P.40 オフィスやホール、倉庫での取り組み

ベースで21%となり、前年度より3%改善しました。
パーレス化、廃棄物のリサイクルなどを実施しています。拠
明星食品では2014年3月から埼玉工場から仙台セン
点の異なるグループ内の会議にはTV会議システムを活用
ター、日清食品の滋賀工場から九州配送センターへの幹線
し、移動に伴うCO 2
輸送の一部を鉄道コンテナ輸送に切り替え、2013年9月か
の 排 出 を 削 減して
ら西日本明星九州工場から
います。
東京配送センターへの海上
輸送を増便しています。
※貨 物輸送量を表す単位。1トン
の貨物を1km輸送した場合1ト
ンキロとなる。
TV会議の様子
ホール照明のLED化/日清食品ホールディングス
物流における軽量化、包装資材の削減
東 京 本 社ビル の B 2 階ホール の 天 井 照 明を水 銀 灯 から
輸送効率を上げるために、日清食品グループは製品のコン
なり、年間で消費電力
パクト化を進めています。製品包装サイズを縮小し、収納効
が15,252kW、CO 2
率を上げ、最適な積み方をすることで、積載効率の改善を図
るなどの取り組みを行っています。
外包装の軽量化 /日清ヨーク
「ピルクル」
「十勝のむヨーグルト」
の紙パック製品の外包装
に使う段ボールの中芯と原紙の材質を変更することで、軽
量化・薄肉化に取り組み、段ボール重量で年間約217トン
の使用量を削減しました。
LED照明に変更しました。この結果、天井照明の消費電力
がこれまでの 2 7 %と
が約5.4トンの削減が
見込まれます。
倉庫の照明LED化/日清シスコ東京工場
製品倉庫の一部を低温倉庫に変える際に照明をLEDに変
更。水銀灯と比べ、消費電力が60%となり、年間で電力量
が2,552kW、年間約1トンのCO2削減が見込まれます。
「行列のできる店のラーメン」のオポジット化‌
/日清食品
「日清ラ王」
「 日清焼そばU.F.O.」
「 日清Spa王」
「 明星究
営業活動での取り組み
麺」
などのカップ麺では梱包時に天地を交互に入れること
で、梱包個数を減らさずに段ボールのサイズを小さくする
オポジット方 式 を 採
用していますが 、
2013年9月から
「行
列のできる店のラー
メン」のカップ麺もオ
ポジット方 式を採 用
しています。
日清食品グループは、営業車などの社用車にハイブリッド
車や最高水準の排ガス規制に適合した環境性能を有する
車 両の導 入を進めています。国 内の社 用 車 両について、
2013年度は、日清食品、日清食品チルド、日清食品冷凍
の国内の営業車両のうち環境対応車導入の割合は93%、
明 星 食 品 およ び 日 清 シスコは 1 0 0 % 、日 清ヨークで は
56%となりました。また、車両の修理時にはリサイクル部
品を利用し、環境
負 荷 を 低 減し て
オフィスやホール、倉庫での取り組み
グループ各社のオフィスや倉庫でも環境負荷低減に取り組
んでいます。省エネタイプの空調機やLED照明への切り替
えの推進、オフィスではクールビズやウォームビズ、ペー
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NISSIN FOODS Holdings CSR REPORT 2014
います。