政府のIT組織向けパーベイシブ・ネットワーク・ビジビリティ

The Smart Route To Visibility™
政府のIT組織向けパーベイシブ・ネットワーク・ビジビリティ
// ソリューション概要
現在のネットワーク環境
政府の IT 組織は進化しており、アプリケーション増加、膨大で
高速な情報に伴い、ネットワークが拡大しています。政府の IT チー
ムは、
ますます拡大する帯域幅とユーザーの継続性に合わせてニー
ズに応えることが求められています。
また、サイバー犯罪、悪意のあるハッカー、外国政府の脅威の中
にあって、安全でセキュリティが確保された環境での全体的な生
産性向上やコラボレーション強化も推進しなければなりません。
データを活用し、リアルタイムの詳細情報を得るために高品質で
きめ細かい関連データを取得するために、組織の多くが最高クラ
スのツールを使用して効果的にインフラストラクチャの管理、分析、
保護をしようとしています。しかしこれには課題があります。
データが組織全体に分散しているためツールにさらなる負担がか
かり、重要なトラフィックへのビジビリティなしでは、脆弱性によっ
てコンプライアンスや安全性、一般的な IT ベストプラクティスに
影響が及びかねません。
監視に関する課題
ツールの増設に対してビジビリティが限られている
ネットワークが拡大するにつれてツールの数も増大しますが、配
置によってはツールは分析の基になるネットワーク・トラフィック
を十分に把握できません。
ツールの過負荷状態と拡張性
トラフィックの中にはツールと関係ないものもあります。トラ
フィック量の増加によって過負荷や脆弱性が発生し、IT 組織はツー
ルを高速リンクに接続できるようにするため、高額な「総取替え」
の必要性が生じることがあります。
TAP/SPAN ポートの競合
TAP または SPAN/ ミラー・ポートの数が限られているため、情
報のアクセスに関して部門間で競合が発生しています。
分散処理の傾向
現在、政府の IT 組織は必要に応じてあらゆる場所でデータを処
理しています。多くのデータはまだデータ・センターで処理、分
散していますが、データを戦略的なリモート・サイトで直接効率
的に処理することが必要な場合があります。たとえば次のケース
では実際にそれが行われています。
• ‌統合処理センターや数百もの出張所がある行政機関
• ‌一元化されたアプリケーションに依存しているモバイル・タスク・
ベースの現場作業者
• ‌配備済みの可動式命令制御センター配下の分散された軍事部
隊
• ‌サービス・レベル・アグリーメントに従って他の政府機関にア
プリケーション・ホスティング・サービスを提供している政府
機関
どこにあろうとクリティカルなデータは常に重要です。
組織全体にデータが分散されているため、政府の IT チームはネッ
トワークを容易に管理、分析、保護することができません。これ
は単一のロケーション内であっても困難を伴います。そしてリモー
ト・ロケーションでの分散処理は、以下のような理由でさらに問
題を複雑化します。
• 分析、セキュリティ、監視用のツールが高価で、リモート・サイ
トに直接導入するには費用がかかりすぎる
• 帯域幅が限られているため、中央サイトにすべてのデータをダ
ンプすることは現実的でない
• リモート・サイトではそのサイトから数時間離れた場所にいる
リモート・スタッフが作業していることが多い
• 設備用のラック・スペースが限られていることが多い
リモート・ロケーションにある大規模な政府機関が直面している
課題は、監視しているポート数や分析用ツールが少ない中規模の
機関でもよく見られます。
スペースに限りがあるロケーションでは、費用をかけずにパーベ
イシブなビジビリティも必要です。分析とセキュリティ用のツール
に高額な料金を支払ってしまうと、高い ROI を確保する必要に迫
られることになります。政府 IT 組織は現在と将来にわたりリモート・
サイトのビジビリティ・ニーズに対応できる、適切な規模の柔軟
なソリューションを求めているのです。
© 2013 Gigamon. All rights reserved.
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The Smart Route To Visibility™
政府のIT組織向けパーベイシブ・ネットワーク・ビジビリティ
// ソリューション概要
広範でインテリジェントなビジビリティ
Gigamon のビジビリティ・ファブリック(Visibility Fabric ™)
はデー
タにアクセスする必要がある IT インフラストラクチャとツールの
間に位置し、物理、仮想、および SDN* 本番ネットワークを網羅
した イ ン テ リ ジ ェ ントで 広 範 な ビ ジ ビリ ティを 提 供 し ま す。
GigaVUE® ファブリック・ノードで構成されたビジビリティ・ファ
ブリックは、モジュール式で 1Gb/10Gb
スタンドアロン・ノードから 2.4Tb シャーシ・ソリューションへと
拡張が可能です。小規模なネットワークから重要なアプリケーショ
ンを実行するリモート・サイトを備えた大規模サイトまで、様々な
インフラストラクチャに対応します。
世界中の公的機関がリモート・サイトや分散処理センター、データ・
センター、本部、大学のサイトが Gigamon ビジビリティ・ファブリッ
ク・アーキテクチャを活用して、以下を実行しています。
• 広範でインテリジェントなビジビリティを確立し、リアルタイ
ムの詳細情報入手と脅威の迅速な検出を実現
• 運用の簡略化と監視の一元化による費用削減
• スケーラブルなセキュリティ監視インフラストラクチャの構築
図1:Gigamonビジビリティ・ファブリック・アーキテクチャを
備えた政府のIT組織ネットワーク・インフラストラクチャ
• データへのアクセスするためのツールや IT 部門間での競合を
排除
• ツールのパフォーマンスを最適化し ROI を改善
分散ソリューションとスタンドアロン・ソリューションの両
方に対応
GigaVUE-HB1 デバイスはきわめて柔軟なビジビリティ・ファブリッ
ク・ノードで、他の GigaVUE® ノードと組み合わせて導入したり、
小規模サイト向けにスタンドアロン構成として導入することも可能
です。リモート・サイトのデータは、物理的に数十~数千マイル離
れた場所にいるスタッフが中央サイトから管理できるため、ツール
やサポートのコストを削減できます。強力な Flow Mapping® と
GigaSMART® の機能によって、
データをフィルタリング、
レプリケー
ト、集約し、さらにはボリュームの最小化も行ってから中央の監
視ツールへ送信やトンネリングすることも可能です。図 1 にこの
例を示します。
少数のポートといくつかのセキュリティ・ツールや分析用ツールし
か持たないサイトにとって、GigaVUE-HB1 は理想的なビジビリ
ティ・ソリューションとして役立ちます。図 2 に示すこのスタンド
アロン・シナリオは、中規模の政府機関や、データ・センターの
一角に特定の分析機能を必要とする大規模な政府機関にも最適で
す。GigaVUE-HB1 ノードは手頃な価格で政府の IT 組織全体にビ
ジビリティを効果的に拡張します。
図2:ネットワーク・ポートとツール・ポートの両方がGigaVUEHB1ファブリック・ノードに直接接続されたスタンドアロン構成
Gigamon ビジビリティ・ファブリック・アーキテクチャに関する
詳細については次のサイトを参照してください。www.gigamon.
com
* 将来計画
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