徳島県地域支え合い活動推進事業費 補助金交付要綱 (補助金の交付) 第1条 知事は,地域における日常的な支え合い活動の体制づくりを推進するため に社会福祉法人等が実施する事業に対し予算の範囲内で補助金を交付するものと し,補助金の交付については徳島県補助金交付規則(昭和58年徳島県規則第 53号。以下「規則」という。)及び地方創生推進交付金交付要綱に定めるもの のほか,この要綱の定めるところによる。 (対象事業) 第2条 この補助金は,地域の高齢者や障がい者を支援する事業として次に掲げる 事業を交付対象とする。 (1)高齢者の見守りと合わせて障がい者の就労に関する支援を行う事業 (2)その他地域における支え合い体制づくりの推進に必要と認められる事業 (補助基準額,補助対象経費等) 第3条 2 この補助金の補助基準額は,1事業あたり200万円以内とする。 この補助金は,次に定める経費を補助対象とする。 (1)事業の立ち上げや拡大に必要となる車両購入費及び備品購入費 (2)その他事業実施にあたり特に必要と認められる経費 3 補助率は10分の10以内とし,補助事業者数に応じて決定する。 4 補助額は,第1項に定める補助基準額と第2項に定める補助対象経費の実支出 額を比較して少ない方の額と,総事業費から寄付金その他の収入額を控除した額 とを比較して少ない方の額に前項に定める補助率を乗じて得た額とする。 5 算出された補助額に千円未満の端数が生じた場合には,これを切り捨てるもの とする。 (補助金交付申請書等) 第4条 規則第3条の補助金交付申請書は,様式第1号による。 2 規則第3条の知事が定める書類は,前項様式に掲げるとおりとする。 3 規則第3条の知事の定める期日は,知事が別に定める。 4 第1項の申請書を提出する者が,消費税法(昭和63年法律第108号)にお ける課税事業者である場合には,第1項の申請書を提出するに当たって,当該補 助金に係る仕入れに係る消費税等相当額(補助対象経費に含まれる消費税等相当 額のうち,消費税法に規定する仕入れに係る消費税として控除できる部分の金額 と当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)に規定する地方消費税率を 乗じて得た金額に補助率を乗じて得た金額をいう。以下同じ。)がある場合には, これを申請額から減額して申請しなければならない。 ただし,申請時において当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明ら かでない場合は,この限りでない。 (補助金交付の条件) 第5条 規則第5条第1項各号に掲げる事項,規則第15条の2に規定する事項及 び次の各号に掲げる事項は,補助金の交付の決定の条件となる。 (1)知事の承認を受けて財産を処分等する場合には,補助金の全部又は一部を県 に返還させることがある。 (2)事業により取得し,又は効用の増加した財産については,事業完了後におい ても,善良な管理者の注意をもって管理するとともに,その効率的な運用を図 ること。 (3)事業を行うために締結する契約については,県が行う契約手続の取扱いに準 拠しなければならないこと。 (4)この補助金に係る対象経費と重複して,お年玉付き郵便葉書等寄付金配分金, 又は,日本自転車振興会又は日本小型自動車振興会若しくは日本船舶振興会の 補助金の交付を受けてはならないこと。 (軽微な変更) 第6条 規則第5条第1項第1号の知事の定める軽微な変更は,第3条第2項に定 める各経費相互間における10%以内の変更とする。 2 規則第5条第1項第2号の知事の定める軽微な変更は,補助事業の目的を損な わない事業計画の細部の変更とする。 (変更の承認の申請等) 第7条 規則第5条第1項第1号から第3号までの規定による知事の承認を受けよ うとするものは,補助事業変更(中止・廃止)承認申請書(様式第2号)を知事に提 出しなければならない。 2 規則第5条第1項第4号による知事への報告をしようとする者は,その理由及 び補助事業の遂行の状況を記載した書類を知事に提出しなければならない。 (実績報告書等) 第8条 規則第11条の実績報告書は,様式第3号による。 2 規則第11条の知事の定める書類は,前項様式に掲げるとおりとする。 3 規則第11条の規定による実績報告は,補助事業の完了の日若しくは廃止の承 認の受けた日から起算して30日を経過した日又は補助金の交付の決定のあった 年度の3月31日のいずれか早い期日までにしなければならない。 4 第4条第4項ただし書きにより交付の申請を行った補助事業者は,実績報告の 提出前に当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明らかになった場合に は,これを補助金額から減額するよう手続を行うものとする。 5 第4条第4項ただし書きにより交付の申請を行った補助事業者は,第1項の実 績報告書を提出した後において,消費税等の申告により当該補助金に係る仕入れ に係る消費税等相当額が確定した場合においては,当該金額を様式第4号により, 速やかに知事に報告しなければならない。 6 前項の場合において,知事は,補助金を返還させることが相当であると認める ときは,補助事業者に対して,当該消費税等相当額の全部又は一部の返還を命じ るものとする。 (補助金の請求) 第9条 規則第12条の規定による通知を受けた補助事業者は,補助金請求書(様 式第5号)に当該通知に係る通知書の写しを添えて知事に補助金の請求をしなけ ればならない。 (補助金の支払) 第10条 知事は,補助事業者に対しては前条の補助金請求書等を受理した後に, 補助金を支払うものとする。 (補助金の概算払) 第11条 知事は,補助金の交付の目的を達成するため必要があると認めるときは, 補助事業者に対し補助金の全部又は一部を概算払により交付することがある。 2 補助事業者は,前項の規定による補助金の概算払を受けようとするときは,補 助金請求書を知事に提出しなければならない。 (帳簿等の保管期間) 第12条 規則第16条の帳簿及び証拠書類の保管の期間は,補助金の額の確定の 日又は廃止承認を受けた日の属する年度の翌年度から起算して5年間とする。 (財産処分の制限) 第13条 規則第17条第2号及び第3号の知事が定める財産は,事業により取得 し又は効用の増加した価格が単価30万円以上の機械器具等とする。 2 規則第17条ただし書きの知事が定める期間は,減価償却資産の耐用年数等に 関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に定める耐用年数とする。 附 則 この要綱は,平成29年1月16日から施行し,平成28年度の補助金から適用 する。
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