用率が設定
されたしきい値を超え
たときに発行されるア
ラーム。
-
メ
ジャー
CPU データが見つから
ないときに発行される
アラーム。
メ
ジャー
単一 CPU 使用率が設
定されたしきい値を超
えたときに発行される
アラーム。
メ
ジャー
CPUID データが見つか
らないときに発行され
るアラーム。
メ
ジャー
ディスク空き容量率が
設定されたしきい値未
満であるときに発行さ
れるアラーム。
メ
ジャー
ディスク空き容量(メ
ガバイト)が設定され
たしきい値未満である
ときに発行されるア
ラーム。
メ
ジャー
現在使用可能なファイ
ル システムのデータ
がないときに発行され
るアラーム。
メ
ジャー
物理メモリ使用率が設
定されたしきい値を超
えたときに発行される
アラーム。
80
-
ディスク使用量およびしきい値
ディスク空き容量率(Disk
usage (%) free)
20
ディスク空き容量(メガバ
イト)(Disk usage (Mb)
free)
20
ディスク ファイル システ
ム データ使用不可(Disk
File System data unavailable) -
マイ
ナー
マイ
ナー
-
10
10
-
メモリ使用率およびしきい値
物理メモリ使用率(Physical
Memory usage)
70
マイ
ナー
32 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
80
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
アラーム メトリクス
スワップ メモリ使用率
(Swap Memory usage)
メモリ合計使用率(Total
Memory usage)
使用できないメモリ デー
タ(Memory Data
unavailable)
警告しき
い値
70
50
-
警告重
大度
マイ
ナー
マイ
ナー
-
エラーしきい エラー
値
重大度
80
80
-
説明
メ
ジャー
スワップ メモリが設
定されたしきい値を超
えた場合に発行される
アラーム。
メ
ジャー
メモリ合計が設定され
たしきい値を超えた場
合に送信されるアラー
ム。
メ
ジャー
メモリ タイプ データ
が現在使用できない場
合に送信されるアラー
ム。
メ
ジャー
メモリ ページングが
設定されたしきい値を
超えた場合に発行され
るアラーム。
メ
ジャー
ページング データが
現在使用できない場合
に発行されるアラー
ム。
メ
ジャー
負荷が設定されたしき
い値を超えた場合に発
行されるアラーム。
ロード データが現在
使用できない場合に発
行されるアラーム。
設定されたしきい値を
満たしたときに発行さ
れるアラーム。
メモリ ページングおよびしきい値
メモリ ページング
(Memory Paging)
使用できないメモリ ペー
ジング データ(Memory
Paging data unavailable)
150
-
警告
-
500
-
プロセッサ キューの長さおよびしきい値
プロセッサ キューの長さ
(Processor Queue Length) 5
使用不可能なロード デー
タ(Load Data unavailable) -
警告
10
-
-
メ
ジャー
-
オーソリ
ティ/シス
テム
マイ
ナー
プロセスおよびしきい値
プロセス所有者(Process
Owner)
-
第 3 章: QoS しきい値メトリクス 33
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
アラーム メトリクス
警告しき
い値
CPU 使用状況(CPU usage) -
プロセス サイズ(Process
size)
-
スレッド数(Thread Count) -
インスタンス(Instances) プロセスが実行中の場合
(Process when up)
-
プロセスがダウンした場合
(Process when down)
-
警告重
大度
-
-
-
-
-
-
エラーしきい エラー
値
重大度
説明
マイ
ナー
CPU 使用率が設定され
たしきい値を満たした
ときに発行されるア
ラーム。
マイ
ナー
プロセス サイズが設
定されたしきい値を満
たしたときに発行され
るアラーム。
マイ
ナー
スレッド数が設定され
たしきい値を満たした
ときに発行されるア
ラーム。
-
マイ
ナー
インスタンスが設定さ
れたしきい値を満たし
たときに発行されるア
ラーム。
-
マイ
ナー
プロセスが実行されて
いる場合に発行される
アラーム。
-
マイ
ナー
プロセスが実行されて
いない場合に発行され
るアラーム。
-
イベントが生成され、
イベン 設定されたパラメータ
ト ログ が一致した場合に発行
から
されるアラーム。
-
期待される状態が
service_state と同じで
ない場合に発行される
アラーム。
90
-
-
イベントおよびしきい値
NTEvents 数(NTEvents
Count)
-
-
サービスおよびしきい値
Windows サービス状態
(Windows Services State) -
-
WMI
34 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
メ
ジャー
rsp アラート メトリクスのデフォルト設定
アラーム メトリクス
WMI カウンタしきい値
(WMI Counter Thresholds)
警告しき
い値
警告重
大度
エラーしきい エラー
値
重大度
説明
WMI オブジェクトの
値が、設定されている
しきい値に達したとき
に発行されるアラー
ム。
第 3 章: QoS しきい値メトリクス 35
第 4 章: トラブルシューティング
rsp プローブのトラブルシューティング ポイントを以下に示します。
■
SSH 障害がある場合は、SSH 接続数の制限を増加させます。
■
アラームを送信する際により長い時間がかかる場合は、DNS 設定を確
認します。
■
多数のホストを使用している場合にプロセス リストが空で表示され
た場合、コマンド タイムアウトを増加させます(60 秒が望ましい)。
■
コントローラの問題(たとえば、赤くなるなど)が発生したとき
は、.ci、.dev および .met エントリの削除により NIS キャッシュをクリ
