学籍番号 氏名 【VisualStudio Express 2012 for Windows Desktop】 プログラミング入門 第1回 ■ガイダンス ・「VB 入門 20yy」フォルダ作成(または「VB 入門 20yyUSB」) ・ 「プログラミング入門配布資料 20yy」フォルダ、提出レポートフォルダ(「Hyy 火 3」 「Hyy 火 4」) ショートカット作成 プログラミング入門 第2回 ■Visual Basic の概要 Visual Basic は Windows プログラムである。作成手順は次の2つの部分からなる。 ① インターフェイスをデザインする部分 ・ フォームを用意 ・ コントロールを配置 ・ プロパティ(性質)を設定 ② 実際の動作を決定する部分 ・ イベントに対応したコードを記述 Windows プログラミングは「イベントによってソフトウェアが動作する」というイベ 【VB1-2】摂氏温度(整数型)を入力し、華氏温度(実数型)を計算して表示するプログラム ントドリブン(イベント駆動型)プログラムの作成である。 「イベントドリブン」とは、「イベント(event)=できごと」によって「ドリブン (driven)=動かされる」という意味である。イベントの「何に対して・何が行われた か」は、フォームやコントロールの種類によって何種類かのできごとがあらかじめ決 められている。 (例)・ 閉じる ・ 次へ ボタンがクリックされたら、ウィンドウを閉じる。 ボタンがクリックされたら、次のウィンドウを表示する。 ■簡単なプログラムの作成 名前 :31yy 31yyxxxVB 31yyxxxVB1 xxxVB1-2 場所 :F: F:\ F:\VB 入門 20yy\ 20yy\第 xx 回 31yyxxxVB ソリューション名:31yy 31yyxxxVB1 xxxVB1-2 【VB1-1】 プログラムの 3 要素 「VB 入門 20yy\第 xx 回」 フォルダに保存 ・ 入力 : ユーザーからデータを取り込む ・ 処理 : データに対して、何らかの加工を行う ・ 出力 : 加工されたデータを出力する プログラミング入門 第2回-1 プログラミング入門 第2回-2 【VB1-2】温度換算(セルシウス度 Celsius ⇔ ファーレンハイト度 Fahrenheit) 【VB1-2】摂氏温度(整数型)を入力し、華氏温度(実数型)を計算して表示するプログラム 9 F = C + 32 5 C= (例) 10°C ⇔ 50° F 25°C ⇔ 77° F ①[Form1.vb]を右クリックし、[名前の変更]で、 「31yyxxxVB1-2.vb」にする。 ★コードの記述 ・コメント ・変数 ・変数の型宣言 ・Val 関数 ・算術演算子 ・インテリセンス(IntelliSense)機能 '-----------------------------' 31yy000 氏 名 ' VB1-2 温度換算 ' 20yy/mm/dd '-----------------------------Button1 をダブルクリックしてコードの入力 Public Class Form1 Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ②Form1 の Text プロパティを「31yyxxxVB1-2 氏名」にする。 Dim C As Integer Dim F As Single ③Form1 の Font プロパティの ②Form1 の Text プロパティを「31yyxxxVB1-2 氏名」 にする。 Font サイズを 20 ポイント にしてから、コントロールを配置する。 C = Val(TextBox1.Text) すべてを保存 F = 9 / 5 * C + 32 Label2.Text = CStr(F) End Sub End Class Label2 の AutoSize プロパティを False にしてから、 Text プロパティを空欄にする。 Button1 をダブルクリックしてコードの入力 ★コントロールについて ラベル(Label) : フォーム上に文字列を表示する テキストボックス(TextBox) : 文字列や数値の入力・表示を行う ボタン(Button) : マウスでクリックすると、ある特定の動作をする プログラミング入門 第2回-3 プログラミング入門 第2回-4 ★算術演算子と優先順位 ★コメントについて 半角の‘(アポストロフィ)の後に記述した内容は注釈となり、非実行となる。 演算子 ( ) ★変数・変数名 データを記憶する場所を変数といい、その場所の名前を変数名という。 機 能 優先順位 [ ],{ },( )の計算 1 べき乗 2 負符号 3 乗算,除算 4 整数除算の商 5 整数除算の余り 6 +, - 加算,減算 7 & 文字の結合 8 ^ *, / \ ★変数名のつけ方 Mod ・頭文字は英字で、英字、数字、アンダースコア(_)を使用 ・字数は、16383 字以内で、大文字、小文字の区別なし ★変数の型 データ型 短長整数型 サイズ Short 2 バイト 値の範囲 -216(-32768)~216-1(32767) 32 ★インテリセンス(IntelliSense)機能(入力候補の一覧表示、入力支援機能) リストを選択後 Tab キーで入力。