消費機器に係る事故（平成２６年３月～４月） ■BF式風呂釜の変形事故（１０件） 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 不明 (3月3日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 0 0 製造・輸入者 ガス使用の申し出のあった需要家宅にて風呂釜が変形しているとの連絡を受けた。 ガス事業者及びメーカーにて確認したところ、ＢＦ式風呂釜のケーシングが変形していることを確認し た。また、調査の結果、灯内内管の漏えい検査に異常がないことを確認した。 原因は、何らかの要因により口火が点火し難い状態となり繰り返し点火操作を行ったこと、もしくはシャ 0 風呂釜 ワー使用後にツマミの位置を止め側に戻しすぎたことで口火が消火し、その状態に気づかずに追い焚き 操作を行ったため、機器内部に未燃ガスが滞留した。その後に口火の点火操作を行ったことにより、点 火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：風呂釜ケーシングの変形 GUQ-5A 1998年5月 (株)ノーリツ (株)ノーリツ 東京都 神奈川県 長野県 0 0 0 上記のほか、同様のＢＦ式風呂釜のケーシング変形に係る事故は９件。 風呂釜 型式 製造年月 GUQ-5A、GUQ-5A1 TP-DP11S、TPDPS51 SR-DP パーパス(株) (株)ガスター ■レンジフード一体型ＦＦ式給湯器の変形事故（１７件） 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 不明 （3月1日） 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 製造・輸入者 埼玉県 0 0 機器メーカーから、点検作業巡回中、給湯器が変形しているとの連絡が入り、ガス事業者が確認した ところ給湯器のケーシングが変形していたことを確認した。 また、調査した結果、メーターガス栓から当該機器電磁弁までの漏えい検査を行い異常がないことを 確認し、給排気トップ及びその周辺に給排気トップを閉塞するようなものがないことを確認した。 0 需要家によると、当該機器の変形については今回指摘を受けるまで気づかなかったとのこと。 瞬間湯沸器 原因は、何らかの原因で給排気トップの排気口部が閉塞されているような状態となり異常着火が発生 したか、あるいは元電磁弁が何らかの要因で一時的に閉弁遅れとなり、点火時のガス量が増え異常着 火に至ったものと推定。 ・物損：給湯器ケーシングの変形 埼玉県 千葉県 東京都 0 0 0 上記のほか、同様のレンジフード一体型ＦＦ式給湯器の変形に係る事故は１６件。 1 / 6 ページ 瞬間湯沸器 型式 製造年月 パナソニック（株） GW-5RH5F 1996年4月 パナソニック（株） GW-5RH5F GW-5RH5F-R ■その他の事故（１８件） 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 3月1日 不明 （3月5日） 3月6日 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 神奈川県 東京都 神奈川県 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 業務用ガステーブル使用中に接続具に火が着いたとの連絡を受け確認したところ、業務用ガステーブ ルに接続している金属可とう管の被覆の一部が焦げていた。 需要家によると、仕込みのため業務用ガステーブルを使用したところ、接続具に火がついたため、息を 吹きかけ消火し、ガス栓を閉にしたとのこと。 調査の結果、灯内内管の漏えい検査に異常はないが、業務用ガステーブルに接続されている金属可 0 とう管の亀裂箇所の破断面に疲労破壊の形跡があり、大きな変位の繰り返し負荷等の応力が加わり、 金属可とう管 日立金属(株) 亀裂に至ったと思われる。 原因は、日常的に業務用ガステーブルを持ち上げて下部を掃除していたことから、金属可とう管に繰り 返し曲げ応力が加えられていたことで亀裂が生じ、未燃ガスの漏出に至った。そのため業務用ガステー ブルの点火スパークもしくは燃焼炎が漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：金属可とう管被覆の一部焦げ ＦＬＨＩ ４００－１／２ 不明 0 定期保安点検に訪問した需要家宅で風呂釜が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、ＲＦ式風 呂釜のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、当該機器の変形については定期保安点検時に指摘されるまで気が付かなかったと のこと。