BF式風呂釜の変形事故(7件)

消費機器に係る事故(平成28年1月~2月)
■BF式風呂釜の変形事故(7件)
発生日
ガス種 ( )内は覚知
日
一般
(13A)
不明
(1月7日)
人身被害
参考情報
都県
事 故 概 要
機器分類
死亡 中毒 負傷
東京都
0
0
0
0
製造・輸入者
ガス事業者協力企業より、定期保安点検に訪問した需要家宅の風呂釜が変形しているとの連絡を受け、需要家の都合に合わせメー
カーと訪問したところ、BF式風呂釜のケーシングが変形していた。需要家によると、日頃から口火の点火がし難い状況で使用していた。
フロントカバーの変形については、作業員の指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。調査の結果、内部のガス・水通路部の漏えい検
査に異常はないが、口火の点火性能が良くなかった。
0
風呂釜
原因は、当該機器の点火操作を行った際に、長期使用での影響も含め、圧電点火性能が低下していたことにより、口火の点火がし難
い状態となり、繰り返し口火の点火操作を行ったため機器内部に未燃ガスが滞留した。その状態でその後も点火操作を繰り返し行った
ことにより、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:BF式風呂釜のケーシング変形
0 上記のほか、同様のBF式風呂釜のケーシング変形に係る事故は6件。
型式
製造年月
TP-A83
2001年6月
パーパス(株)
(株)ノーリツ
GUQ-5A、GUQ-5A1
パーパス(株)
TP-DPS51
風呂釜
■レンジフード一体型FF式給湯器の変形事故(2件)
発生日
ガス種 ( )内は覚知
日
一般
(13A)
1月6日
(1月15日)
人身被害
参考情報
事 故 概 要
都県
機器分類
死亡 中毒 負傷
埼玉県
製造・輸入者
0
0
ガス事業者協力企業より、機器修理で訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、訪問したところ、レンジフード一体
型FF式給湯器のケーシング及びフロントカバーが変形していた。需要家によると、給湯器を使用した際、いつもより給湯温度が低いと感
じたため給湯温度を上げたところ大きな音がしたため修理を依頼したとのこと。当該機器は元電磁弁の部品交換作業の対象であり、作
業は完了報告済みであった。調査の結果、ガス及び水通路部の漏えい検査、並びに点火・火移り性能について異常がなかった。
0 原因は、何らかの要因で排気口が閉塞されたこと、もしくは、元電磁弁が一時的に閉弁遅れとなったことで燃焼室内に未燃ガスが滞留 瞬間湯沸器
し、点火時のスパークあるいはバーナー部に残った燃焼炎が、未燃ガスに引火したことによるものと推定。
なお、当該機器は元電磁弁の部品交換作業済みを示すステッカーが貼付されているものの、当該部品は製造ロット番号より、製品生
産時に組み込まれたものと推測される部品であることから、部品交換作業時に取り外した部品を再度組み込んでしまったものと推定。
物損:レンジフード一体型FF式給湯器のケーシング及びフロントカバー変形
0
0
0 上記のほか、同様のレンジフード一体型FF式給湯器の変形に係る事故は1件。
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瞬間湯沸器
型式
製造年月
GW-5RH5F
2003年4月
パナソニック(株)
パナソニック(株) GW-5RH5F-L
■その他の事故(16件)
発生日
ガス種 ( )内は覚知
日
一般
(13A)
1月7日
一般
(13A)
人身被害
参考情報
都県
事 故 概 要
機器分類
死亡 中毒 負傷
神奈川県
0
0
0
不明
(1月11日)
千葉県
0
0
0
一般
(13A)
1月9日
東京都
0
0
0
一般
(13A)
1月11日
(1月12日)
東京都
0
0
0
一般
(13A)
1月14日
千葉県
0
0
0
一般
(13A)
不明
(1月15日)
神奈川県
0
0
0
型式
製造年月
製造・輸入者
ガス事業者緊急部署より、供給支障の修理後に点火試験を行ったところ、RF式風呂釜が変形したとの連絡を受けた。
作業者よると、追い焚き操作を繰り返した後、給湯側も点火するためにお湯の蛇口を開けたところ、異常音とともにRF式風呂釜付近よ
り炎が出たため、消火器にて消火したとのこと。調査の結果、当該強化ガスホースの器具側袋ナットが外れていることを確認。
原因は、何らかの要因により、当該強化ガスホースの器具側袋ナットが外れた状態となり、未燃ガスが漏出する状態となり、その状態
で、RF式風呂釜の点火操作を行ったことにより、点火時のスパークが漏出した未燃ガスに引火したことによると推定。
