≪JICA ボランティア家族連絡会≫ 9 月 13 日(土)午後、千葉市国際交流センターにて平成 26 年度千葉県 JICA ボラン ティア家族連絡会が開催され、当会は「共催」の立場で浜田眞一会長が出席した。 連絡会には現在派遣中の 25 隊員のご家族 36 名がご出席され、プログラムは以下のよ うな内容でした。 (1)主催者挨拶(JICA 東京国際センター佐藤俊哉地域連携課長) (2)来賓紹介 ①千葉市 宮本勇治国際交流課長 ②千葉県SVの会 酒井國彦事務局長 ③千葉県海外協力隊を育てる会 八林明生副会長 ④(一社団)協力隊を育てる会 富岡加奈子職員 (3)事業説明「派遣中、帰国後の支援体制と千葉県との連携」(佐藤課長) (4)上記(3)に対する質疑応答 (5)帰国隊員活動報告(和泉澤浩:H23/2 次隊、マラウイ、青少年活動) (6)隊員のご家族からの経験談(遠藤あけみ氏) (7)視察の旅に関する説明((一社団)協力隊を育てる会富岡職員) (8)分科会参加 OB/OG 紹介、アイスブレーキング (9)OB/OG との地域別分科会 まず、(3)事業説明において佐藤課長は特に派遣中隊員の健康管理に関することで、 環境劣悪な国には在外健康管理員を配置していること、病気やけがなどいざとなったら 緊急移送することなどを説明した。帰国後の支援体制については JICA 本部や国内機関 に進路相談カウンセラーを配置して帰国後の就職支援を行っていることを説明した。 (4)質疑応答では、看護師隊員でベナンに派遣中のお父さんから西アフリカで猛威 を振るっているエボラ出血熱への JICA の現地対応について質問があった。これに対し て佐藤課長は具体的な現地対応は承知していないが、個人的な見解としての JICA 対応 を説明したが、お父さんの期待していた内容とは違い、少々失望の感があったのは残念 である。IT 環境が昔とは著しく異なる現在では親御さんは毎日でも現地の隊員とスカイ プなどでコミュニケーションととっていることから、JICA よりはるかに現地事情を把 握しており、生半可な受け答えでは JICA の管理体制に不満を残すことになりかねない と思った。 (9)OB/OG との地域別分科会では、實川路可(H24/1、バングラデシュ)、染谷陽子 (H24/8、セネガル)、高梨直季(H22/4、PNG)、坂出直哉(H20/2、PNG、ただし SV)、 本多孝治(H24/0、ブラジル、ただし日系 SV)や国内協力員 2 名(小山由美、H21/1、 タンザニアと神前佳奈、H21/1、ホンジュラス)も参加して、アジア、アフリカ、中南 米、大洋州の地域別に分かれての懇談会となった。さすがに地域別になると帰国隊員等 を目の前にしているだけに、話の内容は個別具体的になり、息子や娘の帰国後を心配す る親御さんで話は弾んでいた。時間はあっと言う間に過ぎ、13 時から始まった連絡会は 16 時 30 分の終了時間になりました。
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