EU&北米圏販路開拓

小規模事業者パッケージ事業
海外販路開拓支援事業
EU&北米圏における地域産品等の販路開拓支援事業
に係る業務請負先公募要領
【応募期間】
平成 27 年 3 月 6 日(金)~3 月 20 日(金)17 時【必着】
【申請書送付先】
全国商工会連合会
〒100-0006
企業支援部
市場開拓支援課
東京都千代田区有楽町1-7-1
有楽町電気ビル北館19階
平成 27 年 3 月
全 国 商 工 会 連 合 会
目
1.本事業の目的
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.事業内容
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3.応募要件
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
5.契約条件
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
6.応募要領
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
4.審査方法等
7.問い合わせ先
8.留意事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
9.事業終了後の追跡調査
(別添)依頼業務
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
○様式
(様式1)応募申請書
(様式2)暴力団排除に関する誓約書
1.本事業の目的
本事業は、地域経済を支える中小企業・小規模事業者の海外販路開拓を支
援するため、EU&北米圏の主要都市で展示販売会又は商談会を開催し運営す
ることで、全国各地の優れた産品を紹介し、中小企業・小規模事業者の商品
展開力の向上及び海外販路開拓を図ることを目的とします。
(注)本事業は、中小企業・小規模事業者を出展対象とした展示販売会又は・
商談会を開催することで中小企業・小規模事業者を間接的に支援する
ものであり、海外販路開拓等を希望する中小企業・小規模事業者を直
接支援するものではありません。
2.事業内容
中小企業・小規模事業者を出展対象として、EU&北米圏の主要都市で展示
販売会又は会又は商談会を開催し運営するものとします。
具体的事業の内容・展開方法については、別添の「依頼業務」に基づき事
業計画書(自由書式)を作成し、提出して下さい。
(注)本事業において「中小企業」とは、中小企業基本法(昭和38年法律
第154号)第2条第1項各号に規定する中小企業者とし、
「小規模事
業者」とは、同法第2条第5項に規定する小規模企業者とします。
3.応募要件
本事業の対象となる申請者は、次の条件を満たす法人・団体等(以下「申
請者」という。)とします。なお、コンソーシアム形式による申請も認めま
すが、その場合は幹事法人を決めていただくとともに、幹事法人が事業提案
書を提出してください。(ただし、幹事法人が業務の全てを他の法人に再委
託することはできません。)
①日本に拠点を有していること。
②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等に
ついて十分な管理能力を有していること。
また、申請者が次の④から⑦のいずれにも該当しない者であることが必要
です。
④法人等(個人、法人又は団体をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当
な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2号に
1
規定する暴力団をいう。以下同じ。)であるとき又は法人等の役員等(個
人である場合はその者、法人である場合は役員又は支店若しくは営業所
(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、団体である場合は代表
者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。以下同じ。)
が、暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)
であるとき
⑤役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三
者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどし
ているとき
⑥役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を
供与するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若
しくは関与しているとき
⑦役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれと社会的に
非難されるべき関係を有しているとき
4.審査方法等
(1)審査方法
