モバイル・プロバイダー向けにサービス収益化と運用効率を

モバイル・プロバイダー向けにサービス収益化と運用効率を実現する
インテリジェントなトラフィック管理
// ホワイト・ペーパー
通信業界は急速に変化しています。市場が常時接続に向けて移行して
高速LTE(Long Term Evolution)ネットワークへの移行により、サービ
おり、新しいサービスへの顧客の貪欲な需要や、新しいアプリケー
スやアプリケーションの開発やイノベーションに拍車が掛かるでしょ
ションおよびデバイスの画期的な提供に対応するため、業界自体が
う。また、導入および運用コストを削減するだけでなく、IPへの移
変革する必要があります。これまでデスクトップPCからアクセスす
行により、LTEは、VoIPおよびライブ動画ストリーミングなど、リア
るものであったサイバースペースは、今ではいつでもどこでものモバ
ルタイムのパケット・データ・サービスのQoS(サービス品質)もサ
イル性が求められます。各種デバイスの普及により、情報伝達に限ら
ポートできるようになります。サービス・プロバイダーは、すべての
ず、レジャー情報やエンターテイメント性が高い情報にもさまざまな
IPネットワークで大量のキャパシティを提供できるようになります。
デバイスからアクセスできるようになりました。これに伴ってモバイ
これにより、開発者は、消費者向けの新しいエンターテインメント関
ル通信は、単なる電話機能ではなくワイヤレス・データ機能として重
連サービスや、ビジネス顧客向けの生産性向上サービスを開発できま
視されるようになっています。このようなパラダイムの移行は、1ユー
す。このようなサービスによる高レベルのインタラクションと豊富な
ザーあたりの平均収益(ARPU)を引き上げますが、ネットワーク内
ユーザー・エクスペリエンスにより、配信および請求処理システムを
の対応するトラフィックも急増しました。
リアルタイムでサポートすることが必要となります。したがって、オ
世界のモバイル・データのトラフィックは2010年から2015年の間に26倍に増加
ペレーター(運用会社)は、システム環境の柔軟性と拡張性を高め、
変更時に技術的または経済的な問題が発生しないようにすることで、
これらの課題に対処する必要があります。新しいLTEエコシステム
は、コスト効果に優れた配信メカニズムへのニーズと合わせて、幅広
い新たなブロードバンド・サービスの開発を促進します。その結果、
サービス課金、プロビジョニングおよび加入管理にも大きな影響が生
じます。
収益の拡大、顧客エクスペリエンスの改善および運用費用(OPEX)
の削減というビジネス上の優先事項により、以下のように、顧客重視
の取り組みが生まれました。
• トランスペアレントなリアルタイムの請求処理、課金および拡張
加入者管理
図1:2010年から2015年にかけての世界のモバイル・データ・トラ
フィックの増加
オーバー・ザ・トップ(OTT: ネット配信)アプリケーションが膨大
な量のデータを無断で使用しているなかで、データへの大量の需要は
必ずしも、発生する収益と相関しているわけではありません。サービ
ス・プロバイダーは、その成功の影で、ネットワークを多くの帯域を
消費するサービスに対応させることに苦慮しています。新しいサービ
スを収益化しながら、加入者にパーソナライズおよび改善された顧客
エクスペリエンスを実現することが、どの通信会社にとっても重要な
競争上のメリットとなります。
• サービス自動化:高速のサービス・プロビジョニングおよび導入、
仮想化による柔軟で拡張性に優れたシステム・インフラストラク
チャ
トランスペアレントな請求処理、課金および加入者管理
サービスの収益化:
リソースの消費に効果的かつ効率よく料金を請求できることは、通信
会社にとって重大な競争力となります。膨大な量のモバイル・データ
が、MSPのコスト対収益方程式に大きなプレッシャーを掛け続ける
ため、運用会社は、ブロードバンドを超えた接続や階層化プランによ
り、差別化を維持する必要があります。
