Kobe University Repository : Kernel Title カリ欠乏大麦葉のグリコール酸酸化酵素活性に及ぼすジ ベレリンの影響 Author(s) 岡本, 三郎 / 王子, 善清 Citation 神戸大学農学部研究報告, 11(2): 331-335 Issue date 1975 Resource Type Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 Resource Version publisher URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/00228494 Create Date: 2015-01-31 神大農研報 ( S c i .R e p t .F a c .A g r .,KobeU n i v . )1 1:3 3 1 3 3 5,1 9 7 5 カリ欠乏大麦葉のグリコール酸酸化酵素活性 ~L 及ぼすジベレリンの影響 岡本三郎*・王子善清$ (昭和4 9 年 8JH2日受理) EFFECTOFGIBBERELLICACIDONGLYCOLICACIDOXIDASE ACTIVITY IN BARLEY LEA VES UNDER A MODERATE POT ASSIUMDEFICIENCY SaburoOKAMOTO andY o s h i k i y o0]1 Abstract Theg l y c o l i ca c i do x i d a s ea c t i v i t yi nl e a v e so fb a r l e y grown a tv a r y i n gp o t a s s i u ml e v e l sa f t e r g i b b e r e l l i c a c i d (GA) t r e a t m e n t o f s e e d s was examined by means o ft h es t a n d a r d Warburg manometrict e c h n i q u e . Theenzymea c t i v i t ywasa p p r e c i a b l yh i g h e ri nK d e f i c i e n c y . GA-treatment c e t a l d e h y d e sodium a c t i v a t e dt h eenzymeandi n c r e a s e dt h es u s c e p t i b i l i t yt oas p e c i f i ci n h i b i t o r,a b i s u l f i t e .Y i e l ds u r v e yanda n a l y t i c a ld a t as u g g e s tad i s t i n c ts i g n i f i c a n c eo f GA-treatment i nt h e a c t i v a t i o no ft h eenzymefromt h a to fK d e f i c i e n c y . 大変の若い棄は古い棄にくらべて高いグリコー Jレ酸酸 に大半Ij~紙を載せ,水を張ったプラスチック容器上にか 化酵素活性を示し,同時に同酵素の特異的阻害剤 a c e t - ごを重ね,一端を水に浸した帯状炉紙片の他端を種子上 a l d e h y d esodiumb i s u l f i t e (ASB) に対する抵抗性も の炉紙に付着させ,さらにアルミホイルでかごを被っ 高い。しかし,カリ欠除により同活性および阻害剤によ 7) 8 時間暗処理した後,種子を直接サラン網上 た。室温で4 る阻害率も高まる傾向のあることが分った。大変の発芽 に播きなおし,その上に炉紙を載せ,上記の水浸演の時 時におけるジベレリン (GA) 処理の効果,特にいくつ と同じ要領でジベレリン(協和醗酵工業製〉液を炉紙片 かの酵素の活性の促進に関して多くの報告があるが,大 を濁して種子上に導いて,暗所で2 4 時間 G A処理を行っ 変幼植物葉のグリコ ~Jレ酸酸化酵素活性,ひいては光呼 た 。 G A処理後種子上の炉紙を除き,種子を水洗し, 2 4 吸に対して,たとえ間接的にせよ,果して G A処理が影 時間暗所で水のみで培養後ガラス窓に容器を移した。最 響を及ぼすものであろうか。さらに,初期段階のカリ欠 初の2 4 時間は水のみで,その後は表 1に示す培養液で培 乏状態にある葉については正常棄の場合と G A処理の影 養し,液の突換は踊日に行った。 響に差異が現われるであろうか。これらの疑点を明らか 培養液で 1 4日または 2 1日培養後,午前1 0 時に収穫し, 2時間氷冷した。