2015年4月22日 株式会社 住金システム建築 代表取締役社長 加藤

2015年4月22日
株式会社 住金システム建築
代表取締役社長 加藤真一郎
当社で山形県内過去最大級の大型物流倉庫建設
当社東北営業チーム(廣本チーム長)は、当社で山形県内過去最大級となる大型倉庫を建設した。本
物件は「向島流通サービス株式会社北浜町倉庫新築工事」(商品/トレオ、建設地/山形県酒田市、設
計・施工/丸高、平屋、施工床面積6835㎡、高さ7.6m、用途/製品保管)
。当社の施工範囲は、
基礎、鉄骨、屋根、外装の4システム。基礎には型枠大工と鉄筋工が不要なQFUを採用した。鉄骨は
ラーメンブレース構造で、基礎サイズを小さくできる皿バネ柱脚を採用した。屋根は金属折版、外装は
金属角波サイディングである。建築主の希望納期に間に合わすために、元請施工者と綿密な施工計画を
立てたことと、当社のシステム建築による省力工法の採用で、全体の現場工期は4ヶ月と約1ヶ月短縮
できた。Ⅰ期工事完成後、直ちにⅡ期の増築工事に着手予定で、完成すると全体で10253㎡の山形
県内でも屈指の大型物流倉庫となる。
今般、本物件の完成現場見学会を4月22日に開催した。山形県内および近郊の住金システム建築会
会員のゼネコンや設計事務所が約60名参加。見学会参加者からは、当社のシステム建築が多雪地区で
も対応が可能なことや、経済的な設計、大スパン、施工スピードの早さを評価する声が多く聞かれた。
東北営業チームの2014年度の受注高は20.5億円(前期比27%増)
。仙台と盛岡の2ヶ所に事
業所を置き、地域密着型の営業体制が功を奏している。営業要員は現在計6名。
一方、全国の2014年度の受注高は185億円(前期比13%増)。住金システム建築会の会員数
は3月末で前期比202社増の1212社。内、東北地区は同23社増の134社。
外観(鉄鋼新聞社ご提供)
現場見学会の様子(産業新聞社ご提供)