採択にあたっては、第三者の有識者で構成される委員会で審査を行い、決定
します。なお、応募期間締め切り後に必要に応じて提案に関するヒアリングを
実施する場合があります。
(2)審査基準
以下の審査基準に基づいて総合的な評価を行います。
①形式要件
・本公募要領の3.応募要件を満たしているか。
・別添の「依頼業務」2.計画書に盛り込むべき内容が網羅されているか。
②計画の具体性・実現可能性とその効果
・企画内容が本事業の目的に合致しているか。
・企画内容に具体性があり、実現可能なものであるか。
・小規模事業者に対する配慮がなされた内容であるか。
・出展者の募集・選定方法が具体的であるか。
・販路開拓先の市場の現状・課題の把握・分析は行われているか。
・市場の現状・課題を踏まえた展示販売・商談会となっているか。
・成果を高めるための効果的な工夫が見られるか。
・事業終了後も継続取引ができる仕組みとなっているか。
2
・不測の事態に対応できるよう配慮されているか。
・実施スケジュールが現実的であるか。
③目標設定と効果測定
・事業実施にあたって明確な目標が設定されているか。
・目標に対する評価(効果測定)の仕組み・方法が明確であるか。
④実施体制
・事業規模や内容等に適した実施体制を構築しているか。
・実施体制ごとに割り振られた役割が明確になっているか。
⑤遂行能力
・流通業者等との万全に調整可能なネットワークを有しているか。
・出展事業者に対するビジネス上の助言ができるノウハウを有しているか。
⑥経費の積算
・必要となる経費を過不足なく考慮し、適正な積算が行われているか。
5.契約条件
(1)契約形態
請負契約とする。
(2)採択件数
1件とする。
(3)金額
3 億円(消費税込み)を上限とする。なお、最終的な実施内容、契約金額
については、本会と調整したうえで決定することとします。
(4)実施期間
委託契約締結日から平成 28 年 2 月末までとする。
(5)納入物
①簡易報告書
来場者数、月次売上、出展者や来場者のインタビュー内容等を記載した報
告書を納入すること。
②実績報告書
各種アンケート調査結果、メディア露出等を記載した実績報告書を、実施
期間内に本会に納入すること。
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③アンケート調査データ
各種アンケート調査データを実施期間内に本会に納入すること。
(6)費用の支払い
支払いは、原則として、事業終了後の精算払いとなります。
※事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合もあります。
6.応募要領
(1)応募書類の受付期間
公募開始日
平成 27 年 3 月 6 日(金)
公募締切日
平成 27 年 3 月 20 日(金)
(2)応募書類の様式等
①以下の書類を一つの封筒に入れてください。封筒の宛名面には、
「EU&北
米圏販路開拓支援事業 申請書」と記載してください。
・(様式1)応募申請書
正1部
・(様式2)暴力団排除に関する誓約書
正1部
・事業計画書(自由書式・見積書含む)
正1部
・応募申請書及び事業計画書の内容が全て入力された電子ファイルを保存
した電子媒体<CD-R
1枚>
・会社案内等事業概要の確認ができるパンフレット・資料
正1部
・決算書(直近2年間の貸借対照表、損益計算書)
正1部
・定款又は商業登記簿謄本(提出日前3ヵ月以内に発行されたもの)正1部
②提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用し
ません。なお、応募書類は返却しません。
③応募 書類 等の 作成 費は経 費に 含ま れま せん。 また 、選 定の 正否を 問わ ず、
事業計画書の作成費用は支給されません。
④事業計画書に記載する内容については、今後の実施するうえでの基本方針
となりますので、予算額内で実現が確約・予定されることのみ記載してく
ださい。なお、採択後であっても、申請者の都合により記載された内容に
大幅な変更があった場合には、不採択となることがあります。
⑤1申請者につき、1つの提案としてください。
⑥部分提案は禁止します。また、提出後の変更は認めません。
(3)応募書類の提出先
4
応募書類は郵送又は宅急便等により以下に提出すること。
全国商工会連合会
〒100-0006
企業支援部
市場開拓支援課
東京都千代田区有楽町 1-7-1
有楽町電気ビル北館 19 階
(4)審査結果の通知
採択された申請者については、当該申請者にその旨を通知します。
7.問い合わせ先
〒100-0006
東京都千代田区有楽町 1-7-1
全国商工会連合会
有楽町電気ビル北館 19 階
市場開拓支援課
FAX:03-6268-0997
E-mail:[email protected]
受付時間
10:00~12:00
13:00~17:00(土日・祝祭日を除く)
お問い合わせ又は質問等はFAX又は電子メールでお願いします。電話で
のお問い合わせは受付できません。
なお、E-mail でのお問い合わせの際は、件名(題名)を必ず「EU&北米圏
販路開拓支援事業」としてください。他の件名(題名)ではお問い合わせに