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これには、加入者レベルでトラフィックを正しく把握し、社内アプリ
ケーションや広告を収益化する新たな方法へとプロアクティブな手段
を取ることが必要となります。残念ながら、今日のモバイル・サービ
ス・プロバイダーのネットワークが直面する情報の複雑さや量を考え
ると、基本的にポート・ベースのサービスに対応して構築された従来
のトラフィック・ビジビリティ・ソリューションでは、詳細な加入者
レベルのビジビリティをサポートできません。
加入者管理強化へのビッグ・データの活用
コモディティ化(一般化して商品価値が下がること)を回避し、新し
いサービスの収益化を向上するため、モバイル・プロバイダーは、加
入者の利用、場所、デバイス、日時、およびネットワーク・リソース
を考慮して、優れたQoE(エクスペリエンス品質)を実現する必要が
あります。測定可能な幅広いパラメータによるリアルタイムおよび利
用履歴状況で加入者レベルのQoEを特定および最適化することは、ト
ラフィック・フローのエンドツーエンドのビジビリティなしでは実現
できません。この情報に基づき、サービス・プロバイダーは、パーソ
ナル化および改善されたユーザー・エクスペリエンスを提供できるだ
けでなく、ネットワーク・リソースを最適利用し、TCO(総所有コ
スト)を削減し、高価値のローミングおよび/または「データを渇望
する」加入者を特定して、収益化およびマーケティング・パートナー
シップへのチャンスを開くことができます。
しかし、従来のポート・レベルのレプリケーションおよび集約ソリュー
ションでは、状態およびセッション対応が不十分なため、包括的な加
入者レベルのビジビリティを効果的に実現することができません。ま
た、このようなビッグ・データ環境では、モニタリング・ツールが受
信するトラフィック量を処理しきれないため、運用会社は、優れたコ
スト効果で加入者レベルのアプリケーション利用状況パターンを的確
に把握できないでいます。このビッグ・データ・パイプ内で加入者デー
タをアクティブにサンプリングしながら、各フローの整合性を維持で
きれば、結果的に加入者利用状況パターンに関する重要な詳細情報を
得ることができます。
要約すると、以下を実現するため、トラフィック・パターンに関する
リアルタイムで加入者レベルのビジビリティが必要です。
• 価格とパフォーマンスのバランスが取れた、今後も安心な収益管
理およびパーソナル化された顧客重視のサービス
• ポリシー、警告、アラートなど、パーソナル・サービスにより、
予想外の高額請求書を回避し、クレジット管理全体を向上する
• セルフケアの導入により、運用支出を削減し、顧客満足度を向上
する
サービス自動化
素早いサービス・プロビジョニングと導入
プロバイダーが新しいテクノロジーやパートナーを利用し、新しいビ
ジネスを獲得し、多数の複雑なサービスおよびパッケージを開発し
て、加入者を取り込み、維持するため、サービス立ち上げ時の複雑さ
が大幅に拡大しました。
商品化期間は、サービス・プロバイダーにとって重要な差別化要素で
す。他のユーザーを重視した業界と同様に、消費者向けと企業向けの
いずれの市場でも、顧客がネットワーク・サービスを構成し、パーソ
ナル化できれば、顧客ロイヤルティが高まります。今日の厳しい状況
下で競争力を維持するため、サービス・プロバイダーには、複雑なサー
ビスおよびサービス・バンドルを素早く簡単かつ自動的に作成し、管
理できるサービス実現環境が必要です。
仮想化による柔軟で拡張性に優れたインフラストラクチャ
仮想化の採用により、従来のインフラストラクチャ・サイロは、統合
された動的で効率の良いデータ・センターへと変身し、ビジネス需要
の変化に素早く対応できるようになります。サービス・プロバイダー
のデータ・センターから提供されるサービスは多面的であり、合わせ
て機能するコンピュータ、ストレージおよびネットワーク・エレメン
トで構成されます。仮想化による自動化では、複数のワークフローを
リンクし、サービス・プロバイダーが素早くサービス要求を完了でき
るようにします。すなわち、仮想化は、金額として簡単に定量化でき
