様式3 兵庫県立総合体育館 管理運営評価シート 年度 平成 25

様式3
平成 25 年度
兵庫県立総合体育館
管理運営評価シート
(指定管理者:兵庫県体育協会グループ)
1 指定管理者による自己評価
評価項目
事業計画
実績
※事業計画書・業務仕様書等の主な内容を記載
※事業報告書・現地調査等の結果等の主な内容を記載
指定管理者による自己評価
【清掃】
日常清掃(宿泊室含む) 毎日
床面洗浄樹脂ワックス 1回/年
磁器タイル洗浄 1回/年
照明器具清掃 1回/年
【設備保守管理】
ボイラー保守点検
体育器具保守点検
中央監視装置保守点検
空調自動制御器保守点検
エレベーター保守点検
清掃業務委託により適切に実施しており、
アンケート調査結果等から得た情報を基
に効率的に行った。
ボイラー保守点検(2回/年)
体育器具保守点検(3回/年)
中央監視装置保守点検(2回/年)
空調自動制御器保守点検(2回/年)
エレベーター保守点検(12回/年)
利用者に迷惑をかけない様、早朝か
ら清掃を開始するなどの自主努力に
S(優) よって利用者から好評を得ており、
計画以上の内容であった。
A(良)
日々の保守点検作業に加え、計画
通りの予防保全が実施できたことで
利用者に快適なサービスを提供し
た。
A(良)
当初の計画には盛り込まれていな
かったが、施設巡回等を通して気配
りを怠らず、常に快適な環境整備に
努めた。
事業計画に基づき適正に実施できた。
※宿泊利用のある場合は警備員を増員し
安全配慮に努めた。
A(良)
日頃の連携を密にし、管理者が実施
する職員研修会への積極的な参加
により、安全・安心なサービスを提供
した。
中体育室床金具用基礎工事 2,492千円
同フローリング張替工事
567千円
格技室A床張替工事 1,113千円
副受水槽定水他工事
510千円
など
S(優) 適切に実施した。なお、改修個所に
【植栽管理】
計画上は該当なし
施設維持
管理業務
【警備】
防火及び設備 機械警備
警備員 24時間
警報設備点検 1回/年
館職員により随時実施
【小規模修繕】
委託契約による定期点検により、問
題個所の早期発見及び予防保全を
ついてはHPでも紹介した。
【利用者に対する安全配慮】
定期的な巡回点検の実施
救急救命に関する職員研修の実施
【開館日・開館時間等】
休館日:月曜及び年末年始
但し、3/21~5/31及び
7/21~10/31の期間について
は
月曜日も開館し、無休とした
【公共性・公平性の確保】
A(良)
大会開催時には早朝開館を行い、宿泊者
については、希望により早朝利用(6時か
ら)を可能とした。
A(良) 館を実施し、利用者サービスに努め
【各種事業・プログラムの実施状況】
多様なニーズ(年齢・種目)に応じた講
習会・講座の実施
【利用者満足度調査結果】
アンケートによる意識調査
合宿や大会等では、全ての利用者か
らの希望に対して早朝利用や臨時開
た。
予約管理業務においては、公平性・公共
性を重視しするとともに、大会の規模・公
公共性・公平性の確保と法令を遵守し、 共性を考慮し各団体と連携を図りながら適
ホスピタリティーサービスの向上に努める
正に行った。
運営業務
問題個所の早期発見と、定期・不定
期の頻繁な巡回により利用者の安全
確保をするとともに、館外周辺のゴミ
拾いを積極的に実施し、安全で快適
な環境維持に努めた。
事業計画に基づき適正に実施するととも
に、大会規模に応じて警察、消防と連携
し、円滑な運営が行えた。
指導者養成研修(11回)
トレーニング指導者講習会他
健康運動講座・文化講座(32講座)
幼児、小学生、一般、高齢者
〈良い又は非常に良いの回答率〉
接客サービス 約65%
館内設備 約62%
清掃状態 約61%
県立施設の在り方について職員研修
A(良) を実施するとともに、利用者アンケー
トにより高評価を得ている。
計画通り実施でき好評であったが、
一部の講座では定員に満たないもの
A(良) があった。さらに募集数の充足に努
める。
接遇研修を実施する等の努力によ
A(良) り、概ね良好であり高評価を得た。
【その他】
事業計画に基づき、効率的な広報活動を
