埼玉工業大学 2015 年度 工学部 情報システム学科 AO 入試課題(1 期〜7 期共通) 次ページ以降の課題[1]~課題[5]の中から1題を選択の上、取り組んで下さい。入試当 日にはその結果を持参し、発表して下さい。また出願の際の注意事項「志願者の皆さんへ」 が P5 以降に記載されているのでよく読んで下さい。 ※課題免除の優遇措置を希望される方は 2015 年度の受験ガイドまたは入学試験要項をよ くご覧の上、この課題の代わりに、サマースクール修了証、指定資格検定合格証、本学主 催の CG コンテスト受賞表彰状のいずれかのコピーを出願書類に同封してください。なお、 サマースクール参加による課題免除は、AO 入試1期〜3 期のみですのでご注意ください。 課題一覧 課題[1] ········································································································································· p.2 課題[2] ········································································································································· p.2 課題[3] ········································································································································· p.3 課題[4] ········································································································································· p.4 課題[5] ········································································································································· p.4 志願者の皆さんへ ··························································································································· p.5 発表方法調査のためのシート ····································································································· p.6 1 課題[1] インターネットのしくみにあるのが、TCP/IP というプロトコル群です。 TCP/IP について、以下の項目の言葉をすべて用いて、できる限り詳しく説明してください。 図などを用いても構いません。 ① OSI 参照モデル ② TCP/IP ③ 階層 ④ プロトコル 課題[2] 私たちの生活の中で、「ビッグデータ」というキーワードが注目されるようになりました。 しかし、正確にはこの言葉は定義されていません。この「ビッグデータ」というものを、 下記の①〜③をふまえながら、あなた自身の考えで説明してください。 ① どのような技術が支えになっているか ② 具体的にどのように活用されているか ③ 「ビッグデータ」が私たちの生活に何をもたらすか、そのメリット・デメリットなど 2 課題[3] 「Excel を用いて円周率の近似値を求めましょう」 Excel には乱数を発生させる関数 rand()が用意されています。0 から 1 の間で 乱数が発生します。この関数を用いて円周率πの近似値を求めてください。 (0, 1) (1, 1) <考え方> 一辺の長さが 1 の正方形の中に、 半径が 1 の四分円があるとします(図 1)。 Excel の乱数は上記の正方形の中に均一に発生すると仮定します。 O (0,0) このとき四分円内に発生した点の数と正方形内に発生した点の数 の比は,それぞれの面積の比に等しいと考えられます。 (1, 0) 図1 つまり式で表すと 四 分 円 内 の点 の数 正 方 形 内 の点 の数 ൌ 四 分 円 の面 積 正 方 形 の面 積 正方形の面積は 1×1=1 四分円の面積はπ×1×1÷4=π/4 このとき(四分円の面積)÷(正方形の面積)はπ/4 になります。 つまりπ≒(四分内の点の数)÷(正方形内の点の数)×4 として求めることができます。 <求める方法> ① Excel の関数 rand()を用いて乱数 x,y を発生させ、点 P(x,y)とします。 ②原点 O から点 P(x,y)までの長さを r とします。 ③r が 1 以下であれば、点 P(x,y)は 1 四分円の中にあると考えます。 ④ ①~③の操作を 10000 回行います。 ⑤四分円内の点の数を 10000 で割り、4 倍するとπの近似値が求められます。 <課題> Excel を用いて円周率πの近似値を求めてください。πを求めるのに用いた Excel のシート を提出してください。 3 課題[4] 1から 1000 までの整数の中で、素数をすべて取り出して表示をするプログラムを作成し、 その結果を報告してください。プログラム言語はなにを用いても構いません。なお計算に 用いたプログラムのソースコードも提出してください。 課題[5] 課題を自由に設定し、その課題に取り組んで得られた成果または作品について具体的に発 表して下さい。 例) ① 独自で作成、開発したプログラムや CG 作品。 ② 工業高校の情報科やコンピュータ部などで作成した大規模な実用的プログラ ム。(ご自身の担当を明確にして報告してください)。 など。 4 「志願者の皆さんへ」 取り組んだ課題は出願の際に出願書類とあわせて事前に提出をしていただきます。それぞ れの課題で事前提出するものが異なりますので注意して下さい。また P6 の資料も必要事項 を記入、印刷のうえ同封してください。 ・課題[1], [2] 調査した内容をまとめた文書を印刷し出願書類に同封してください。DVD-R などを用い ての電子ファイルでの提出も可能です。(メールでは送らないで下さい) ・課題[3] 課題への解答と結果を得るまでの過程をまとめ、その概要を印刷したものを出願書類に 同封してください。DVD-R などを用いての電子ファイルでの提出も可能です。(メールで は送らないで下さい) 課題で作成した Excel のシートは事前に提出する必要はありませ んが、面接当日は必ず持参して下さい。 ・課題[4] 作成したプログラムのソースコードと実行結果を印刷したものを出願書類に同封してく ださい。DVD-R などを用いての電子ファイルでの提出も可能です。(メールでは送らない で下さい) ・課題[5] 発表の概要を文書にまとめて印刷したものを出願書類に同封してください。DVD-R など を用いての電子ファイルでの提出も可能です。 (メールでは送らないで下さい) 事前に送 付できるもの(プログラムのソース、CG 作品、成果物の画像など)があればあわせて同封 してください。 不明な点は下記までメールで問い合わせをしてください。 ao2015[@]sit.ac.jp (※[@]を@に置き換えてください) 5 出願書類に同封してください 発表方法調査のためのシート 学校名( )氏名( ) 下記の次項にお答えください Q1:あなたが取り組んだ課題はどれですか? 課題( ) Q2:面接当日はどのように課題発表をしますか?該当するものすべてに◯をつけてくださ い ( )PowerPoint の資料を持参して発表をします(USB メモリや DVD など) ( )発表に必要なデータを電子媒体で持参して発表します(プログラムソース、Excel のシート、CG 作品、成果物の画像など) ( )紙に印刷した資料を持参して発表をします ( )紙に印刷した資料を面接担当者に配布し発表をします ( )成果物の現物を持参します(例:つくったロボットを持ち込むなど) ( )それ以外の方式で発表します 具体的に説明してください: Q3:発表にあたり、不明な点があれば記載してください。メールでの回答を希望する場合 はメールアドレスを記載してください。 回答先 6
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