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○学校法人東海大学無期労働契約転換に関する規程
(制定
2015年4月1日)
(目的)
第1条
学校法人東海大学(以下「本学」という。)において有期労働契約で勤務する教職
員(以下「教職員」という。
)が「労働契約法」,「研究開発システムの改革の推進等によ
る研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律」及び「大学の教員等の
任期に関する法律」により無期労働契約への転換を行うことについて定める。
(無期労働契約への転換申込み要件)
第2条
教職員は,2013 年4月1日以降に開始した本学との有期労働契約の通算契約期間
が5年を超え,現在の有期労働契約期間が終了するまでの間において,理事長に対し無
期労働契約への転換を申込むことができる。ただし,本条第2項に該当する有期労働契
約教職員を除く。
2
大学・短期大学(部)及びその付属の機関(初等中等教育機関を除く)において研究
及び教育活動を主として行う教職員は,労働契約法の特例により 2013 年4月1日以降
に開始した本学との有期労働契約の通算契約期間が 10 年を超え,現在の有期労働契約
期間が終了するまでの間において,理事長に対し無期労働契約への転換を申込むことが
できる。ただし,本学の学生として在籍している間の有期労働契約期間は,通算契約期
間に算入しない。
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無期労働契約転換に関する通算契約期間の算出に関しては,法令による。
(転換申込みの手続)
第3条
(1)
無期労働契約への転換申込みは,次のとおりとする。
教職員は,第2条第1項及び第2項に定められた要件に該当するようになった当
該有期労働契約期間において無期労働契約への転換を申込む場合は,当該有期労働
契約が満了する1か月前までに「無期労働契約転換希望届」を所属長に提出するこ
ととする。
(2)
「無期労働契約転換希望届」を所属長に提出した教職員に対し,本学は,当該有
期労働契約が満了する日までに雇用契約書を2部作成し取交わす又は労働条件通
知書を交付するものとする。
(無期転換後の労働条件)
第4条
無期労働契約への転換を行った教職員(以下「対象教職員」という。)の労働条件
は,第 10 条第1項第3号から第7号による。
2
無期労働契約転換後の任用名称は,直前の任用を継続して適用する。
(昇任・昇格,転居を伴う異動)
第5条
対象教職員は,原則として昇任・昇格,転居を伴う異動を行わない。
(定年)
第6条
対象教職員の定年は,次の各号による年齢に達した日の属する年度末日とする。
ただし,年齢が 65 歳未満で定年となる場合に限り,「学校法人東海大学高齢者継続雇用
運用細則」による継続雇用を適用する。
(1)
大学・短期大学(部)における非常勤教員は,70 歳
(2)
初等中等教育機関における特任教員,非常勤講師及び本学の特任職員,臨時職員
は,60 歳
(解雇及びその基準)
第7条
対象教職員の解雇及びその基準は,第 10 条第1項第3号から第7号による。
(退職)
第8条
対象教職員の退職については,
「学校法人東海大学勤務規則」及び「学校法人東海
大学臨時教職員勤務規則」に定める。
(退職金)
第9条
対象教職員には,退職金を支給しない。ただし,初等中等教育機関特任教員を除
く。
(その他の事項)
第10条
対象教職員のその他の事項については,次の各号の規程による。
(1)
「学校法人東海大学勤務規則」
(2)
「学校法人東海大学臨時教職員勤務規則」
(3)
「学校法人東海大学初等中等教育機関特任教員規程」
(4)
「学校法人東海大学特任職員規程」
(5)
「学校法人東海大学大学・短大非常勤教員規程」
(6)
「学校法人東海大学初等中等教育機関非常勤講師規程」
(7)
「学校法人東海大学臨時職員規程」
(承認決裁権の委譲)
第11条
無期労働契約への転換申込みに際し,
「学校法人東海大学稟議取扱規程別表」に
て理事長以外の者が採用の決裁者(以下「採用決裁者」という。)と定められている場
合は,承認決裁権を採用決裁者に委譲する。
(事務取扱)
第12条
事務取扱は,次のとおりとする。
職種
区分
担当部署
教員
大学・短大
東海大学大学運営本部高等教育室
初等中等教育機関
初等中等教育部
職員
人事部
2
担当部署は,採用決裁者に対し,事務を移管する。
3
採用決裁者は,無期労働契約への転換申込み,承認(稟議),雇用契約書又は労働条件
通知書の作成並びに締結・交付の事務を行う部署を指名し,担当させることができる。
4
採用決裁者から指名された部署は,担当部署と連携して無期労働契約への転換の履行
に当たらなければならない。
付
則(2015 年4月1日)
この規程は,2015 年4月1日から施行する。