なお、２月の大雪の際に当該機器本体がすべて雪で覆われていたとのことを伺った。メーカーの 調査報告書によると、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能及び燃焼状態 0 風呂釜 に異常がないことを確認した。 原因は、２月の降雪により当該機器全体が覆われたため当該機器の給排気部が閉塞された。その状 態で当該機器の運転操作を行ったため、機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の点火時のスパークが 滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：風呂釜のフロントカバー変形 （株）ノーリツ GRQ-2028SAX 2004年4月 0 給湯器を使用したら大きな音がしてカバーが変形したとの連絡を受け、確認したところ、ＲＦ式給湯器 のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、給湯器使用時に大きな音がして機器が変形したとのこと。なお、当該建物は外壁塗 装工事を行っており、当該機器の給排気口部が養生シートで覆われていたとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能及び燃焼状態に異常 0 がないことを確認した。 瞬間湯沸器 原因は、当該機器の給排気口を養生シートで覆ったことで給排気部が閉塞され、当該機器を使用する と燃焼用空気が供給されず、排気ガスも排出できない状況となり機器内部に未燃ガスが滞留した。その 状態でその後も給湯運転を行ったため、点火時のスパークが機器内部に滞留した未燃ガスに引火した ことによるものと推定。 ・物損：給湯器のフロントカバー変形 （株）ノーリツ GQ-3211WZ-2 2010年12月 2 / 6 ページ 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 3月7日 不明 （3月10日） 不明 （3月10日） 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 東京都 千葉県 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 ガス栓付近に火が着いたとの連絡を受け、確認したところ、コンセントヒューズガス栓に接続されている ゴム管用ソケット及びソフトコード接続部周辺の一部が焦げていることを確認した。 需要家によると、調理実習でガスコンロを使用するため、生徒がゴム管用ソケットをガス栓に接続し、 左側バーナーを使用していた。その後、ガス栓に近い右側バーナーの点火を行った際にガス栓付近に 火が着いたため、職員がガス栓を閉めて消火したとのこと。 調査の結果、回収した当該ゴム管用ソケットを正常な状態でガス栓へ接続した際の漏えい検査におい その他（接続 （株）ハーマン 0 て、異常がないことを確認した。当該ゴム管用ソケットの細部を確認すると、ガス栓と正常に接続された 具） 場合に露出する摺動環とカバーの間に焼損痕がないことから、不完全な接続状態であったものと推定。 また、原因は、当該ゴム管用ソケットの接続不足によりガス栓との接続箇所から過流出安全機構が作 動しない程度の微量の未燃ガスが漏出していた。その状態でガス栓に近いガスコンロの右側バーナー の点火操作を行ったため、点火時のスパークが漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：ゴム管用ソケット及びソフトコード接続部周辺一部焦げ 0 機器の見積りに訪問した需要家宅の小型湯沸器の下部に焦げ箇所があり、需要家から処分を求めら れたので回収したとの連絡を受け、確認したところ、小型湯沸器（２０１３年製）のガス接続部に１３ｍｍガ スソフトコードが接続されており、接続部の焦げ及び電池ボックスの溶解が認められた。 なお、当該小型湯沸器の設置と当該ガスソフトコードの接続は、需要家自身が以前使用していた小型 湯沸器を取り外し、交換したとのこと。 13mmガスソフトコー ソフトコード 原因は、量販店等で購入した当該小型湯沸器を需要家自身が交換した際、ガス接続部（ネジ式）に、 0 （迅速継ぎ手 住友ゴム工業(株) ド 交換前に使用していた小型湯沸器の接続具である当該ガスソフトコードを取り外して接続を試みたが、 なし） 2006年2月 交換前の小型湯沸器の接続部であるゴム管口（ホースエンド）と接続方法が異なるため、当該ガスソフト コードの先端に切り込みを入れて無理な接続を行った。