この棄 にする目的で,既報7.8) の実験方法に準じて大麦幼植物 各処理区より 5gの葉を分取 を供試した。 を予め 40C 以下に冷却しておいた磨鉢に移し, 5 gの 0mlの Na-phosphateb u f f e r(O.lM,pH8.0) 石英砂と 1 材料および方法 を加えて磨砕し, 41 震のガーセ・で粗炉した。 0 分間冷却遠心分離し, xgで1 大変(成城 1 7号〉種子を消毒後,プラスチックかご内 に敷いたサラン網上の炉紙上に播種し,種子を被うよう P液を1.000 その上澄液をグリコー Jレ 酸酸化酵素の粗酵素液として供試した。磨砕以後の操作 は低温 ( 0'"5oc)室内で行った。 酵素活性(グリコーノレ酸酸化)は標準ヲー Jレプルグ検 事植物栄養学研究室 圧法によって測定した。 7)容器の主室に組酵素液 0 .3ml, 3 3 2 岡本三郎・王子著清 表1 区においても, 1 4日培養より 2 1日培養の方が高く,また 培養液の組成 無 K区の方が K施用区より若干高かった。 G A処理によ 要素量 使用塩類 る活性の増進は 20ppm区と 30ppm 区にみられ, 40ppm 区では K施用の有無にかかわらず,むしろ減退がみられ N 60ppm P2 0S K2 0事 40 NaN03 2H2 0 NaH2 P04・ 6 0 K2S04 4日培養では 20ppm区のみが無処理区より高率であ は1 CaO 20 CaC122H2 0 ったが, 2 1日培養では G A処理院すべてにおいて高い値 MgO 1 5 を示した。 Fe203 2 MgS04・ 7H2 0 6H2 0 F e C 1 3・ 0 培養液の pH た。本酵素に対する特異的阻害剤である ASBの阻害率 GA処理による大衰の窒素成分と糖の変動 全 N合有率(表 3) は G A処理により大きな影響を受 6 . 7 けず,すべての処理区で無 K区が K施用区より低い値を 原液の希釈に用いた水道水は平均して 2 . 2ppm の K2 0,1 0ppm の CaO,および 5ppm の MgO を合 み,その pHは約 6 . 8であった。 申無 K区には Na20 として 6 0ppm の Na2S04・ 10H2 0 で代替した。 1日培養の無 K区において葉,根 示した。強いていえば2 いずれの部位においても僅かに減少している。 不溶態 N含有率(表 3) についても,全 Nの 場 合 同 様,いずれの濃度の G A処理区,莱と根とを問わず,無 K区の方が K施用区より明らかに低率であった。 1 4日培 最終濃度で 1/15Mの N a-phosphateb u f f e r (pH7.0) 養の葉および2 1日培養の K施用区の葉において, G A処 と1 0 -4 M の FMNを,側室 Aに 5x1 O -3Mの g l y c o 1 a t e 理が含有率を若干低下させたが,根では G A処理の影響 を,側室 Bに水または 2x1 O -3M の ASBを入れ,副 は殆ど認められなかった。 反応液 アミノ態 N合有率(表 4) に対する G A処理の影響は 総量は 3m1,測定温度は 2 50C。容器をマノメーターに 葉においては一定の型を見出し難いが,根においては合 取付けアルミホイ Jレで被い, 2 0 分間温度平衡を行わせ, 有率の低下傾向が認められた。 K欠除による高合有率の 側室の内容液を主室に添加,測定を開始して 5' " " 2 5分の 傾向はいずれの G A処理によっても変換しなつかた。 . 2m1の 1 0 9 話 NaOH を入れた。 室に炉紙片と 0 (N)すなわち μ102 聞の酸素吸収を Q02 吸収/mgN/時間 硝酸態 Nの数値は掲げないが,一般に葉,根ともに K 欠除により合有率は,それぞれの対照区より低く, G A で表わして酵素活性とした。 ASBの合成・再結品は浅田・葛西の方法 1)によった。 処理によって低下する傾向が見られた。 粗酵素液中の N量は PUCHER法,植物体の乾燥試料中の 全糖合有率は K欠除または 2 1日培養 全 Nはガンニング氏変法,不溶態 Nはケー Jレダーノレ法に よった。アミノ態 Nは ROSEN のニンヒドリン法,還元 糖は SOMOGYJ (MOYER と HOLGATE の改良〉 法により K施用区の 4 0 ppm区を除いて G A処理により高まる傾向を認めた。 還元糖合有率(表 4) は 1例を除いて G A処理により 莱では増大したが,根では一定の影響は認め難い。なお アミノ態 Nの場合と同じく,一般的に K欠除によって含 比色定量した。 有率は増大した。 結 果 考 察 生育と呼吸に及ぼす GA 処理の影響 . 0 5ppmの G Aに1 0日浸潰したとこ 予備実験として 0 ろ草丈は 9 %増し,根長は 22%減少したが,乾物重は地 上部で 12%増し, 根は 6 % 増加した。