夢二 ひ ひと と 永遠の女 ひと 「あじさいの女」 屏風二曲一隻 笠井彦乃画 大正7年 個人蔵 笠 井 彦 乃 上映時間 午前10時から随時上映(約30分) 観 覧 料 100円 ※区内小中学生は無料 開館時間 火曜日~金曜日 午前10時~午後7時 土・日・祝休日 午前10時~午後5時 休 館 日 毎週月曜日(休日の場合は開館、翌日休館) 携帯サイト QR コード ~ 作 品 概 要 ~ 笠井彦乃は、「竹久夢二最愛のひと」、「竹久夢二にとって永遠のひと」といわ れてきました。二人は彦乃の父親の反対で正式に結婚できませんでしたが、彦 乃は、夢二にとっては最良の伴侶であり、かれの画業およびその生涯に深く影 響を及ぼした女性でした。 彦乃は親の反対を押し切り、強い意志で夢二と同棲して、夢二との愛を貫き ますが、病に倒れ、二十三歳という若さで亡くなりました。 彦乃はまた、幼いときから絵を描くことが好きで、画家を志望していました。笠 井彦乃の作品は現在判明しているだけで、肉筆画三点、口絵七点のみです。作 品が少なく、若くして亡くなっているため画家としての評価は定まっていません が、卒業製作の「御殿女中」は凛とした女性を繊細緻密に描き、「あじさいのひと 女」は、正確な筆致で力強さとたおやかさを表現したやや夢二の影響を感じさせ る秀作です。少女雑誌・婦人雑誌の口絵はすべて大正六年の作であり、夢二と 交流が始まり共同生活にいたる中で生まれました。金沢滞在中に開かれた「夢 二抒情小品展覧会」には「山路しの」の名で出展したといいます。 彦乃は日本橋本銀町二丁目(現・日本橋室町四丁目)で育ち、常盤小学校に 学び、夢二が開いた日本橋区呉服町(八重洲一丁目)の絵草紙店港屋で夢二と 出逢いました。 本作品では、本区にゆかりの深い彦乃を中心に夢二とのかかわりをたどり、 彦乃の短くも激しく燃焼した生涯を紹介します。 問い合わせ先 タイムドーム明石 (中央区立郷土天文館) 〒104-0044 東京都中央区明石町12-1 電話03(3546)5537 施設のもっと詳しい情報は・・・ タイムドーム明石 ●地下鉄有楽町線 新富町駅(④⑥出口) 徒歩10分 ●地下鉄日比谷線 築 地 駅(③④出口) 徒歩7分
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