る非常に現実的で具体的な結果(収益)をもたらします。
ボトルネックを特定できない、実現への障壁にプロアクティブに対処
できないなど、サービス実現分野での問題は、その多くが加入者レベ
ルのビジビリティの欠如に由来するものです。優れたビジビリティが
あれば、エラーの数や重大度を低減し、配信チェーンでの障害解決を
容易にし、顧客の注文が実際のサービスに変換されるスピードと信頼
性を向上し、サイクル時間を改善し、コストを削減し、顧客エクスペ
リエンスを大幅に強化することで、変化が著しい通信市場で大きな差
別化要素を達成できます。このため、サービス・プロバイダーは、テ
クノロジーの境界を超えてトラブルシューティングを行い、1つの完
全スタックSLAを実現する包括的なビジビリティが必要です。
包括的なビジビリティへの新しいアプローチ
加入者主導で帯域やサービスへの需要がますます拡大するなかで、こ
れらのネットワーク・スケールの機能を管理および監視し、対応型か
らプロアクティブ型へと管理を移行できるようにする新たなアプロー
チが必要となります。
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従来のビジビリティ・ソリューションでは、レイヤー2/レイヤー3/
ています。このようなテクノロジーには、GTPステートフル加入者対
レイヤー4ヘッダー・パラメータに基づいて、パケットを個別に処理
応フィルタリングやFlowVUE™などがあり、ネットワーク運用会社
しており、現在のモバイル・サービス・プロバイダー・ネットワー
が直面するビッグ・データの課題に対処できるようにします。
クに氾濫する膨大な情報に合わせてスケーリングすることは不可能で
す。
インテリジェント・トラフィック・ビジビリティ
現在のサービス・プロバイダー・ネットワークに流れる情報の複雑さ
Gigamonが開発したUnified Visibility Fabric™アーキテクチャを利
と量を考えると、加入者/セッション・レベルのビジビリティで、加
用すると、モバイル通信会社は、新しいビッグ・データの時代に向け
入者の行動を完全に把握できるようにすることが必要です。
た監視インフラストラクチャを構築し、統合されたエッジからプライ
ベート・クラウドまで、包括的なビジビリティ、対応および制御を実
GTPステートフル相関:
現できます。Unified Visibility Fabricは、サービス・プロバイダーが
ステートフルな加入者対応フィルタリングおよび転送
使用するキャンパス・ネットワーク、支店/リモート・オフィス・ネッ
GPRSトンネリング・プロトコル(GTP)は一般的に、サービス・プ
トワーク、プライベート・クラウドまたは個々のSDN*など、サービ
ロバイダーのネットワーク上でのモバイル・データの送受信に使用
ス・プロバイダーの管理ドメインに属する多様なネットワークから
されます。コントロール・プレーン(GTP-c)とユーザー・データ・
Unified Visibility Fabricに接続された統合ツール・セットへと、必要
プレーン(GTP-u)のトラフィックが含まれます。このため、加入
なデータをインテリジェントに管理および配信します。このファブリッ
者のアクティビティに関するビジビリティには、GTPのステートフル
クは、最新のモバイル運用会社ネットワークが必要とする量、スケー
な特性(v1および/またはv2)を把握し、加入者別の制御およびデー
ルおよびポート密度に対応した分散ネットワーク・アプライアンスで
タ・セッションを相関付けて、加入者セッションの正確なビューを取
構成され、Gigamon独自のFlow Mapping およびGigaSMART パ
得する機能が必要です。
®
®
ケット変更テクノロジーのトラフィック・インテリジェンスも含まれ
図2:GTPステートフル加入者対応フィルタリングおよび転送
* Future availabilty
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GigamonのGTP相関機能を使用すると、キャリアは、GTPトンネル
