築港地区における市民活動・イベントなど ①天保山まつり 大阪の海の玄関口である築港・天保山地区がこれまで果たしてきた交易・交流の場としての 役割、歴史的価値・特性を再発見し、地域の魅力の創出と発信をテーマに、平成20年度か ら毎年秋の日曜日に丸一日かけて行われ、開催期間一日で約1万人の集客がある地域密着型 イベント。住民及びNPO団体、地元企業等が実行委員会を組織し、企画・運営を行ってい る。毎年10月頃に実施。 天保山まつりのようす ②花の海遊ロード美化協議会 地域、企業、行政が一体となって築港地区における地域資源を活かし、環境美化を通じた 賑わい交流の創出など、住む人が誇りに思い、訪れる人が魅力を感じるまちづくりへと発展 させるとともに、大阪港の観光振興に寄与することを目的としている。 現在、大阪港駅から天保山ハーバービレッジに至る道路を「花の海遊ロード」の取り組み 重点エリアと位置付け、花飾りや植樹帯の美化、美化意識の啓発などの活動を地元住民や商 店主、企業、行政が協働して取り組んでいる。 花の海遊ロード美化協議会の活動風景 ③その他 築光キャンドルナイト 浪曲まつり クイーン・メリー2入港 時のおもてなしイベント ベリバル 参考資料11 市民団体「天保山みなアート会」主催の「築光キャンドルナイト」が夏至にあわせて開催 されたり、天保山商店会による「手持ち花火大会」が7月に行われるなど、市民が主体と なったイベントも開催されている。 かつて大阪港で栄えた「浪曲」の灯を守る取り組みとして、毎年8月30日に築港高野山で 浪曲塔の慰霊ならびに地域振興と港湾荷役労働者の慰労を兼ねて「浪曲まつり」が開催され ている。また、築港高野山の檀家総代であり、港湾物流業を営む株式会社間口が中心となり 地域ぐるみで「みなと浪曲寄席」を春・夏・秋・冬の年4回定期的に開催しており、毎回好 評を博している。 平成23、24年の超大型客船クイーンメリー2の入港時には、市民団体による茶席や着物 の着付け体験など、日本の文化に触れる体験の場や築港まちあるきツアーなどのおもてなし イベントを実施した。 平成23年度には、水の都「大阪」の魅力発見と市民参加をめざすイベント「ベイ&リバー サイドパーティ」にあわせ、地域の飲食店が「ベリバル」というバルイベントに参加するな どの活動を展開した。
© Copyright 2024 ExpyDoc