強制表示:Ctrl + Space、Ctrl + J、Alt + → 32 整数型 Integer 4 バイト -2 (-2147483648)~2 -1(2147483647) 倍長整数型 Long 8 バイト -264~264-1 短精度実数型 Single 4 バイト 3.4E+38~-1.4E-45 有効数字 7 桁 倍精度実数型 Double 8 バイト 1.7D+308~-4.9D-324 有効数字 15 桁 文字列型 String 2 バイト 最大 65535 文字 論理型 Boolean 2 バイト True または False 作ってみよう! 各種単位の変換プログラム(日本 vs 英米) ☆温度 (摂氏と華氏) ☆重さ (グラムとオンス・ポンド) ☆距離 (メートルとマイル) ★型宣言 など Dim 変数名 1,変数名 2,・・・ As 型名, 変数名 3,変数名 4,・・・ As 型名 (例 1) Dim x, y As Integer, z As Single (例 2) Dim x As Integer 【参考になる iPad アプリ】 Dim y As Integer Dim z As Single ★数字と数値の違いについて 【例】 (例) 数字 "12345" 数値 12345 ※文字列は前後に " をつける。(例) 華氏温度(整数型)を入力し、摂氏温度(実数型)を計算して表示するプログラム "Hello" "No15" "文理" ★Val 関数 Val(文字列) 文字列を数値に変換した値を返す。(例)Val("12345") 9 F = C + 32 5 C= (例) 10°C ⇔ 50° F 25°C ⇔ 77° F ※数値として解釈不能な場合は0を返す プログラミング入門 第2回-5 プログラミング入門 第2回-6 【VB1-2】摂氏温度(整数型)を入力し、華氏温度(実数型)を計算して表示するプログラム 【VB1-3】単位変換プログラム ( 型)を入力し、 ( 色々な入力データで検証(トレース)しましょう! 作ってみよう! 各種単位の変換プログラム(日本 vs 英米) <フォームのデザイン> TextBox1 10 メモリ → "10" 文字列 C(摂氏) → 10 ☆温度 ☆重さ ☆距離 など F(華氏) → 9/5* 10 +32 → Val 数値(整数) 型)を計算して表示するプログラム 50.0 (摂氏と華氏) (グラムとオンス・ポンド) (メートルとマイル) 数値(実数) 【参考になる iPad アプリ】 TextBox1 28 メモリ → "28" 文字列 TextBox1 C(摂氏) → 28 → 9/5* 28 +32 → Val 数値(整数) メモリ 作成手順 F(華氏) 82.4 数値(実数) C(摂氏) '---------------------------------' 学籍番号 ' VB1-3 ' 20yy/mm/dd 氏名 単位変換( → ) F(華氏) '---------------------------------- 28.5 → "28.5" 文字列 → 28 → 9/5* 28 +32 → Val 数値(整数) 82.4 数値(実数) Public Class Form1 ①VS Express for Desktop(VS2012)を起動し[新しいプロジ ェクト]をクリックし、[Visual Basic][Windows フォームア プリケーション]を選択する。 ②[名前(N):]を「学籍番号 学籍番号 VB1VB1-3」 、 [場所(L):]を「??:¥VB 入門 20yy 20yy」とする。 yy ③ソリューションエクスプローラの[Form1.vb]を右クリッ クし、[名前の変更]で、 「学籍番号 学籍番号 VB1VB1-3.vb」とする。 .vb ④ツールバーの[すべて保存 すべて保存]ボタンをクリックする。 すべて保存 ⑤Form1 の Text プロパティを「学籍番号 学籍番号 VB1VB1-3 氏名」 氏名 とする。 ⑥Form1 の Font プロパティの Font サイズを 20 ポイントにしてか ポイント ら、コントロールを配置する。 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As ~ TextBox1 28.6 メモリ → "28.6" 文字列 C(摂氏) → 29 ) Handles Button1.Click F(華氏) → 9/5* 29 +32 → Val 数値(整数) '入力 型宣言 '出力 型宣言 . 数値(実数) '入力 TextBox1 メモリ C(摂氏) 数値変換 F(華氏) '変換計算 15.4 → "15.4" 文字列 → → 9/5* +32 → Val 数値(整数) . 数値(実数) '結果表示 End Sub End Class TextBox1 15.5 メモリ → "15.5" C(摂氏) → F(華氏) → 9/5* +32 → . ※キーボードから入力した文字列を受け取る場合はテキストボックスコントロール(TextBox) ※キーボードから入力した文字列を受け取る場合はテキストボックスコントロール(TextBox)を使用。 (TextBox)を使用。 文字列 Val 数値(整数) 数値(実数) 結果等を表示するのみの場合はラベルコントロール(Label) 結果等を表示するのみの場合はラベルコントロール(Label)を使用。 (Label)を使用。 プログラミング入門 第2回-7 プログラミング入門 第2回-8
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