青少年アンビシャス運動 第12回表彰団体 (対象団体786団体) 団体名(代表者名) 活動の特色 一般社団法人地域企業連合会九州連携機構 (小早川 明德)【福岡市博多区】 職場体験全体報告会 七隈アンビシャス広場委員会 (菅間 一公)【福岡市城南区】 ミカン狩り 吉木小学校区子どもアンビシャス広場委員会 (鬼木 彰子)【筑紫野市】 バルーンアートとそうめん流しを楽しもう会 企業が担うべき新しい社会的責任の遂行に特 化して行動する経済団体。 1.家族の絆を再確認 県内 100 企業の協力を得て、親の職場で子ども が職場体験をし、体験結果を感想文として発表す る全体報告会を実施。親子のコミュニケーション に直接働きかける取組みであり、家族の絆を再確 認するきっかけとなっている。 2.経済界と教育界が連携 職場体験事業の運営スタッフとしてインター ンシップ生を受け入れ、大学生のキャリア教育に も努めるなど、経済界と教育界が手を組み人材育 成にも努めている。 七隈小学校の小学生を対象に毎週木・土曜日に 放課後の子どもの居場所としての広場を運営。 1.広場の約束を設定 広場の子どもたちに「あいさつをきちんとす る」 「靴はきちんと靴入れに入れる」 「道具や公民 館を大切にあつかう」「行き帰りは事故などに気 をつける」という広場の約束が浸透し、子どもた ちが望ましい方向へ変化。 2.多彩な体験活動 地域や大学生、趣味の会など様々な団体の協力 の下、多彩な体験活動を計画的に実施。様々な体 験を通して、異年齢の交流を行い、仲間づくりと 仲間との協調の大切さを教えている。 吉木小学校区の小学生、中学生を対象に毎週 水・金曜日に放課後の子どもの居場所としての広 場を運営。 1.多くの見守りボランティアが常に参加 当番を決めていなくても、常に多くの見守りボ ランティアが参加している。子どもたちに接した り遊んだりすることで大人も活力を得ており、ボ ランティア参加の原動力となっている。 2.地域ぐるみでの交流の場 学校、PTAを始め、地域の女性会、老人会、 子ども会が広場活動に協力している。広場以外の 場所でも、広場活動をきっかけに知り合った高齢 者に子どもたちが声をかけるなど、子どもと地域 住民の交流が進んでいる。 団体名(代表者名) 篠栗おはなし会 (一柳 より子)【糟屋郡篠栗町】 読み聞かせの様子 なかよし倶楽部 (田中 吉春)【北九州市小倉南区】 英語でカルタ取り 日本ボーイスカウト福岡県連盟北九州第1団 (小田 房江)【北九州市八幡西区】 ロープ回し競争 活動の特色 篠栗町の小学校、中学校の授業や図書館等で読 み聞かせを行っている読書団体。 1.学校と連携した長年にわたる読書活動の推進 児童や生徒への読み聞かせを始め、学校の先生 に本の選び方を指導したり高校の授業で生徒に 読み聞かせを指導したり、20年間にわたり学校 と連携した読書活動を推進している。 2.常にスキルアップを目指した活動 スタッフは今のスキルに満足することなく、常 に向上心を持っており、毎月、勉強会を開催。 「古 典」や篠栗の昔話を取り入れるなど、常にスキル アップを目指して活動している。 英会話教室を通じて「考える子育て」をテーマ に活動している団体。 1.地域との協力関係の構築 ハロウィンで高齢者施設に訪問したり地域の との交流イベントを実施。特に地域の高齢者と子 どもたちのふれあいを最重要に取り組んでいる。 地域でのイベントを定期的に実施しており、地域 の恒例行事になるなど、協力関係を構築してい る。 2.積極性を引き出す工夫 クリスマス会での英語劇や、外国人が審査する 英語スピーチコンテストを実施するなど、日頃の 活動成果を発表する機会を設けることで、子ども の積極性を引き出している。 「自分で考え、自分で行動する」を目標に活動 しているボーイスカウト団。 1.長年にわたる活動 設立後60年以上にわたり活動。