えひめ伝統工芸士等認定事業の概要

えひめ伝統工芸士等認定事業の概要
1
趣
旨
県指定の伝統的特産品の製造に従事する技術者のうち、高度な技術又は技法を保
持するものを「えひめ伝統工芸士」又は「えひめ伝統食品士」(以下「えひめ伝統
工芸士等」という。)として認定することにより、その社会的評価を高めるととも
に、技術後継者の確保を図り、もって伝統的特産品産業の振興を図る。
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対象業種(県指定伝統的特産品全27品目)
【えひめ伝統工芸士】
水引・水引製品、伊予手すき和紙、周桑手すき和紙、桜井漆器、菊間瓦、
伊予かすり、伊予竹工芸品、砥部焼、大洲和紙、姫だるま、姫てまり、和釘、
節句鯉幟、宇和島牛鬼張り子、伊予簀、西条だんじり彫刻、高張提灯、二六焼、
太鼓台刺繍飾り幕、和傘、和ろうそく、棕櫚細工、桐下駄、筒描染製品、下駄
【えひめ伝統食品士】
八幡浜かまぼこ、宇和島かまぼこ
※指定基準
(1) 主として日常生活の用に供されるものであること。
(2) 伝統的な技術若しくは技法により製造されるもの又は伝統的に使用されて
きた原材料を主たる原材料として用いて製造されるものであること。
(3) 製造の主要工程が手工業的であること。
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認定基準
次に掲げる要件に該当する者であること。
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(1)
現に伝統的特産品の製造に従事している技術者であること
(2)
伝統的特産品の製造に20年以上従事した技術者であること
(3)
伝統的特産品の製造に関し高度の技術又は技法を保持する者であること
認定者数
283名(昭和56年度~平成28年度)
(活動中107名、死亡111名、休業・引退等65名)
※平成28年度の認定者(4名)は、2月17日の認定証授与式を経て認定する。
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認定方法
(1)
知事は、地方局長に推薦を依頼する。
(2)
地方局長は、関係組合及び関係市町長と協議のうえ、候補者を選定し、知事に
推薦する。
(3)
知事は、推薦のあった者の中から、えひめ伝統工芸士等を認定する。
(4)
知事は、認定にあたっては、愛媛県伝統的特産品産業振興対策委員会の意見を
聞くものとする。
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処遇等
知事は、えひめ伝統工芸士等に認定証、ほう章メダル及び記念品を授与する。