内の加入者データにアクセスできます。GigamonのGTP機能は、特
定されたすべての加入者セッション(制御およびデータ・セッション
の両方)を相関付け、同一の分析/監視プローブおよび課金サブシス
テムへと送り、監視対象セッションの正確なビューを取得できるよう
にします。
• 加入者トラフィックに関する広範なビジビリティ
–– ビジビリティの拡大によるサービスに影響する問題と加入者の
不満のプロアクティブな特定の簡略化
–– ピア・ネットワーク全体でローミング・ユーザーへのドリルダ
ウンを容易にする
• エクスペリエンスの質(QoE)とサービスの収益化を最大化する
–– 包括的な加入者レベルのビジビリティで、監視ツールを強化
また、モバイル・サービス・プロバイダーのネットワークを通過する
し、エンドユーザQoEを評価して、顧客の維持とロイヤルティ
情報の量が多すぎるため、ツール・インフラストラクチャを同じ速度
を強化する
でスケーリングすることはできません。また、何百万もの加入者をモニ
タリングするためにツールを大幅に拡張することは、通常コストが掛
かりすぎて認められません。GigamonのGTP機能を使用すると、
–– リアルタイムのステートフルなビジビリティにより、信頼性の
高い会計、請求処理および加入管理を実現する
ルへと、インテリジェントにフィルタ、レプリケートおよび転送でき
GigamonのFlowVUEアプリケーションによるアクティブ加
入者対応サンプリング:
ます。これを実現するため、Gigamon®では、ユーザー・データ・
ビッグ・データを大きな負担ではなく、競争上の資産に転換
プレーン・トラフィックに含まれる対応するトンネル・エンドポイン
「ビッグ・データ」によって、既存のツール・インフラストラクチャ
トID(TEID)へのコントロール・セッションの一部としてやり取り
では、受信するトラフィック量のレベルを維持しながら正確な分析を
される加入者ID(IMSI)を相関付けます。これにより、ツール・イン
行うことが難しくなっています。通信会社にとって、ツール・レール
フラストラクチャへの現行の投資が最適化されるだけでなく、加入者
の拡張性とツールの処理能力は悩みの種です。高価なツールに投資す
トラフィックのビジビリティも強化します。
るか、加入者のトラフィック・ビジビリティが制限されている現在の
サービス・プロバイダーは、特定の加入者セッションを対応するツー
ツールを使い続ける以外、選択肢はほとんどありません
主なメリット:
• ツール・インフラストラクチャを最適化する
–– 監視対象加入者セッションの正確なフィルタリング、レプリケー
ションおよび転送により、ツールの処理を最適化する
–– 加入者セッション(制御とデータ)を確実に相関付け、分析精
GigamonのFlowVUEは、新しい加入者ベースのIPサンプリング・パ
ラダイムで、キャリアが、ビッグ・データを管理可能なデータへと
変換し、既存のツールが最新の高速パイプに接続できるようにして、
包括的なビジビリティと診断を実現します。FlowVUEでは、GTP-u
度を向上する
図3: Gigamon FlowVUEソリューション
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トンネルで加入者のデバイスIP(UE IP)をアクティブにサンプリ
主なメリット:
ングできます。加入者のフローの整合性を維持するため、サンプリ
• ビッグ・データを管理可能なデータに変換
ング対象のUE IPに関連するすべてのフローがプローブに転送され
ます。FlowVUEは、選択した一連のフローをサンプリングすること
で、ネットワークの状態に関する正確な統計データを収集できるよう
にします。これと比較して、従来の手法では、フローを相関付けるこ
となく、無作為にパケットをサンプリングするだけでした。
–– 監視および分析ツールに送られるトラフィックを選択的に削減
可能
–– 少ないデータ・レートで結果を判断
• ROIを維持
–– リアルタイムで削減されたデータ量を基準にツール・ユーティ