実施。ホームページについては、利用者
ホームページ、地元マスメディア等と連 からの要望に対して、その対応状況を掲
携した広報活動
載することで、好評を得ている。
ホームページPRに関して、利用者か
A(良) ら高評価を得ている。
【利用者数】
24年度実績 約54万人
利用状況
【施設稼動率】
24年度実績
体育室(専用) 72.3%
研修室 26.2%
宿泊室 23.7%
25年度実績 約56万人
25年度実績
体育室(専用) 61.5%
研修室 28.5%
宿泊室 26.0%
大会等の大・中・小体育室の利用が
A(良) 順調に伸びた。
体育室の稼働率は、土・日・祝日の
稼働率が89.2%、平日の稼働率が
A(良) 46.7%であり、平日の利用拡大が課
題である。
様式3
【収支計画と実績の比較】
指定管理料 108,932千円
利用料金収入 73,269千円
事務費等支出計 193,942千円
【経費節減に向けた取組み】
各種事業収入の確保
適切な維持管理
コスト削減・環境負荷低減
収支状況
指定管理料 114,323千円
利用料金収入 85,868千円
事務費等支出計 219,873千円
B(可) 要がある。
・利用状況や天候に応じたこまめな節
減
・各種契約を長期契約とした
・構成企業との連携による効率的な修
繕等
S(優) 正管理により、光熱水費等の削減に
計画書に基づき、適切な人員配置を行うこ
とで円滑な運営を行うことができた。
A(良) 安心安全なサービスを提供できた。
収入の増及び経費の削減を図る必
計画通り適正に実施できた。
さらにLEDの導入や風呂時間の適
努める。
【その他】
【人員の適切な配置】
体育スポーツに関する専門的な職員
県及び関係団体との協議調整を行う職員
体育スポーツに関する技術指導を行う職員
【苦情要望等の対応体制・内容】
事前打合せ及びアンケートによる意識調
アンケート等により利用者の意識調査 査等の情報により、トラブルの防止と再発
を実施し、要望・苦情への迅速な対応を 防止に努めた。
行う。
【危機管理体制の確保】
運営体制
関係法令、財団規定を遵守した適切な
運営。
計画通り適正に実施
消防訓練
AED研修
建築設備総合管理業務
【県・関係機関との連携体制】
教育事務所を通じ、所管する関係機関へ
県・体育協会加盟競技団体との連携に の広報及び体育協会加盟団体への広報
より、各種の大会を誘致し利用促進を を実施した。
図る。
S(優)
利用者からの苦情・要望にいち早く
対応するとともに、問題個所の早期
発見及び予防保全を適切に実施し,
改修個所についてはHPでも紹介し
た。
A(良) 計画通り適正に実施できた。
計画通り実施できた。
A(良) さらに連携を強化及び密にし魅力あ
る施設づくりを目指す。
【その他】
運営委員会の設置
外部有識者等の意見を参考に施設管
理業務を実施
A(良) 安全・安心なサービスを提供できた。
利用者の多様なニーズに対応した
総合評価
A(良) サービス提供に努め、利用者にとっ
て概ね快適な施設運営ができた。
2 施設所管課による総合評価
総合評価値
B(可)
業務改善に向けた分析・指導内容(成果のあった点・改善を要する点)
○利用者は前年度比14千人増(H23比56千人増)となっているが、収支状況では、H25:1,600千円の指定管理者による自主
財源を補填(H24:8,000千円の補填)となっており、収支計画に対する実践が伴っていない。
○収支バランス改善のため、支出部門の抜本的な見直しを行うとともに、利用者の確保を図るための積極的なPR活動など、
更なる利用促進を図る必要がある。また平日の稼働率(H25:46.7%)が課題となっており、利用者ニーズを踏まえた魅力的な
健康文化講座の設定、トレーニング室の利用促進方策の検討、隣接するひょうご西宮アリーナとの連携方策(共同での講座
やイベントの設定等)など、利用者満足度を高め、更なる利用促進に努められたい。
○定期的に施設の整備等を検査・点検し、県民が何時でも安全で快適に施設を利用できるように努力している。今後とも施
設の老朽化を踏まえた施設修繕を計画的に進められるよう努力されたい。