仕様書(pdf) - 放射線医学総合研究所

仕 様 書
1. 件
名
Waters 社製 HPLC システムバリデーション作業一式
2. 目
的
日本核医学会 PET 薬剤製造基準に準拠した PET 薬剤品質検査用機器管
理に関して、GMP に準拠した定期的なバリデーション及び適格性確認が
必要であるため。
3.作業対象及び作業場所
Waters 社製 515HPLC ポンプ(計 6 台)
3台
画像診断棟 1F 品質検査室
H26S0113-000
3台
サイクロトン棟 1F 第 2 ホットラボ室
H20S00178, 2 台は番号なし(H17 委託事業)
Waters 社製 UV 検出器(計 2 台)
1台
画像診断棟 1F 品質検査室(Model 2489)H26S0113-000
1台
サイクロトン棟 1F 第 2 ホットラボ室(Model 2487)
番号なし(H17 委託事業)
Waters 社製セパレーションモジュール 2695(計 2 台)
1台
画像診断棟1F 品質検査室 H24S0192-000
1台
画像診断棟1F 質量分析室 H22S00262
Waters 社製 SAT/IN もしくは eSAT/IN(計 7 台)
3台
画像診断棟1F 品質検査室
資産シールなし
(SAT/IN 2 台、eSAT/IN 1 台)
2台
画像診断棟1F 質量分析室
資産シールなし
(SAT/IN 1 台、eSAT/IN 1 台)
1台
サイクロトロン棟1F 第 2 ホットラボ室(SAT/IN 1 台)
資産シールなし
1台
サイクロトロン棟1F セミホットラボ室(eSAT/IN 1 台)
H25-0228-000
Waters 社製 2707 オートサンプラー(1 台)
1台
画像診断棟1F 品質検査室 H26S0113-000
Waters 社製 LACE(計 5 台)
2台
画像診断棟1F 品質検査室
1/5
H26S0110-000,H26S0111-000
1台
画像診断棟1F 質量分析室 H22S00261
1台
サイクロトロン棟1F 第 2 ホットラボ室 H26S0112-000
1台
サイクロトロン棟1F セミホットラボ室
H24S0210-000
4. 作業期間
平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日
5. 作業内容
下記作業を各対象機器について 1 回行い、画像診断棟 1 階質量分析室、
画像診断棟1階品質検査室、サイクロトロン棟ごとに別日で 3 回に分けて行
うこと。
○Waters 社製 515 HPLC ポンプ
Qualification 前作業
・ プランジャーシールの交換
・ プランジャの交換
・ インレットチェックバルブの交換
・ アウトレットチェックバルブの交換
・ リザーバフィルタの交換
・ 圧力ゼロ調整
Qualification(適格性評価)
・ 起動時診断が正しく機能しているかの確認
・ 波長検証の実施
・ 分析用濃縮液への直線性応答の実施
・ 運転時適格性評価手順書の完成
チェックバルブ及び圧力上昇試験
計算圧力減衰
流量正確度試験(設定流量は、0.5・1.0・5.0ml/min)
Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)
・ 保存ドキュメントを作成し提出すること。
適格性評価ツールに関連するあらゆるリリースノート
実行者の証明書
管理者の承認書式
実行者と評価者を明確にするための確認書式
○Waters 社製 2487 及び 2489UV 検出器
2/5
Qualification 前作業
・ Waters 2487 及び 2489 検出器のランプを取り外し
・ Waters 2487 及び 2489 検出器のランプを取り付け
・ 新しいランプを使用して、Waters 2487 及び 2489 検出器を初期化
・ シリアル番号の記録
Qualification(適格性評価)
・ 起動時診断が正しく機能しているかの確認
・ 波長検証の実施
・ 分析用濃縮液への直線性応答の実施
・ 運転時適格性評価手順書の完成
Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)
・ 保存ドキュメントを作成し提出すること。
○Waters 社製セパレーションモジュール 2695
Qualification 基本
・ソルベントマネジメントシステムの保守
 プランジャシール及びフェースシールの交換
 シール洗浄アセンブリシールの交換
 プランジャの交換
 インレットチェックバルブカートリッジの交換
 リザーバフィルタインサートの交換
 インラインフィルタの交換
 ヘリウムディフューザフィルタの交換
 スタティックリークテストの実行
・サンプルマネジメントシステムの保守
 シリンジの交換
 ニードルとシールパックのシール交換
 シールパックの調整
 パージとコンプレッションチェックの実施
 オプションセレクトバルブシールの交換
・保守点検の記録
Qualification(適格性評価)
・起動時診断が正しく機能しているかの確認
・カローセル試験
3/5
・流量性格度試験
・グラジエントプロポーショニングバルブ試験
・ファーストジェネレーションカラムヒータモジュール温度正確度試験
・セカンドジェネレーションカラムヒータモジュール温度正確度試験
Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)
・保存ドキュメントを作成し提出すること。
○Waters 社製 SAT/IN もしくは eSAT/IN
Qualification(適格性評価)
・スイッチ類の動作確認
・A/D ボード直線性の診断
・運転時適格性評価手順書の完成
Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)
・保存ドキュメントを作成し提出すること。
○Waters 社製 2707 オートサンプラー
Qualification 前作業
・ オートサンプラー針の洗浄
・ インジェクタバルブローターシールの交換
・ 洗浄箇所の交換
・ 緩衝チューブの交換
・ シリンジバルブの交換
・ シリンジの交換
・ サンプル針の交換
・ エア針の交換
・ 針位置の調整
Qualification(適格性評価)
・ 起動時診断が正しく機能しているかの確認
・ プレート位置テストの実施
・ サンプル吸引の正確さの確認
Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)
・ 保存ドキュメントを作成し提出すること。
適格性評価ツールに関連するあらゆるリリースノート
実行者の証明書
管理者の承認書式
4/5
実行者と評価者を明確にするための確認書式
○Waters 社製 LACE
Qualification(適格性評価)
・スイッチ類の動作確認
・信号テストの実施
・運転時適格性評価手順書の完成
Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)
・保存ドキュメントを作成し提出すること。
6. 作業場所
画像診断棟1階、サイクロトロン棟 1 階
7.
提出書類
報告書 Qualification Overview(適格性評価文書バインダー)1部
8.
検
作業完了後、当研究所検査職員が、報告書を確認したことをもって検査合
査
格とする。
9. その他
1). 作業場所は、クリーンルーム内のため、作業にあたっては担当職員の
指示に従うこと。
2). 作業時期は、担当職員と事前に協議すること。
3). その他詳細は、担当職員と事前に協議すること。
(要求者)
部課(室)名: 分子イメージング研究センター
分子認識研究プログラム
氏
5/5
名: 河村 和紀