回答できない場合があります。
8.留意事項
①書類の不足又は不備があるものは審査対象外となりますので、本公募要領
を熟読のうえ、注意して記入してください。
②申請書の差し替えは審査の都合上一切認められませんので、間違いのない
よう十分にご確認の上ご提出ください。
③応募締め切り間近は、応募が多数寄せられることが予測されますので、時
間的余裕をもって提出するようにしてください。
④同一の事業について、国(独立行政法人等を含む。)が助成する他の制度
(補助金、委託費等)の交付を重ねて受けることはできません。
9.事業終了後の追跡調査
事業終了後に、出展者のその後の販路開拓の進捗状況等について追跡調査
を行い、報告していただくことがあります。また、必要に応じて本会が本事
業に関する調査を行う場合には、協力をいただきます。
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(別添)
依
頼
業
務
海外において展示販売会又は商談会を開催することにより、中小企業・小規
模事業者の販路開拓を支援する。
企画・実施にあたっては、出展事業者が事業終了後も継続的な取引が出来る
ようなスキームを構築すること。
1.展示販売会又は商談会の開催
(1)展示販売会又は商談会の開催・運営
EU&北米圏の主要都市で展示販売会又は商談会等を数カ所開催し、中小
企業・小規模事業者の海外販路開拓を支援する。
①展示販売会又は商談会の会場確保
[必須事項]
2015 年 5 月 1 日から開催される「ミラノ万博」に本会として以下の日程
で出展予定となっているので、ミラノ万博の趣旨沿って内容を企画すること。
ア)日本館イベント広場において PR イベント
6月19日(金)から21日(日)までの3日間に日本館イベント広場
において PR イベントを行う。
イ)市内において商談会等の開催
6月25日(木)~7月3日(金)(準備期間除く)に市内において主
にバイヤーを対象とした商談会や PR イベントを行う。
[その他の展示販売会又は商談会]
中小企業・小規模事業者の販路開拓に適切な展示販売会又は商談会を選
定し、展示会の会期、趣旨、来場バイヤー、想定する出展者数等の記載し
た内容を提案とすること。
[参考]
本年度は、下記展示会に出展したので、企画にあたって参考にされたい。
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分野 国・都市名
飲料 イギリス
(ロンドン)
飲料 ドイツ
(ベルリン)
食品 アメリカ
(ニューヨーク)
雑貨 フランス
(パリ)
雑貨 ドイツ
(フランクフル
ト)
雑貨 アメリカ
(サンフランシ
スコ)
展示会名
Specialty Fine and
Food Fair
Bar Convent Berlin
2014
International
Restaurant &
Foodservice Show of
New York 2015
MAISON & OBJET
Ambiente 2015 in
Frankfurt
会期
2014 年 9 月 7
日~9 日
2014 年 10 月 7
日~8 日
2015 年 3 月 8
日~10 日
出品者数
68 社
27 社
30 社
2015 年 1 月 23 21 社
日~27 日
2015 年 2 月 13 20 社
日~17 日
SF International Gift 2015 年 2 月 21 47 社
Fair 2015
日~24 日
②展示販売会又は商談会の運営
展示販売会又は商談会については、以下の取組を行うものとする。
ア)広報
出展商品や実施イベントについて、進出地のメディア等を活用して広く
PR を行う。
イ)商品テストマーケティング・商品評価
[販売会を行う場合]
販売会前に現地市場の現状・課題(現地ニーズ、関税・輸送コスト、現
地の規制等)の把握・分析を行い、事業者への販売会前支援を行う。売上
点数・金額を把握するとともに、商品のテストマーケティングを行い、売
上動向や購買者分析を行いショップレポートとして出展者にフィードバ
ックを行う。
[商談会を行う場合]
商談会前に現地市場の現状・課題(バイヤーニーズ、関税・輸送コスト、
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現地の規制等)の把握・分析を行い、事業者への商談会前支援を行う。商
談件数・金額、成約件数・金額を把握するとともに、来場したバイヤー等
からコメントを収集し、レポートとして出展者にフィードバックを行う。
ウ)代理商談
現地パートナーをおき、現地に赴けない出展者の代理として興味を示す
バイヤーとの代理商談に加え、バイヤーへの働きかけ(営業)を行い、事
後フォローを行う。
②展示販売会又は商談会後のフォロー
展示販売会又は商談会開催後において、出展事業者が自主的に継続取引で
きるようなビジネススキームを構築すること。
また、事業成果の広報策を検討すること。
(2)出展者の募集、受付、選定
①出展者の募集、受付、選定
出展者を募集し、申込を受け付けること。