灯内内管の漏えい検査は、RF式風呂釜用のガス栓を閉止した状態で実施しており、ガス栓以降の漏えい検査は未実施。
物損:RF式風呂釜のフロントカバー及びケーシング変形並びに給湯器配管一部焦げ
需要家より、台所でコンロを使用したところ火が点いたとの通報を受け出動したところ、ガスコードの迅速継手部の一部が焼損してい
た。台所LBペアヒューズガス栓付近にファンヒーター用ガスコード゙がガス栓から外れた状態で置かれており、需要家が消火器を用いて
消火済みだった。
調査の結果、ガス栓までの圧力保持による漏えい検査異常なし、当該ガスコードを再接続しファンヒーターまでの圧力保持による漏えい
検査異常なし。
原因は、台所LBペアヒューズガス栓に接続していたファンヒーター用ガスコード(需要家が接続)の接続不良(迅速継手のガス栓への
差し込み不足)により僅かに漏えいしたガスが、コンロの炎に引火し、ガスコード迅速継手の一部が焼損したものと推定。
物損:ガスコード迅速継手部一部焼損
需要家より、台所のガス栓に火が着いたとの連絡を受け、ガス事業者緊急部署が訪問したところ、炊飯器に接続しているゴム管用ソ
ケットの一部が焦げていた。需要家によると、コンロ付近を掃除後、ガステーブルを使用した際にガス栓に火が着きガス栓を閉めて消火
したとのこと。調査の結果、当該ゴム管用ソケットを再接続した状態での漏えい検査に異常はなく、当該ゴム管用ソケットの摺動環が伸
びた状態で露出する部分とカバーの間に溶解痕はなかった。
原因は、当該ゴム管用ソケットが不完全な状態でガス栓に接続されていたこと、並びにソフトコードの湾曲による反力でガス栓側に押さ
れる力が働き、当該ゴム管用ソケットが離脱せず、ガス栓を「開」にすると過流出安全機構が作動しない程度の微量の未燃ガスが漏出
する状態となった。その状態でガステーブルを使用したため、ガステーブルの燃焼炎が漏出した未燃ガスに引火したものと推定。
物損:ゴム管用ソケット一部焦げ
需要家より、ガス栓付近に火が着いたとの連絡を受け、ガス事業者緊急部署が訪問したところ、ガステーブルに接続されているゴム管
用ソケットが焦げていた。需要家によると、ガステーブルを使用した際にゴム管用ソケット付近に火が着いたため、ガス栓を閉止して消
火したとのこと。調査の結果、当該ゴム管用ソケットを再接続した状態での漏えい検査に異常はなく、当該ゴム管用ソケットの摺動環が
伸びた状態で露出する部分とカバーの間に溶解痕がなかった。
原因は、当該ゴム管用ソケットが不完全な状態でガス栓に接続されていたこと、並びにガス栓とガステーブル背面の距離が無かったた
め、当該ゴム管用ソケットがガス栓側に押される力が働き、ガス栓から離脱せず、ガス栓を「開」にすると過流出安全機構が作動しない
程度の微量の未燃ガスが漏出する状態となった。その状態でガステーブルを使用したため、ガステーブルの燃焼炎が漏出した未燃ガス
に引火したものと推定。
物損:ゴム管用ソケット焦げ
学校職員より、ストーブの接続箇所に火が着いたとの連絡を受け、ガス事業者緊急部署が訪問したところ、教室で使用しているガスス
トーブ用ガスコードの機器側ソケット部が一部焦げていた。担任の教師によると、教室のガス栓にガスコードを接続してガスストーブを使
用していたところ、ガスストーブとガスコードとの接続箇所に火が着いていたため、消火した後にガスコードを取り外したとのこと。調査の
結果、当該ガスコードをガスストーブに再接続した状態での漏えい検査に異常がなかった。当該ガスコードは2004年のメーカーによる
自主回収対象品であることが確認されたが、外観試験・気密試験・分解調査の結果、製品には異常がなかった。
原因は、ガスストーブ使用時に機器側ソケット部に何らかの負荷がかかり、瞬間的にソケット内部のシールが弱まったこと、または機器
側ソケット部に異物が混入したことにより、微量の未燃ガスが漏出する状態となった。その状態でガスストーブを使用していたため、ガス
ストーブの燃焼炎が漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:ガスコードソケット部一部焦げ
ガス事業者協力企業が定期保安点検で訪問した需要家宅の給湯暖房機が変形しているとの連絡を受け、訪問したところ、RF式給湯
暖房機のフロントカバーが変形していた。需要家によると、日頃から当該機器使用時に不具合を感じたことはなく、変形についても点検
時に指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。また、過去に建物の外壁塗装工事を行っていたことがあったとのこと。調査の結果、当
