北九州市公共事業評価に関する検討会議 意見を踏まえた市の対応方針(案) 北九州市 平成27年1月 市の対応方針(案) ■計画どおり実施する。 公共事業評価に関する 検討会議での意見 市の対応方針(案) (1) 総合療育センターは、市外からも多 現総合療育センターの利用者のう 施設の広域性に くの利用者が訪れるなど、広域的な機 ち、外来診療及び入所・入院はいずれ ついて 能を担っており、今後、県などに協力 も約25%が市外(県内)の在住者と を求めるべきである。 なっている。 このようなことから、現在、福岡県 に対して、総合療育センターの再整備 に対する財政支援をお願いしていると ころであり、引き続き協議を行ってい きたい。 (2) 今後も保育所や子ども総合センタ 本市では、現在、区役所や子ども総 利用ニーズの把 ー、医療機関などと連携しながら、支 合センター、福祉機関等での各種相談 握について 援の必要な障害児(者)の早期発見・ や、医療機関での健診等を通じて、障 療育に努めていくこと。 害児(者)の把握に努めており、必要 に応じて、総合療育センターにつない でいる。 また、総合療育センターの地域支援 室の専門職員が、保育所・幼稚園、学 校等へ訪問し、相談を受ける中でも、 その把握に努めている。 今後とも、関係機関との連携を強化 し、支援の必要な障害児(者)の早期 発見に努め、早期療育、訪問支援など、 ニーズに即した適切な支援を行ってい きたい。 (3) 運営について 建替えによる診療体制の充実や病床 総合療育センターの再整備に当たっ の増設により、事業収支は黒字化する ては、診療体制の充実や病床の増設に とのことだが、この事業は民間事業で 加えて病室の個室化やユニット化を図 なく、公共事業であることから、黒字 る予定である。 化が見込まれるのであれば、収益は陳 さらに、医療機器の更新等について 腐化が激しい医療機器の更新や利用者 も、これまで同様、適切に行いながら、 サービスの向上に充てるべきである。 より質の高い医療・福祉サービスを安 全、安心な環境で提供していくことと している。 このような取り組みを通じて、事業 収支の安定化を図りながら、利用者サ ービスの向上に努めていきたい。 (4) 総合療育センターの再整備に当たっ 春ケ丘学園や企救特別支援学校など 事業スケジュー 既存施設の移転建替えを伴うため、関 ては、関連事業の進捗状況を把握する ルの管理につい 連事業の進捗状況等に留意しながら、 とともに、必要に応じて関係者との調 て 計画通りに開所できるよう事業スケジ 整を行いながら、新センターの平成 30 ュールの管理をしっかり行うこと。 年度中の開所に向けて、工程管理を着 実に行っていきたい。
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