２０１５年２月１９日株式会社住金システム建築代表取締役社長加藤真一郎学校舎向けシステム建築「ラフィットスクール」新潟で初実績当社は、２００４年に商品化した学校舎向けのシステム建築「ラフィットスクール」を新潟県内で初めて建設した。本物件は「新潟看護医療専門学校村上校新築工事」（商品／ラフィットスクール、建設地／新潟県村上市、建築主／学校法人北都健勝学園、設計／ダムプランニング元請／水倉組、施工／鹿島道路北陸支店、３階建、施工床面積２,０１８㎡）看護医療の専門学校で、各階の用途は、１階は事務室・多目的ホール、２階は講義室、３階は実習室となっている。外壁はシルバー色の鋼板サンドイッチパネルと大開口のガラスカーテンウォールを採用し、高い意匠性と、明るい教室を実現している。ラフィットスクールには、設計自由度の高い自由設計タイプと低価格の規格タイプがあるが、今回は自由設計タイプが採用された。当社の請負範囲は基礎、鉄骨、床、外装の４システムである。基礎には鋼製地中梁を使用、鉄骨は角形鋼管柱の両方向ラーメン架構となっている。使用鋼材重量は約２６０トンであった。当社のシステム建築は、全商品、基礎システムを有しているが、型枠工、鉄筋工が不要なこと、鉄骨システムも溶接が少ないため、一般工法に対して、低価格、短工期が大きな特長である。今般、本物件の完成見学会を２月１３日に開催した。新潟県内および近県の住金システム建築会会員（※）を中心に２５社約５０名が参加した。見学者からは、経済性や施工スピードの早さと併せて、学校舎向けのシステム建築を評価する声が多く聞かれた。「ラフィットスクール」は、東京都の区立中学校を初め、これまでに数棟の実績がある。今後も私立学校やＰＦＩ物件を中心に積極的に織り込みを図る考えである ※住金システム建築会会員数（１５年１月末）全国１１６４社（１４年３月末１０１０社）現場見学会の様子（写真／鉄鋼新聞社提供）