該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても異常がなかった。
原因は、過去に行われた外壁塗装工事の際に施された養生により、当該機器の給排気部が覆われた状態となった。その状態で当該
機器の運転を行ったことにより、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の点火動作時のスパークが滞留した未燃ガ
スに引火したものと推定。
物損:RF式給湯暖房機のフロントカバー変形
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強化ガス
ホース
不明
不明
不明
ガスコード
NITTO
不明
不明
ソフトコード
(迅速継ぎ手 (株)ハーマン
あり)
JG2000 ゴム管用ソ
ケット(S型)
2006年2月
ソフトコード
(迅速継ぎ手 (株)ハーマン
あり)
JG2000 ゴム管用ソ
ケット(L型)
不明
ガスコード
(株)ブリヂストン
F型ガスコード
2003年11月
瞬間湯沸器
(株)ノーリツ
GTH-2417AWX6HH
2003年1月
発生日
ガス種 ( )内は覚知
日
一般
(13A)
不明
(1月15日)
一般
(13A)
人身被害
参考情報
都県
事 故 概 要
機器分類
死亡 中毒 負傷
製造・輸入者
ガス事業者協力企業が、定期保安点検で訪問した需要家宅の給湯暖房機が変形しているとの連絡を受け、訪問したところ、RF式給
湯暖房機のフロントカバーが変形していた。需要家によると、日頃から当該機器使用時に不具合を感じたことはなく、変形についても点
検時に指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。また、過去に建物の外壁塗装工事を行っていたことがあったとのこと。調査の結果、
当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても異常がなかった。
原因は、過去に行われた外壁塗装工事の際に施された養生により、当該機器の給排気部が覆われた状態となった。その状態で当該
機器の運転を行ったことにより、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の点火動作時のスパークが滞留した未燃ガ
スに引火したことによるものと推定。
物損:RF式給湯暖房機のフロントカバー変形
需要家より、ファンヒーターから煙が出たとの連絡を受け、ガス事業者緊急部署が訪問したところ、ガスファンヒーターの吸気部及び内
部並びにガスコードのガス栓側ソケット部が一部焦げていた。なお、当該ガスコードを接続したガス栓は、接続口がホースエンド形状で
過流出安全機構の装備がない床埋込型ガス栓であった。需要家によると、購入したガスファンヒーターを居室のガス栓に接続して点火
した際に、白い煙が出たため使用を中止して通報したとのこと。
原因は、接続口がホースエンド形状のガス栓にガスコードを接続しようと試みたが接続状態となることはなく、未接続の状態だったこ
と。並びに過流出安全機構の装備がないガス栓だったことにより、ガス栓を開にすると未燃ガスが漏出する状態となった。その状態でガ
スファンヒーターの点火操作を行ったため、点火時のスパークが漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:ガスファンヒーターの吸気部及び内部並びにガスコードのガス栓側ソケット部一部焦げ
ガス事業者協力企業が機器修理に訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、需要家の都合に合わせて、メーカー
と訪問したところ、RF式給湯器のケーシング及びフロントカバーが変形していた。需要家によると、当該住宅の外壁塗装工事中に塗装
工事作業者よりRF式給湯器が変形しているとの指摘を受け、修理を依頼したとのこと。調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に
漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても異常は見られなかった。
原因は、外壁補修工事の際に施された養生により、当該機器の給排気部が覆われた状態となった。その状態で当該機器を使用したこ
とにより、機器内部に未燃ガスが滞留し、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:RF式給湯器のケーシング及びフロントカバー変形
ガス事業者協力企業より、使用申込みで訪問した需要家宅の近隣住宅の風呂釜が変形しているとの連絡を受け、訪問したところ、RF
