＊42 食用 色素投 与 時 に於 け る シ ロ ネズ ミ 臓 器 ビ タ ミ ン B2 量 の変 動 に つ い て 金 城 学院 大短 大 ｍ 中 きみ １ か つ て バ タ ー の 着 色 色素 とし て 用 い ら れ た， Butter Yellow が発 癌 性 のア ソ 色 素 であ るこ とは周 知 の事 実 であ る。 最 近 堀 田 等 は ア ソ系 食 用 色 素投 与 時 の シ l=･ ネ ズ ミ臓器Bo 量 の変 動 につ い て 観 察 し ，何 れ も顕 著 な減 少 を 認 め ，Bj と の関 連 性を 述 べ て い る。 演 者 は 食 用 色 素 と臓器B, と の関 係 及び 食 用 色 素 の 乱用 が生 物 体 に及 ぼ す 影響 を 検 索 する 目的 で主 と して キ サソ テ ソ 族 食 用 色 素 に つ い て 比較 観 察 し た 。 ２ シ ロノ ネ ズ ミ臓 器総 量B. 万の測 定 は ル ミ￨フ ラ ビ ン螢 光 法,Bs 三 型 分 布 比 は ペ ー パ ー クp マ ト ダ ラ フ ィ ―を利 用 す る方 法 にて 実 施 し た。 ３ 体 重80g ∼lOOg 前 後 の 純 系 シ ロ ネ ズ ミ5 ∼6 匹 を 一 群 とし て赤 色3, 103, 104, 105 号 の各 色 素 を 経 口 的 に一 定 量 宛, 5 日 及 び10 日間 投 与 し ， そ の 肝 ，腎 ， 心 ， 腸 ，筋 肉 ， 脳 め 各 臓器 総Bo 量 及 びB. 三 型 分 布 比 を 測定 した 。 そ の 結果 総Bo 量 に 於 い て は各 色 素 投 与 群 共 に脳 のBj 量 は 減 少を 示 し， 特 に赤 色 ３ 号に 於 け る そ れ は 顕 著 であ った 。 肝 で は 何 れ も軽 度の 減 少傾 向 を示 す が ， な か で も赤 色105 号 は 明 ら か に低 値 であ った 。 そ の 他 の臓 器 で は 殆 ん ど変 化 を 認 め な か った 。 こ の際Bj 三 型 分 布 比は 共 に正 常 例 とほ ぼ 類 似 し た 傾 向を 示 す 。 次 に ペ ーパ ー上 に認 め られ る螢 光 ス ポ ッ ト とし て はB, 三型 の外 に 著 し い 青 色螢 光 ス ポ ット の 発 現を 認 め， 特 に腸 ， 筋 肉 ， 脳 に多 か った 。
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