そのため、ガス栓を開にすると切り込み箇所か ら微量の未燃ガスが漏出する状態となり、ガスの漏出に気付かず当該小型湯沸器を使用したため、点 火スパークもしくは燃焼炎が、漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：接続部の焦げ及び電池ボックスの溶解 0 機器修理に訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、ＦＦ式給湯暖 房機のケーシング及びフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、１週間ぐらい前から給湯使用時の音が大きくなったため機器修理を依頼したとのこ と。 当該機器内部のガス・水通路部漏えい検査に異常はないが、暖房排気通路部に腐食及び穴あきがあ 0 瞬間湯沸器 ることを確認した。 原因は、暖房排気通路部の穴から暖房燃焼時の燃焼排ガスが給気側に溢れ出たことで、給湯使用時 に燃焼用空気が不足し着火せず、未燃ガスが機器内部に滞留した。その状態でその後も給湯運転を 行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：給湯暖房機のケーシング及びフロントカバーが変形 3 / 6 ページ パナソニック(株) ゴム管用ソケット（Ｓ 型） 不明 AT-245FA-AQ 1995年11月 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 3月15日 不明 （3月16日） 3月18日 3月22日 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 群馬県 東京都 東京都 埼玉県 0 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 台所のガス栓に火が着いているとの連絡を受け、現場へ緊急出動するとともに所轄消防へ通報した。 現場に到着し状況を確認したところ、台所のペアヒューズガス栓の不使用側（未接続側）に火が着いて いたため、メーターガス栓を閉止して消火した。 需要家によると、ガスコンロ使用中にガス栓に火が着いたとのこと。 ガス栓（迅速 光陽産業(株) 0 調査の結果、当該ガス栓の不使用側のガス栓ツマミが半開の状態となっていることを確認した。 継ぎ手） 原因は、需要家が不使用側のガス栓を誤って半開の状態にしたことにより、ガス栓から過流出安全機 構が作動しない程度の微量ガスが漏出した。その状態でガスコンロを使用したため、ガスコンロの燃焼 炎が漏出した未燃ガスに引火したものによると推定。 ・物損：ガス栓の一部焦げ、ゴム管及び壁面の一部焼損 ＬＢペアヒューズガス 栓 1986年2月 0 ガス使用のお申し出のあった部屋を訪問した際、別部屋の給湯器が変形しているとの連絡を受け、確 認したところ、ＲＦ式給湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、日頃から機器使用時に不具合を感じたことはなく、変形についてもガス事業者より指 摘を受けるまで気付かなかったとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 0 瞬間湯沸器 異常がないことを確認した。 原因は、本年２月に多量の降雪があり、屋根からの落雪により上方排気カバーが閉塞され、この状態 で給湯運転を行ったことにより、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留した。その後の給湯運 転時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：給湯器のフロントカバー変形 （株）ノーリツ GQ-1637WE 2011年5月 0 機器修理に訪問した需要家宅の給湯暖房機が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、ＲＦ式給 湯暖房機のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、シャワーを使用していた際にエラーコードが出てお湯が水になった。その後、数回運 転操作を試みたが運転しないため機器修理を依頼したとのこと。 調査の結果、給湯用樹脂ファンの羽根が割れて欠落しており、部品交換後、当該機器内部のガス・水 0 通路部の漏えい検査及び点火・火移り性能、燃焼状態において異常がないことを確認した。 瞬間湯沸器 原因は、羽根が欠落し始めた状態で使用したため燃焼用空気が不足し、リモコンにエラーを表示させ て消火したが、その後も運転操作を行ったことで全周の羽根が割れ、当該機器内部に未燃ガスが滞留 する状態となった。その状態でその後も運転操作を行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃ガス に引火したことによるものと推定。 ・物損：給湯暖房機のフロントカバー変形 パナソニック(株) AT4200ARSAW6Q-56F 2003年10月 0 ガス栓付近が焦げているので見てほしいとの通報を受け、確認をしたところ、ガス栓用ゴムキャップと ゴム管が焦げており、一部溶解していることを確認した。 需要家によると、ガスコンロで煮炊きをしていた際、当該機器のグリルで魚を焼こうと思い、２口ガス栓 のうち未使用側のガス栓を誤開放した。２～３分後にガス栓付近に火がついたため、家人を呼び消火し ガス栓（迅速 0 てもらった。 光陽産業(株) 継ぎ手） 原因は、コンロ使用中に２口ガス栓のうち未使用側のガス栓を誤開放したことで、ガス栓用ゴムキャッ プの隙間から、過流出安全機構が作動しない程度の微量のガスが漏出し、ガスコンロの燃焼炎が漏え いした生ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：ガス栓用ゴムキャップとゴム管焼損 4 / 6 ページ G025-12(L) 1992年3月 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 4月1日 4月7日 （4月14日） 3月9日 (4月16日) 4月18日 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 千葉県 神奈川県 埼玉県 0 1 0 0 型式 製造年月 製造・輸入者 0 定期保安点検に訪問した需要家宅のストーブの背面が変色しているとの連絡を受け、確認したところ、 開放型ガスストーブの背面が一部変色していることを確認した。 需要家によると、昨年の秋ごろに絹巻ラセン管を接続して当該ストーブを点火した後に機器側接続部 付近から煙が出たためガス栓を閉止したとのこと。なお、当該絹巻ラセン管は既に処分されており、別の 0 絹巻ラセン管を接続している状態であった。 絹巻ラセン管 不明 原因は、当該ストーブに絹巻ラセン管を接続した際の差込み不足、もしくは接続部の劣化に伴い微量 のガスが漏出した。その状態で当該ストーブを使用したため、燃焼炎が漏出した未燃ガスに引火したこ とによるものと推定。 ・物損：ガスストーブ背面の一部変色 不明 不明 0 警察よりガス事業者に死亡事象発生に係る問い合わせがあり、翌日に現場検証に立ち会った。その 後、警察から以下の話があった。 ●検死の結果、死亡したのは４月７日頃であり、血中ＣＯヘモグロビン濃度が８０％を超えていた。 ●業務用二重七輪の上に自家製の陶芸釜を載せた状態で、当該七輪の器具栓は全開であった。 その他（自家 また、マイコンメーターは点滅遮断していたことを聞いた。 不明 0 原因は、業務用二重七輪の上に自家製の陶芸釜を載せた状態で燃焼させたが、換気が不十分であっ 製陶芸釜） たため室内の酸素濃度が低下し、不完全燃焼が発生したと推測される。持病により倒れた後に一酸化 炭素を含む燃焼排ガスを吸引したのか、一酸化炭素を含む燃焼排ガスを吸引したことにより倒れたのか は不明であるが、体内に一酸化炭素を取り込み続けたことにより死亡に至った。 ・人身被害：死亡1人 自家製陶芸釜 不明 0 コンロを使用すると焦げ臭いとの連絡を受け、確認したところ、コンロ内部の高圧コードに一部焦げが あることを確認した。 需要家によると、右コンロでお湯を沸かした際に吹きこぼして火が消えてしまった。その後、吹きこぼし た水を拭き取り再度点火操作を行ったところ、機器内部より煙が出て焦げ臭かったとのこと。 0 調査の結果、当該機器内部のガス通路部に漏えい箇所は見受けられなかった。 家庭用こんろ リンナイ(株) 原因は、需要家が右バーナーでお湯を沸かしていた際に火を消し忘れ多量にお湯を吹きこぼしたこと でバーナーキャップの炎口が閉塞された。その状態で点火操作を行ったためバーナー内の未燃ガスが 一次空気口から漏出し、点火時のスパークが漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：コンロ内部の高圧コード一部焦げ RTS-336WNTS-R 2008年8月 0 コンロの下部から火が出たとの連絡を受け、確認したところ、ビルトインコンロの銘板に一部焦げがあ ることを確認した。 需要家によると、台所に設置しているガス漏れ警報器が鳴動していたが、臭気に気付かずビルトインコ ンロの点火操作を行った。その際、バーナーに点火しなかったため、コンロ下部キャビネットを開けガス 栓を確認したところ、強化ガスホースの機器側接続部付近に火が着いていたためガス栓を閉止して消火 したとのこと。 強化ガス 0 ガス事業者の調査の結果、強化ガスホースとビルトインコンロの接続部が緩んでおり、漏えいがあるこ ホース とを確認した。 原因は、住宅設備業者によりビルトインコンロを取付ける際、強化ガスホースとビルトインコンロ接続部 のネジ締め込みが不十分であったため、何らかの要因により緩みが生じ未燃ガスが漏出した。