リティを維持または追加することにより、ツールのコスト上昇
Flow VUEを使用すると、コントロール・プレーンのすべてのトラ
フィックをツールのインフラストラクチャに転送して、高度なユー
ザー・プレーンのサンプリング(UE IPのパーセンテージを設定可
能)のみを実行して、アプリケーションの使用状況を表示できるた
が緩和
• ビッグ・データを大きな負担ではなく、競争上の資産として活用
–– 利用パターンをベースにした独自の価格設定戦略
め、QoEの監視を強化できます。Gigamonのアダプティブ・パケッ
Unified Visibility Fabricアーキテクチャ
ト・フィルタリングの高度なフィルタリング機能を組み合わせると、
Unified Visibility Fabric(統合ビジビリティ・ファブリック)アーキ
アプリケーション・ポートとパケットの内容とサンプリングした加入
テクチャは、通信ネットワークを行き来するネットワーク・トラフィッ
者のすべてまたはサブセットのペイロードに基づいて、特定のトラフィッ
クに包括的で動的なビジビリティを提供する画期的なソリューション
ク・フローをさらにフィルタリングして、レプリケーションと転送が
です。複数の組織およびツールに配信される監視対象データの独立性
行えます。それによって、ツールのインフラストラクチャに転送され
と分離を保証するためには、集中アクセスによる統合監視ファブリッ
るトラフィックの量をさらに削減できます。加入者のデバイスのサブ
クが必要です。このアーキテクチャは、物理および仮想ネットワーク
セットをサンプリングし、関連するすべてのセッションを監視ツール
を含め、異なるネットワーク・アーキテクチャでデータ・ビジビリティ
に転送すると、データ量を適切に削減できるだけでなく、現在のコス
の一元化を実現し、マルチテナント設定内で安全に導入できるように
ト構造でビッグ・データを処理できます。
します。
図4:GigamonのUnified Visibility Fabricのアーキテクチャ
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モバイル・プロバイダー向けにサービス収益化と運用効率を実現する
インテリジェントなトラフィック管理
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サービス層:
アプリケーションを簡単に作成し、新しい機能を開発できます。監視
ૐ৺‫ؚ‬ইॕঝॱজথॢ‫ؚ‬ঞউজॣ‫ش‬३ঙথ‫ؚ‬उेलॖথॸজ४ख़থॺ
ऩঃॣॵॺ૗ಌ
サービス・レイヤーは、トラフィックの転送、操作、変更を含め、高
度なフィルタリング・インテリジェンスを提供する分散ネットワー
ク・アプライアンスで構成されています。これらの詳細パケット操作
および転送機能により、サービス・プロバイダー運用管理グループ
は、物理/仮想/SDN対応ネットワークから、対象となるトラフィッ
ク・フローを動的に選択し、パケットを変更して機密情報を隠蔽し、
タイミング情報を追加し、管理、分析およびセキュリティ・ツールへ
送られる前に不要なヘッダーを除去できます。
で重複するコンテンツを排除することで、さらに効率よく動作できま
す。また、FlowVUEのインテリジェントなフロー・ベースのサンプ
リングを使用して、ビッグ・データを管理可能なデータに変換しま
す。また、クラウド・コンピューティング、モバイルおよびソーシャ
ル・ネットワーキングによってもたらされる動的データの氾濫に備え
て、企業やサービス・プロバイダーが、専用の補助ソリューションを
開発できるようにするための基盤を確立します。
Unified Visibility Fabricアーキテクチャの主なメリット:
• 物理/仮想/SDN分野のアイランドを、キャンパス/クラウド/キャ
リアのエンドツーエンド・ビジビリティに必要なツールとブリッ
管理層:
ଁ঳ग़থॻॶ‫ش‬ग़থॻҩউটঅ४ঙॽথॢ
Giga VUE-FM(Fabric Manager)による統一構成インターフェース