参加する子ど もたちに「敬語、あいさつ、返事」を徹底してお り、礼儀正しくたくましい青少年の育成に努めて いる。 2.地域との交流 独自の広報誌「きょうだい」を毎月発行し、地 域住民に活動内容を広報するとともに、コミュニ ティFMやケーブルテレビなどにイベント情報 を提供。参加する子どもの人数も毎年増加してい る。地域のイベントに積極的に参加するなど、地 域との交流も大切にしている。 団体名(代表者名) 活動の特色 いぶきのかい 空手を通じて、青少年の健全な心身の育成を目 指している実戦空手教室を運営。 実戦空手息吹之會 (高木 淳也)【遠賀郡芦屋町】 練習風景 大分小学校区アンビシャス広場委員会 (江島 康博)【飯塚市】 ドミノパイ倒し大会 八女福島の青少年アンビシャス広場委員会 (武田 忠匡)【八女市】 八女茶 茶道教室 1.空手を通したリーダーの育成 練習生を対象に準指導者、指導者制度を導入。 この制度が定着しており、上級生が年下の子ども たちを指導するとともに、体調管理や世話を丁寧 に行うことで、上級生にリーダーとしての自覚が 芽生えている。 2.社会貢献活動 東日本大震災の復興支援活動に参加するなど、 社会貢献の意識を持って活動している。また、地 域の行事や清掃活動に参加するなど、地域活動に も力を入れている。 大分小学校区の小学生、中学生を対象に毎週月 ~土曜日に放課後の子どもの居場所としての広 場を運営。 1.地域全体で見守り 老人会、読み聞かせ団体、まちづくり協議会な ど、地域の各種団体とのネットワークの中で連携 して活動。地域全体で子どもたちを見守る体制が できている。 2.能力・資質を伸ばす体験活動 広場に来る子どもたちの様子を見て、能力・資 質を伸ばすような遊びを取り入れるなどの工夫 をしている。活動の充実ぶりを聞いた他のアンビ シャス広場からの視察交流の依頼を受けている。 福島小学校の小学生を対象に毎週水・金曜日に 放課後の子どもの居場所としての広場を運営。 1.運営者の熱意による再活性化 数年前にはアンビシャス広場の継続が厳しい 状態であったが、運営者の熱意と積極的な取り組 みにより学校・保護者への理解が広がったこと で、再度、活性化した。 2.地域人材を活かした充実した体験活動 囲碁教室・実験教室のような地元の方の特技を 生かした活動や、地元特産の八女茶を用いた茶道 教室を実施するなど、地域の産業や人材を活用し た体験活動が充実している。 団体名(代表者名) 活動の特色 山川なんぶっこアンビシャス広場委員会 (江崎 智行)【みやま市】 科学実験の様子 古賀ふれあいアンビシャス広場委員会 (井手 正宏)【三潴郡大木町】 科学館見学 山川南部小学校の小学生を対象に毎週木・土曜 日に放課後の子どもの居場所としての広場を運 営。 1.子どもたちの大切な居場所 子どもがのびのびと遊べる時間、空間、仲間づ くりに努めており、在校生の7割が参加。子ども たちの自宅はそれぞれ遠いため、帰宅後にたくさ んの友だちと遊ぶ環境として、広場が大切な居場 所となっている。 2.地域密着型の体験活動 科学教室や登山、親子料理教室、お茶教室、警 察による防犯教室など、地域の団体が広場活動に 協力的で、地域密着型の体験活動を展開している。 大溝小学校の小学生を対象に毎週火・土曜日に 放課後の子どもの居場所としての広場を運営。 1.社会性の育成 子どもたちが地域の方に進んであいさつをして いる。また、キャンプなどで学年縦割りの活動を 仕組んだり、広場で育った中高生が広場のボラン ティアとして参加するなど、子どもの社会性を育 成する場となっている。 2.まちづくりの原動力 広場を核として地域の夏祭りを開催するなど、 広場活動が地域の中に浸透。 「地域の子どもは地域 で育てる」という意識が強く浸透しており、まち づくりの原動力にもなっている。
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