食の広域連携事業をオランダ王国大使館にて開催

平成27年3月4日
食の広域連携事業をオランダ王国大使館にて開催
「CREATIVE-KANTO meets Netherlands ~食の創造的連携~」
~「食」をテーマに選りすぐりの地域資源を融合して、新たな価値を世界に向けて発信~
関東経済産業局では、オランダ王国大使館の協力のもと、平成27年3月10日(火)にオラ
ンダ王国大使館(東京都港区)にて「CREATIVE-KANTO meets Netherlands~食の創造的連携~」
を開催します。
本事業では、地域にある農産品、お酒、伝統工芸品といった優れた地域資源を連携・融合によ
り、一つ一つの地域資源の価値を超えた、新たな価値を創造し、世界に向けて情報を発信します。
1.目的・経緯
○国内各地には豊かな食に係る地域資源(農産品、お酒、伝統的工芸品など)がありますが、個々
が孤軍奮闘しているのが現状です。このため、地域資源単体ではなく、個々の地域資源を融合さ
せて、新たな価値を創造するための連携が極めて重要です。本事業は、連携・融合によって、一
つ一つの地域資源の価値を超えた、新たな価値を創造することが目的です。
○また、国際的にブランド力の高い地域資源が牽引役となり、他の地域資源を引っ張っていくこと
で、他の地域資源の魅力も効果的に世界に向けて発信することができます。本事業は、新たな価
値創造を世界に向けて発信するモデルケースとなるものです。
○オランダ王国と我が国は、平戸・出島での貿易開始から400年を越える交流関係にあり、近年
では、デザイン先進国として、各国とクリエイティブなネットワークを有しています。本事業は、
オランダ王国大使館の多大な協力のもと、開催が実現しました。
2.主催等
主催:関東経済産業局
協力:オランダ王国大使館、関東地方産業競争力協議会
3.開催概要
日 時:平成27年3月10日(火)16:00~20:00
場 所:オランダ王国大使館及び大使公邸(東京都港区芝公園3丁目6−3)
対象品:食関連事業者による選りすぐりの地域資源(別紙)
参加者:オランダ王国大使、各国大使館関係者、メディア、流通関係者等 100名程度
■第1部 シンポジウム
各地の事業者や職人、知日派外国人、プロデューサー人材、バイヤー等が集まり、地域資源
同士の融合による新たな価値の創造について、先進事例や手法等について、情報共有を図り、
学びあう場とします。
■第2部 交流会
オランダ王国大使を始め、EU等諸国の大使館関係者や国内外の専門人材、地域事業者等の
総勢100名が一堂に会して、各地の酒・茶等の食材等を実際に味わい、それを盛りつける
器等に触れることで、新たな価値を体感していただきます。
(本発表資料のお問い合わせ先)
関東経済産業局 産業部 産業振興課長 鈴木
担当者:濱田、荒井
電 話:048-600-0303(直通)
(参考)
プログラム
(敬称略)
第1部 シンポジウム(16:00~17:45)
(於:オランダ王国大使館出島ラウンジ)
1.挨拶
経済産業省関東経済産業局長 安藤 久佳
オランダ王国大使館 経済・商務部公使 マーク・ヘリッツセン
2.事業者・専門家によるプレゼンテーション
~地域資源の高付加価値化に向けた連携促進のポイント~
①異分野との連携による COEDO ビールのブランド戦略
株式会社協同商事 代表取締役社長 朝霧 重治 (埼玉県川越市)
②甲州ワインの海外展開に向けた連携方策
中央葡萄酒株式会社 取締役・栽培醸造部長 三澤 彩奈 (山梨県甲州市)
③日本の地域資源が新しい価値を生み出すために必要な連携のポイントとは
Edelkoort Easet 株式会社 代表取締役/TREND UNION 家安 香
④知日派外国人から見た日本の地域資源と連携のあり方
株式会社ユーロアクト 代表取締役社長 ウィレム・コルテカース