その状態 でビルトインコンロの点火操作を行ったため、点火時のスパークが漏出した未燃ガスに引火したことによ るものと推定。 ・物損：ビルトインコンロの銘板一部焦げ 不明 不明 5 / 6 ページ 不明 発生日 ガス種 （ ）内は覚知 日 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 一般 （１３Ａ） 不明 (4月30日) 4月30日 (5月2日) 4月26日 (5月8日) 4月11日 （5月8日） 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 東京都 埼玉県 東京都 0 0 0 0 型式 製造年月 製造・輸入者 0 風呂釜が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、ＲＦ式風呂釜のフロントカバーが変形している ことを確認した。 需要家によると、日頃から機器使用時に異常を感じたことはなかったが、３日程前に裏庭を清掃する際 に当該機器が変形していることに気が付き修理を依頼したとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 0 風呂釜 異常がないことを確認した。 原因は、過去の降雪時に隣家屋根からの落雪により当該機器の上方排気カバーが閉塞した。その状 態で運転操作を行ったことにより、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の点火操 作時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：風呂釜のフロントカバー変形 0 コンロに使用されている接続具に焦げた箇所があるとの連絡を受け、確認したところ、ガスコンロに接 続されているソフトコードの一部焦げ並びに、ガスコンロの背面が変色していることを確認した。 需要家によると、グリルで調理を行っていた際にガスコンロ後方に火が着いたため、ガス栓を閉止し水 ソフトコード をかけて消火した。また、日頃から台所に鼠が出るとのこと。 0 調査の結果、当該ソフトコードに複数の傷跡があることを確認した。 （迅速継ぎ手 不明 原因は、当該ソフトコードが鼠に齧られたことにより、ガス栓を開の状態にすると過流出安全機構が作 なし） 動しない程度の微量のガスが漏出する状態となった。その状態でガスコンロのグリルを使用したため、 グリルの燃焼炎が漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損：ソフトコード一部焦げ及びガスコンロ背面変色 不明 不明 0 ゴム管用ソケットの一部が焦げているとの連絡を受け、確認したところ、ゴム管用ソケットの摺動部付 近に焦げ箇所があることを確認した。 需要家によると、量販店で購入した当該品を接続してガスコンロを使用していた際に接続部に火が着 いたため、布巾を被せて消火したとのこと。 調査の結果、ゴム管用ソケットの気密性を確認すると製品内部からの漏えいがあり、解体調査により ソフトコード 本体と作動環の間隙をシールするＸリングが欠落していることが認められた。 0 原因は、当該品のＸリングが欠落していたことにより、ガス栓に接続した際に当該品本体から微量のガ （迅速継ぎ手 (株)ハーマン スが漏出した。その状態でガスコンロを使用したため、燃焼中の炎が漏出した未燃ガスに引火したことに あり） よる。 なお、当該品のＸリングが欠落した原因については、組み立て工程時の作動環の姿勢転換（天地逆） 時に落ちてしまったことが想定され、最終気密検査工程内で不具合品として検出されたものの再検査を 行う工程が人的ミスにより抜け落ち、合格品とされて混入したものと推定。 ・物損：ゴム管用ソケットの摺動部付近に焦げ 584-101(JG2000)ゴ ム管用ソケットＳ型 2014年2月 0 コンロが燃えたとの連絡を受け、ガス事業者が訪問したところ、ビルトインコンロの内部が一部焼損して いることを確認した。 需要家によると、当該機器のグリル部で調理していた際、排気口から火と煙が上がっていたため水を かけて消火したとのこと。なお、当該機器内部に漏えい箇所があることから、調査を行った結果、当該機 0 器内部のガス通路部が腐食し漏えいがあることを確認した。 家庭用こんろ (株)パロマ 原因は、日頃の吹きこぼし等により当該機器内部のガス通路部が腐食し、微量のガスが漏出した。そ の状態で当該機器のグリルを使用したため、点火時のスパークもしくは燃焼炎が漏出したガスに引火し たことによるものと推定。 ・物損：ビルトインコンロ内部の一部焼損 PKD-35EG-L 2006年7月 6 / 6 ページ (株)ノーリツ GT-2417AWX 2003年6月
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