アします。
■
矛盾のない「データが見つからない」アラームがいずれかのモニタで
観察された場合、WMI 接続タイムアウトまたは SSH 接続タイムアウト
を増加させます。
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
CPU 統計が見つからない (P. 38)
プロセス サイズの決定 (P. 41)
第 4 章: トラブルシューティング 37
CPU 統計が見つからない
CPU 統計が見つからない
現象
プローブは、プロセス ダイアログ ボックスのプロセス サイズを取得でき
ません。ログ ファイルに Error status = 8007005 が生成されます。
解決策
[アクセス許可]と[起動とアクティブ化のアクセス許可]に対する[コ
ンポーネント サービス]の[コンピュータ]の権限が正しく設定されて
いません。 これらの権限はリモート サーバで設定されます。
リモート サーバで以下の手順に従います。
1. [管理ツール]から[コンポーネント サービス]を開きます。
注: また、[コンポーネント サービス]ウィンドウを開くために、
C:¥WINDOWS¥system32¥Com¥comexp.msc コマンドを実行することも
できます。
2. [コンピュータ]セクションを展開します。
3. [コンピュータ]オブジェクトを右クリックし、[プロパティ]オプ
ションを選択します。
[マイ コンピュータのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されま
す。
4. [COM セキュリティ]タブをクリックします。
[アクセス許可]と[起動とアクティブ化のアクセス許可]の両方に
対する[制限の編集]および[既定値の編集]のオプションを探しま
す。
38 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
CPU 統計が見つからない
第 4 章: トラブルシューティング 39
CPU 統計が見つからない
5. 以下のように[アクセス許可]を設定します。
制限の編集
Anonymous Logon => Local Access + Remote Access
Distributed COM Users => Local Access + Remote Access
Everyone => Local Access + Remote Access
既定値の編集
SELF => Local Access + Remote Access
SYSTEM => Remote Access
6. 以下のように[起動とアクティブ化のアクセス許可]を設定します。
制限の編集
Administrators => Local/Remote Launch + Local/Remote Activation
Distributed COM Users => Local/Remote Launch + Local/Remote
Activation
Everyone=> Local Launch + Local Activation
Offer Remote Assistance Helpers => Local/Remote Launch +
Local/Remote Activation
既定値の編集
Administrators => Local/Remote Launch + Local/Remote Activation
INTERACTIVE => Local/Remote Launch + Local/Remote Activation
SYSTEM => Local/Remote Launch + Local/Remote Activation
7. Windows Management Instrumentation テストを使用して接続をテスト
します。
リモート サーバで権限を設定した後に、プローブはホストの検出、CPU
統計の読み取り、およびプロセス サイズの取得ができます。
40 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
プロセス サイズの決定
プロセス サイズの決定
RPC ポートが rsp からアクセス可能な場合は、プロセス サイズを決定しま
す。
注: このポートが開かれていない場合、プロセス サイズの取得に影響があ
ります。 他の機能には影響はありません。
現象
「Error status = 800706ba」は、プロセス サイズを取得する間にログ ファイ
ルに生成されます。これは、ファイアウォールがアクセスを阻んでいるこ
とを示します。
解決策
Windows ファイアウォールから RPC ポートを有効にするための以下の手順に
従います。
1. Windows ファイアウォール内の RPC 動的ポートを許可する規則を追加
します。
2. [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール]に移動しま
す。
3. [受信]規則を右クリックし、[新しい規則]をクリックします。
[新規の受信の規則ウィザード]が開きます。
4. [カスタム]を選択し、[次へ]に進みます。
第 4 章: トラブルシューティング 41
プロセス サイズの決定
5. [プロトコルの種類]に[TCP]、[ローカル ポート]に[RPC 動的
ポート]、[リモート ポート]に[すべてのポート]を選択し、次に
進みます。
42 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド
プロセス サイズの決定
6. RSP プローブの IP アドレスを入力するか、または[任意の IP アドレス]
のままにして、[次へ]をクリックします。
7. [接続を許可する(既定値)]を選択し、[次へ]に進みます。
第 4 章: トラブルシューティング 43
プロセス サイズの決定
8. ユーザの要件に応じて、新しい規則をドメイン、プライベート、パブ
リック、またはすべてのいずれに適用するかどうかを選択します。
9. 規則名前を入力し、[完了]をクリックします。
44 CPU、ディスク、メモリ モニタリング 設定ガイド