道路整備プログラムとは 都市計画道路等の幹線道路は都市の骨格を形成し、安全で快適な交通環境を 実現する上で重要な都市施設です。しかし、このような道路の整備には用地の 確保、工事実施等で多額の財源が必要となることはもちろん、多くの方の協力 が必要となるため、短期間に全ての道路を完成することはできません。そこで、 市民の皆さまにもわかりやすく、効率的、効果的に幹線道路の整備を推進して いくため、今後 10 年間で新たに着手を予定している路線を掲載・公表したもの を「道路整備プログラム」と言います。 加古川市における都市計画道路の整備状況 「道路整備プログラム」は、平成 10 年度に初めて策定し、平成 15 年に第1 回、平成 21 年に第2回の見直しを行い、今回第3回の見直し時期を迎えました。 当初の策定時から 15 年が経過し、山陽本線等連続立体交差事業を始め、南北道 路整備事業等に伴う交通処理対策には大きな改善を見ましたが、引き続き取り 組んで行かなければならない課題も多く残されています。しかし、その後の社 会経済環境も厳しさを増す中で、計画に遅れが生じているのが現状です。 都市計画道路としては、平成 24 年度末で整備済延長 67.1km(整備率 48.3%) に対し、平成 25 年度末で整備済延長 67.8km(整備率 48.9%)と思うような 進捗が図られていない状況となっています。
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