第2部 交流会(18:00~20:00)
(於:オランダ王国大使公邸)
1.挨拶
経済産業副大臣 山際 大志郎
オランダ王国大使館大使 ファン・フォレンホーヴェン
2.地域資源事業者の紹介
3.乾杯
≪地域資源の連携による新たな価値を五感で味わう立食パーティー≫
食と酒と器の共演を楽しんでいただくための料理(別紙2)を用意させていただきました。また、お酒
やお茶を味わうのにふさわしい器、そして、そのお供となる食材を選び、新しい価値や食の風景を創
出するギフトボックス(別紙3)を展示させていただきます。
4.閉会
(別紙1)
食関連事業者が持ち寄る地域資源
【お酒・お茶・食材等】
■茨城県 ビール・日本酒 (木内酒造)
常陸野ネストビールは世界で最も売れる日本クラフトビール(世界20カ国以上)
、日本酒も高い評価
■長野県 日本酒 (宮坂醸造)
銘柄「真澄」は協会酵母7号発祥の名門蔵。日本酒の国際展開も積極的に推進。
■山梨県 甲州ワイン (中央葡萄酒)
県内ワイン生産者を集めた「甲州オブジャパン(KOJ)
」を主導し、海外に積極的に展開。
■埼玉県 ビール (協同商事:COEDO ビール)
ドイツの醸造技術を取入れ、日本で磨きをかけた日本オリジナルビールは世界でも高い評価。
■埼玉県 ウイスキー (ベンチャーウイスキー)
国内唯一のウイスキー専業メーカー。国際的にも評価の高い国産シングルモルトウイスキー。
■神奈川県 日本茶 (ロイヤルブルーティージャパン)
高級ボトリング茶を開発製造。ホテル・高級レストランなどで採用されるなど高級茶市場を創造。
■茨城県 つくば豚 (筑波ハム)
遺伝子診断技術を用いた新品種「つくば豚」の開発に成功し、良質かつ均一な脂肪のハムを提供
※その他の食材は、別紙2メニューに基づき、広域関東圏各地より選出します。
【主な工芸品等】
■東京都 江戸切子 (熊倉硝子工芸)
同社のワイングラスは、洞爺湖サミットでの贈呈品に採用されるなど国内外で高い評価。
■東京都 江戸からかみ (東京松屋)
1690 年創業の和紙問屋。欧州向けのインテリア商材の開発・販売等、積極的に海外へ展開。
■栃木県 益子焼 (益子焼関係団体振興協議会)
江戸時代からの焼物一大産地。近年、狭山茶と連携した商品開発を行うなど積極的に広域連携。
■千葉県 江戸硝子 (菅原工芸硝子)
職人のハンドメイドによる高品質な製品を展開。コエドビールとコラボし、専用グラスを発表。
■新潟県 鎚起銅器 (玉川堂)
1816 年創業の鎚起銅器の老舗。最高品質の銅器を製造し、世界でもブランド認知度が高い。
■長野県 酒器(SUWA プレミアム) (信州諏訪ガラスの里)
諏訪地域の事業者が連携。3つの材質(漆器・ガラス・アルミ)と3つの形状のオリジナル酒器を開発
■埼玉県 大宮盆栽 (大宮盆栽協同組合)
JAPAN ブランドを活用し、欧州各国の展示会を通じて盆栽の最上級ブランドとして世界にPR。
(別紙2)※イメージです。当日変更になる場合があります。
MENU
・トラウトとホワイトアスパラの生春巻き
(長野県産ホワイトアスパラ)
・酒粕入りビーフコロッケ
(茨城県産ビーフ)
・春野菜の天ぷら
(東京都産うど他)
・黒豆豆腐の2色テリーヌ
(群馬県産豆腐)
・ポークジャーキー&ゴートチーズの粕漬けピンチョス
(つくばハムのポークジャーキー、オランダ産ゴートチーズ)
・升庭バーニャカウダ 塩麹ソース
(千葉県産かぶ、東京都産ロマネスコ他)
・ライスボール二種(ニシンの塩漬け/菜の花とそば茶)
(オランダ産ニシン、千葉県産菜の花、長野県産そば茶)
・紅ほっぺの梅酢マリネ&ゴーダ-チーズ添え
(静岡県産紅ほっぺ&宮坂酒造の梅酢、オランダ産ゴーダ-チーズ)
・白味噌ホワイトチョコブラウニー
(清酒菊盛漬けレーズン入り)
(別紙3)
ギフトボックス