式風呂釜のフロントカバーが変形していた。需要家によると、当該機器使用の際に大きな音等がした記憶はないが、降雪の夜に屋根か
ら雪が落ちるような大きな音はしたことがあったとのこと。また、機器の変形については指摘されるまで気付かなかったとのこと。調査の
結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても異常がなかった。
原因は、降雪時に当該建物もしくは隣家の屋根からの落雪等により上方排気カバーが閉塞され、その状態で当該機器を運転したこと
により、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留した。その後の点火動作時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによ
るものと推定。
物損:RF式給湯器フロントカバー変形
ガス事業者協力企業が機器修理に訪問した需要家宅の風呂釜が変形しているとの連絡を受け、需要家のご都合に合わせて、メー
カーと訪問したところ、RF式風呂釜のフロントカバーが変形していた。需要家によると、当該機器を使用していて不具合を感じたことはな
いが、風呂釜が変形していることに気付いたため、修理を依頼したとのこと。また、雪が降った日、朝食の準備で給湯を使用したところ、
屋外で大きな音がした記憶があるとのこと。調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態
においても異常がなかった。
原因は、降雪時に屋根からの落雪により上方排気カバーが一時的に閉塞された。その状態で給湯運転を行ったことにより燃焼バラン
スが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の点火動作時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:RF式風呂釜フロントカバー変形
ガス事業者協力企業が定期保安点検で訪問した需要家不在宅において風呂釜が変形しているとの連絡を受けた。当該部屋の住人
が不在のため、連絡票を投函し需要家からの連絡を待った。需要家の都合に合わせて、メーカーと訪問したところ、RF式風呂釜のフロ
ントカバーが変形していた。需要家によると、日頃から当該機器使用時に不具合を感じたことはなく、変形についても定期保安点検にて
指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。なお、管理会社よると1年ほど前に当該建物の外壁塗装工事を行ったとのこと。調査の結
果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても異常がなかった。
原因は、過去に行われた外壁塗装工事の際に施された養生により、当該機器の給排気部が覆われた状態となった。その状態で当該
機器の運転を行ったことにより、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の点火動作時のスパークが滞留した未燃ガ
スに引火したことによるものと推定。
物損:RF式風呂釜のフロントカバー変形
瞬間湯沸器
(株)ノーリツ
GTH-2417AWX6HH
2003年1月
ガスコード
住友ゴム工業(株)
F型ガスコード
2014年9月
瞬間湯沸器
(株)ノーリツ
GQ-2016WX
2001年4月
風呂釜
(株)ノーリツ
GT-2016AWX
1999年6月
風呂釜
(株)ノーリツ
GT-2427SAWX
2002年4月
風呂釜
(株)パロマ
FH-201AWD
2001年2月
(株)パロマ
PH-55AFE
2005年5月
神奈川県
0
0
0
1月19日
東京都
0
0
0
一般
(13A)
不明
(1月22日)
東京都
0
0
0
一般
(13A)
不明
(1月28日)
東京都
0
0
0
一般
(13A)
1月18日
(2月3日)
神奈川県
0
0
0
一般
(13A)
不明
(2月6日)
東京都
0
0
0
0
需要家より、小型湯沸器上部から火が出たとの連絡を受け、ガス事業者緊急部署が訪問したところ、小型湯沸器排気部上方にある
フード内の排気ファンに取付けられていた紙フィルターが一部焼損していた。需要家によると、当該機器の点火操作を行った際、点火し
なかったため点火操作を数回繰り返したところ、当該機器排気部から火が出たとのこと。調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部
瞬間湯沸器
0 の漏えい検査に異常はなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても異常は見受けられなかった。
