千葉県生活困窮者自立相談支援事業 業務委託仕様書 1 事業内容 千葉

本仕様書は募集するにあたって参考として
配布するものです。委託契約における仕様書
とは異なる場合があります。
千葉県生活困窮者自立相談支援事業
業務委託仕様書
1
事業内容
千葉県(以下「本県」という。)における委託業務は自立相談支援事業(住居確
保給付金の利用に係る相談・受付業務等を含む)とし、事業内容の詳細は(別添)
のとおりとする。
また、受託者は利用者の拡大のため、パンフレット、ポスター、ホームページ等
による広報活動を行うこと。
なお、広報活動の手段や内容については、本県と協議の上、決定すること。
2
支援対象者
現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなる(生活保護
受給に至る)おそれのある者とし、収入・資産要件は課さない。なお、生活保護受
給者は本事業の対象としない。
3
対象となる町村
※委託する圏域毎に以下に記載したいずれかを記載する。
ア 印旛圏域
酒々井町、栄町
イ 香取圏域
神崎町、東庄町、多古町
ウ 山武圏域
九十九里町、横芝光町、芝山町
エ 長生圏域
白子町、長生村、一宮町、睦沢町、長南町、長柄町
オ 夷隅圏域
大多喜町、御宿町
カ 安房圏域
鋸南町
4
相談業務実施時間及び勤務時間
業務の実施にあたっては、平日9時から17時までの実施を下限として、相談業
務を円滑に実施できるように受託事業者が設定する。
5
6
事務所の設置
受託者は、中核地域生活支援センター事業と同一の場所に事務所を設置すること。
相談支援員等の配置基準
自立相談支援事業では、相談者の課題を包括的にとらえ、個々の相談者の状況に
応じた支援を行うため、主任相談支援員、相談支援員、就労支援員を配置する。な
お、主任相談支援員、相談支援員及び就労支援員は兼務も可とする。
(1)相談支援員等
ア 主任相談支援員
事業全体を統括でき、市町村及び関係機関との連絡・調整、支援プラン及
び支援内容のコーディネート並びに相談支援員等の育成・指導を適切に行う
ことができる者とする。
イ 相談支援員
生活及び就労支援に関する経験及び各種支援制度の実務について知識があ
り、生活困窮者が抱える多岐にわたる課題に対し、広く相談対応することが
できる者とする。
ウ 就労支援員
人事・労務管理やキャリア・コンサルティング等について知識があり、生
活困窮者に対して、アセスメント結果を踏まえ、公共職業安定所等と連携を図
りつつ、就労支援を行うことができる者とする。
(2)各圏域の配置基準
以下の配置基準を目安として職員を配置すること。なお、千葉県中核地域生活
支援センター業務等と兼務することができるものとし、配置する各支援員の人数
は、常勤換算による人数も可とする。
※委託する圏域毎に以下に記載したいずれかを記載する。
ア 印旛圏域、山武圏域
「3 事業の内容」に記載した事業を行う主任相談支援員を1名配置するこ
と。また相談支援員兼就労支援員を1名(常勤換算で0.5名分とする)配
置すること。
イ 香取圏域
「3 事業の内容」に記載した事業を行う主任相談支援員兼相談支援員兼就
労支援員を1名配置すること。
ウ 長生圏域
「3 事業の内容」に記載した事業を行う主任相談支援員を1名配置するこ
と。また相談支援員兼就労支援員を1名配置すること。
エ 夷隅圏域、安房圏域
「3 事業の内容」に記載した事業を行う主任相談支援員兼相談支援員兼就
労支援員を1名(常勤換算で0.5名分とする)配置すること。
7
支援実績の報告
受託者は、別に指示する方法により、本県に支援実績や本事業の結果分析等につ
いて報告すること。
8
事業実施における前提条件
(1) 受託者は、事業の実施に当たり対象者から利用料を徴収しない。
(2) 机、椅子、キャビネット、カウンター及びパソコン等事業の実施に必要な設
備は受託者の責任で準備すること。備品の帰属については、双方で協議すること
とする。
(3) 自立相談支援に関する主任相談支援員、相談支援員及び就労支援員への研修
は、受託者が行うものとする。
9
台帳等の管理
・ 利用者に対する支援業務に関する記録を利用者ごとに整備し、当該支援事業を
終了した日から5年間は、これを適切に管理すること
・ 職員、設備、備品及び会計等その他の業務に必要な台帳について、当該支援事
業を終了した日から5年間は、これを適切に管理すること
10 その他
(1) 本業務の遂行に当たっては、委託者である本県と連携を密にし、疑義が生じ
た場合は、委託者、受託者双方が協議の上、これを処理する。
(2) 支援対象者が町村における生活困窮者である場合は、千葉県中核地域生活支援
センター事業ではなく、千葉県生活困窮者自立相談支援事業の対象者として位置
づけるものとする。
(3)職員の兼務等、千葉県中核地域生活支援センター事業等と共同支出する場合
は、事業にかかる経費のみを明確に按分して、積算の根拠が分かるよう整理する
こと。
(4) 本業務により得られたデータ及び成果品は、本県に帰属するものとし、本県
の許可なく他に使用あるいは公表してはならない。
(5) 著作権、肖像権等、他の個人・団体等の権利を侵害しないよう十分留意する
こと。
(6) 本業務の遂行にあたり知り得た一切の事項について、外部への漏えいがない
ように注意すること。また、委託者である本県が提供する資料を第三者に提供し
たり、目的以外に使用したりしないこと。
(7) 個人情報の取扱いについては、別記「個人情報取扱特記事項」を遵守するも
のとする。
(8) 本業務遂行に当たって、申込み及び問い合わせについては、原則として受託
者が対応することとする。また、本業務に関するクレームが発生した場合は、迅
速かつ誠実な対応を行うとともに、本県の各健康福祉センターに報告すること。
受託者が対応できないクレームが発生した場合は、迅速に本県の健康福祉セン
ターに報告し、対応を協議すること。
(9) この仕様書に定めのない事項については、委託者、受託者双方が協議の上、
決定する。