申込のあった中から、本会と協力して支援の対象となる中小企業・小規模
事業者を選定すること。
選定にあたっては、展示販売会又は商談会出展後も商談や取引できる社内
体制整備について、事前確認やアドバイス等を行うこと。
②他事業との連携
出展者募集の段階において、本会の EC サ イ ト 「 ニ ッ ポ ン セ レ ク ト.com」
への出品登録を行うなど、「ニッポンセレクト.com」との連携を図ること。
○
ニッポンセレクト.com
http://www.nipponselect.com/
(3)貿易・物流業務
出展者からの商品を国内拠点に集荷し、通関等の輸出手続きを行い、展示
販売会又は商談会会場等に輸送すること(効率的な輸送を行うため、集荷を
一括し混載による輸送を心掛けることとする)。
(4)出展者へのサポート
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①商品に対する評価を現地バイヤーより聴取、分析レポートとして出展者に
フィードバックを行うこと。
②出展(輸出)に伴う提出書類等の作成指導を行うこと。
③現地バイヤーからの見積もり依頼、引合い依頼、商品に関する質問等を聴
取し、出展者へ伝える。また、バイヤーへの働きかけを行い、展示会への
関心を高めること。
④PR 資料の作成(翻訳含む)を行うこと。
(5)申請業務
①海外輸送に係る通関等の申請業務(利便性・価格等を考慮のうえ、輸出に
係る業者を指定し、連動して商品輸出の管理を行うこと)
②運営にあたり現地保健所や消防等への許可申請業務。
③その他、本会が指示する業務
(6)現地での運営
①現地での運営スタッフを設定し、そのもとで商品管理、商品展示・紹介等、
在庫管理などの円滑な運営を行うこと。
②実施会場については、必要に応じ電源、空調等の基礎工事を施し、展示場
所等の施工を行うこと。
③適宜 POP 等の作成(翻訳含む)を行い、商品の特徴を分かりやすく伝える
工夫を行うこと。
④記録スタッフを設定し、会場内の要所の様子を撮影して、会期終了後画像
データを全国連に引き渡すこと。
⑤来場者のカウントを行い、全国連に報告を行うこと。
⑥会場と連動して、商品の盗難やその他の事故に備えるために、常時警備体
制を敷くこと。
⑦不測の事態に備え、必要と思われる各種保険に加入すること。
(7)実施体制
①運営事務局
本業務に係る運営事務局を設置し、全国連と連携のうえ全体の統括を行う
こと。
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②定期的な打ち合わせの開催
展示販売会又は・商談会を円滑に推進するために、2週間に1度を目安に
定期的な打合せを開催し、進捗状況、問題点などを協議すること
(8)実績報告
取組内容を実績報告書としてとりまとめること。
①展示販売会又は商談会等の各会場で、消費者及び流通関係者などからアン
ケートをとり、集計すること。
※アンケート項目については、採択決定後に本会と協議
②収集したデータを分析し、今後の展開に繋げるためのレポートを行うこと。
(9)売上管理
展示販売会又は商談会等において、売上金が発生した場合には、売上金処
理を区別して管理すること。
(10)その他
本会が別途指示した場合はそれに従うこと。
2.計画書に盛り込むべき内容
(1)中小企業・小規模事業者が海外販路開拓する上での抱えている課題
※以降、課題を踏まえた企画内容とすること
(2)展示販売会又は商談会
①会場(交渉している候補含む)
②選定理由、特性
③事業の内容・展開方法
(3)販売会前支援
①現地市場の現状・課題(現地ニーズ、関税・輸送コスト、現地の規制等)
の把握・分析
②①を踏まえた事業者との事前調整・支援
(3)出展事業者との連絡体制
①想定出展事業者数、想定商品数
(4)PR計画
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①集客のための企画
②PR計画
(5)事業終了後のフォロー、ビジネススキーム
①出展者へのフォロー業務
②継続取引を成立させるためのビジネススキーム
(6)事業実施体制
①実施体制(国内の体制及び現地パートナー、物流体制)
②実施スケジュール
(7)目標設定と効果測定
①目標となる指標
②効果の測定方法
③事業成果の広報策
(8)見積り金額(税込)
※見積り金額は、内訳をできるだけ詳細に示してください。
3.立案上の留意点
(1)事業の目的を理解したうえで、企画内容に独自性を持たせること。
(2)運営上必要となる設備等の費用が発生するものについては、必ずその使
途を明確にしたうえで見積に加算すること。
(3)実施期間中だけでなく、期間後も全国の中小企業・小規模事業者の事業
に役立つようなマーケティングデータの蓄積や有効な活用法について留意
すること。
(4)地域の魅力的な商品を有する事業者及び消費者等の集客をできる事業者
の出展を可能にする対策を検討すること。
(5)事業成果の広報策を検討すること。
(6)企画提案及び提出物作成に係る費用は各社でご負担いただきます。
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