原因は、機器故障(点火不良)により当該機器が点火しない状態であったが、点火操作を繰り返し行ったことで機器内部に未燃ガスが
滞留した。その状態でその後も点火操作を行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:排気ファン紙フィルター一部焼損
一般
(13A)
2月7日
(2月8日)
千葉県
0
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型式
製造年月
発生日
ガス種 ( )内は覚知
日
一般
(13A)
一般
(13A)
一般
(13A)
不明
(2月12日)
2月13日
不明
(2月20日)
人身被害
参考情報
都県
事 故 概 要
機器分類
死亡 中毒 負傷
千葉県
群馬県
神奈川県
0
0
0
製造・輸入者
型式
製造年月
0
ガス事業者協力企業が定期保安点検で訪問した需要家宅の小型湯沸器下部に焦げ箇所があるとの連絡を受け、訪問したところ、小
型湯沸器電池ケースの一部が焦げていた。需要家によると、1年ぐらい前に小型湯沸器を量販店で購入し、需要家自身で交換・取付け
を行ったとのこと。調査の結果、灯内内管からガス栓までの漏えい検査に異常はないが、小型湯沸器のゴム管口接続部にパッキンがな
その他(接続
かった。
不明
0
原因は、需要家が以前使用していた小型湯沸器のゴム管口を取り外し、当該小型湯沸器を取り付ける際に、ゴム管口にパッキンを取 具)
り付けしない状態で接続したことにより、ゴム管口のねじ山部より微量の未燃ガスが漏出した。その状態で当該小型湯沸器を使用した
ため、点火時のスパークもしくは燃焼炎が漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:小型湯沸器電池ケース一部焦げ
ゴム管口
不明
0
消防より、火災の連絡を受け、ガス事業者緊急部所にて訪問したところ、ガステーブルの下部周辺に煤があり、ガステーブル底面及び
背面等の一部が焦げていた。なお、ガステーブルに接続しているソフトコードが炭化して破断しており、ガス栓の過流出安全機構が作動
している状態であった。
需要家によると、グリルで魚を焼いていたところ、急用が出来たため外出してしまい、グリルを消し忘れてしまったとのこと。また、不定
ソフトコード
期ではあるが台所が汚れた際は、ガステーブル下部も含めて清掃していたとのこと。調査の結果、灯内内管からガス栓までの漏えい検
0
(迅速継ぎ手 不明
査及びガス栓の過流出安全機構に異常はなかった。
あり)
消防によると、原因は、当該ソフトコードがガステーブルの下部を這わして接続されていたことにより、グリル使用時の熱影響を受けて
当該ソフトコードからガス栓の過流出安全機構が作動しない程度の微量の未燃ガスが漏出する状態となり、グリルの燃焼炎が引火した
ことによるものと推定。
物損:ガステーブル底面及び背面等一部焦げ
9.5mmソフトコード
2011年5月
0
ガス事業者協力企業より来店された需要家から、ガスファンヒーター使用時に後方から煙が出て火が着いたため持参した当該ガス
ファンヒーターの処分依頼があったとの連絡を受け、調査したところ、機器内部に焼損箇所はなくガス通路部の漏えい検査に異常はな
いが、エアフィルター及び背面の一部が焦げていた。メーカーによると、エアフィルターの内側と比べ外側の方が激しく焦げていることか
ら、外部から吸引した可燃性ガスが燃焼炎に引火して、エアフィルター外側が燃焼したものと推測されるとのことであったため、需要家
の都合に合わせて、現場調査を行ったところ、灯内内管からガス栓までの漏えい検査及びガス栓の過流出安全機構に異常はないが、
当該ガスファンヒーターに接続して使用していたガスコードの機器側接続部に、不適切な改造が施されており、漏えい箇所があることを
0
ガスコード
確認。また、需要家によると、当該ガスコードを用いて当該ガスファンヒーターを使用していた際に、後方から煙が出て火が着いたためガ
ス栓を閉にして消火したとのことであった。
原因は、当該ガスコードの機器側接続部に不適切な改造を施して使用していたことにより、ガス栓を開にすると改造箇所からガス栓の
過流出安全機構が作動しない程度の微量の未燃ガスが漏出する状態となった。その状態でガスファンヒーターを使用したため、燃焼炎
が漏出して侵入した未燃ガスに引火したことによるものと推定。
物損:ガスファンヒーターエアフィルター及び背面一部焦げ
S型ガスコード
1988年1月
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不明