は、物理、仮想およびSDNネットワークからの監視トラフィックで
エンドツーエンドなポリシー管理を可能にするだけでなく、これらの
ツールでフル・ライフサイクルのエコシステム・インタフェースを実
現します。Visibility
を所有するFlow
ツールは、過剰な複製の除去など、現在利用可能なアプリケーション
Fabricアーキテクチャの中核となるのが、特許
Mapping®(フロー・マッピング)テクノロジーで
す。このテクノロジーでは、集中管理コンソールから実装されたユーザー
定義ルールに基づいて、着信トラフィックを特定して1つまたは複数
のツールへ送ります。Flow Mappingに新たな拡張機能が加わり、詳
細な役割ベースの管理で、監視対象トラフィックをより動的に管理で
きるだけでなく、運用サイロを排除し、CAPEXとOPEXを削減するこ
とで、マルチテナント・アクセスや監視対象トラフィックおよびポリ
シーの分離にも対応します。
オーケストレーション層: *
ड़‫ش‬উথ‫؞‬ইঞ‫ش‬঒ড‫ش‬ॡपेॊউটॢছ঒ਙ‫ؚ‬ঽ৿৲‫ؚ‬उेलॶ‫ش‬
ঝଁ়
オーケストレーション・レイヤーは、ネットワーク内で発生するリア
ルタイム・イベントに「適時」に対応できるようにします。手動介入
がなくても、新しい監視サービスを動的に調整できるため、インフラ
ストラクチャの対応管理を最小限に低減し、よりプロアクティブな管
理を実現します。
アプリケーション層:
ॺছইॕॵॡ৭උ॑ढ़५ॱঐॖ६ख‫ؚ‬ਸো঻ৌૢ॑ৰਠघॊ৿৓ऩঃ
ড‫ش‬
Unified Visibilityアーキテクチャをオープンでプログラムが容易なイ
ジする
• ユーザー、仮想マシン、デバイスおよびアプリケーションのアイ
ランドでトラフィックをツールに正規化および最適化し、ツール
の最適化を実現する
• 柔軟なポリシー・エンジンで、複数の部門を同時に処理する並列
監視ポリシーを可能にする
• 自動化およびオーケストレーションにより、ネットワーク内で発
生するリアルタイム・イベントに「適時」対応する
Gigamonについて
Gigamonは。インテリジェントなVisibility Fabric™(ビジビリティ・
ファブリック)アーキテクチャを提供し、一層複雑化するネットワー
クの管理を可能にします。Gigamonのテクノロジーは、インフラス
トラクチャの設計者、管理者、オペレーターに対して、実稼働ネット
ワークのパフォーマンスと安定性に影響を及ぼさずに、物理環境と
仮想環境の両方にまたがってトラフィックへの広範なビジビリティと
コントロールを提供します。高可用性および高密度のファブリック・
ノードから成るポートフォリオは、特許を受けたテクノロジーと一元
化された管理を通じて、適切なネットワーク・トラフィックを管理シ
ステム、監視システム、セキュリティ・システムにインテリジェン
トに配信します。Gigamonソリューションは、世界中の企業やデー
タ・センター、サービス・プロバイダーに導入されています。これに
は、Fortune 100の半数以上の企業や、政府や地方機関も多数含まれ
ます。
Gigamonビジビリティ・ファブリック・アーキテクチャの詳細につ
いては、当社のサイトをご覧ください www.gigamon.com/
big-data-enablement-jp
ンターフェースと合わせて使用すると、カスタムのビジビリティ・
* 将来計画
© 2013 Gigamon.All rights reserved.GigamonとGigamonのロゴは、米国と他の各国におけるGigamonの商標です。Gigamonの商標の一覧は、www.gigamon.com/legal-trademarksに掲載されています。
他の商標はすべて、それぞれの所有者の商標です。Gigamonは、この出版物を予告なしに変更、修正、移譲、あるいはその他の形態で改訂する権利を有します。
Gigamon® | 3300 Olcott Street, Santa Clara, CA 95054 | PH408-831-4000| www.gigamon.com
JP-3081-01 12/13