1/1 ものづくりのこだわりを、ヒト、社会、そして未来へ。 三菱化工機ニュース(プレスリリース情報) №427 平成27年1月21日 プラント営業部 広報担当 「HyGeiaシリーズ」小型オンサイト型水素製造装置が 低CO2川崎ブランドの認定および大賞受賞と川崎メカニズム認証を受ける 三菱化工機株式会社(社長:山中 菊雄)の「HyGeiaシリーズ」小型オンサイト水素製造装置が、平成26年度 の低CO2川崎ブランドの認定および大賞受賞と川崎メカニズム認証を受けました。 今回のブランド認定等は、弊社が製品・技術を通じて環境負荷低減に取り組んできたことを評価されたもので あり、今後も社会に貢献する製品の開発・提供に取り組んでまいります。 「Hygeiaシリーズ」小型オンサイト水素製造装置は、燃料電池車(FCV)の市販開始で注目を集める水素ス テーションや、半導体、光ファイバー、石英ガラス、油脂製造、金属熱処理用など工業用に使用される水素をオ ンサイトで製造する、高性能の小型オンサイト水素製造装置です。13A都市ガス(天然ガス)及びLPGを原料とし て高純度の水素(99.999vol%以上)を提供します。 水素の製造量が1時間あたり300m3以下の小型水素製造装置の開発は、1999年から納入を開始したTM型に始ま り、その後、開発・改良を進め現在のHygeiaシリーズに繋がっています。最新機種のHygeia-Aでは、従来機に対 し原料使用量を20%以上削減し、設置面積も1/2としました。 CO2削減のポイントは、本体のコンパクト化により原材料、組立プロセスにおけるエネルギー消費量、輸送エ ネルギー消費量、廃棄にかかるエネルギー消費量の削減を実現したことです。また、原料の20%削減による高効 率化により単位水素製造量当りのCO2排出量も削減しています。 本シリーズをはじめとする弊社の小型水素製造装置は、世界屈指の改質効率を有しており、国内シェアは6割 以上を占め、都市ガス、ナフサ、LPG、精製バイオガスなど様々な原料にも対応可能です。従来のインフラ(都 市ガス、LPG)の活用を可能とした効率の良い水素供給を実現し、水素社会への幕開けに貢献します。 【ご参考】 川崎市では、低CO2川崎ブランド認定と川崎メカニズム認証の2つの事業において、市内事業者の優れた製品・ 技術の原材料調達から廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で温室効果ガスの削減効果について表彰及び 認証をしています。 低CO2川崎ブランドは、ライフサイクル全体でCO2削減に貢献する川崎発の製品・技術等を評価し、これらの製 品・技術等のポテンシャルを広く発信するものです。平成20年度よりモデル事業を構築し、平成24年度より本格 実施をし、これまで47製品・技術を認定しています。 川崎メカニズム認証は、川崎市域外に着目し温室効果ガス排出削減に貢献する量(域外貢献量)をライフサイ クルの中で明らかにし、制度として認証し適切に評価するものです。 以上 小型オンサイト型水素製造装置 HyGeia-A お問い合わせ先 川崎市川崎区大川町2番1号 プラント営業部 広報担当
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