大麦種子を 0 . 0 5 0 時間後(発芽開始後約 1日〉呼吸 ppmGA処理すると 7 能 Q02(F)は約 30労増大した。なお既報7, 8 ) の結果か ら供試した材料植物はカリ欠乏の初期段階にあるといえ る 。 GA処理による大変葉のグリコール酸酸化酵素活性の 光呼吸およびグリコ{ノレ酸経路についての木佐木らの 提案4, 9 ) はその大筋において確実性に富むものと承認さ 1 0 )葉緑体中で生成されたグリコー Jレ酸はノ f れている。 6, -オキシゾ{ムに移り,そこで酸化されてグリオキシノレ 酸になり,さらにトランスアミナーゼ作用によりグリシ ンとなる。ついでグリシンはミトコンドリヤに移行し, そこで 2分子のグリシンから CO2を放出して 1分 子 の セリンを生成する。セリンは再びパーオキシゾームに戻 り,脱アミノされてピノレピン酸さらにグリセリン酸へと 変動 変わる。グリセリン酸は細胞質中に放出きれ最終的には 実験結果を表 2に要約した。酵素活性はいずれの処理 糖形成に連なるか, リンブ酸になり細胞中の小胞体に移 3 3 3 グリコ四 Jレ酸融化醇蕪活性と~ベ ν lJ:Y 表2 ジベレクリン処理による大変葉のグリコール酸 酸化酵素活性の変動 リ 施用 カ 十 K -K ASB ジベレリン Q02(N) 5x10-3M ppm 2 5 3 o 2 7 4 81(6 8 ) 十 7 7 ( 7 2 ) 3 0 0 20 3 1 8 5 5 ( 8 2 ) 十 6 4 ( 8 0 ) 2 7 0 3 0 2 8 6 6 5 ( 7 6 ) 十 2 2 8 6 4 ( 7 1 ) 十 十K -K (阻害 9 6 ) 2 7 3 3 0 7 1 1 2 ( 5 9 ) 1 2 3 ( 6 0 ) 3 1 0 3 2 4 3 0 5 1 (8 0 ) 6 6 7 ( 7 8 ) 2 5 0 6 5 ( 7 1 ) 5 5 ( 8 3 ) 4 5 ( 8 6 ) 3 0 0 8 0 ( 7 2 ) 2 1 7 4 0 2 7 3 5 2 ( 7 9 ) 5 4 ( 8 0 ) 大変の葉と根の全 Nおよび不溶態 N 表3 1 4日 培養期間 一 カ 2 1 日 1 4 日 培養期間 リ 施用 ジベレリン 植物 ppm 部位 O 2 0 3 0 4 0 十 K 2 1日 -K 乾物重当り 十 K 1 4日 -K 十 K 96 全N 2 1日 -K 十K 乾物重当り不溶態 -K N96 業 6 . 7 0 6 . 2 4 6. 4 7 6 . 2 0 5 . 0 0 4 . 5 7 4 . 6 2 4 . 1 9 根 4. 4 9 4 . 3 6 4 . 3 1 4 . 2 1 2 . 7 7 2 . 4 4 2 . 4 9 2 . 1 4 業 6. 4 9 6 . 2 4 6 . 3 7 5 . 9 7 4 . 8 9 4 . 3 3 4 . 2 3 4 . 1 4 根 4 . 5 5 4 . 3 4 48 4. 4 . 1 3 2 . 8 9 2 . 4 5 2. 4 7 2 . 2 3 葉 6 . 6 4 6 . 3 1 6 . 4 4 6 . 0 7 4 . 6 6 4 . 1 4 4 . 4 5 4 . 2 0 根 4. 4 2 4 . 2 4 4 . 4 0 3 . 9 1 2 . 4 7 2 . 3 3 2 . 4 5 2 . 1 3 葉 6 . 5 3 6 . 3 4 6 . 1 7 5 . 8 6 4 . 5 0 4 . 1 3 41 4. 4 . 0 2 根 4 . 7 5 3 . 9 7 4 . 1 8 4 . 0 4 2 . 7 3 2 . 6 6 2 . 2 3 2 . 0 6 岡本三郎・王子普滑 3 3 4 表4 大麦の葉と根のアミノ態Nと還元糖 培養期間 1 4日 一 リ 施用 カ ジベレリン 植物 ppm 部位 O 20 3 0 40 十 K -K 乾物重当り 十 K 2 1日 1 4日 2 1日 -K 十 -K K アミノ態 N弱 十 乾物重当り K -K 還元糖% 葉 0 . 1 5 6 0 . 1 8 8 0 . 1 0 0 0 . 1 6 7 2 . 2 2 2 . 7 9 2 . 0 1 2 . 5 4 根 0 . 1 3 2 0 . 1 8 5 0 . 1 2 2 0 . 1 5 8 3 . 2 5 3 . 7 4 3 . 2 2 3 . 6 4 葉 0 . 1 5 3 0 . 1 7 2 0 . 1 3 1 0 . 1 5 5 2.56 2 . 9 5 2. 4 9 2 . 7 4 根 0 . 1 1 2 0 . 1 3 1 0 . 0 9 0 0 . 1 1 2 3 . 1 2 3 . 8 0 3 . 3 0 3 . 8 4 葉 0 . 1 6 9 0 . 2 2 5 0 . 0 8 2 0 . 1 2 8 2 . 9 5 3 . 3 2 2 . 3 3 2 . 7 8 根 0 . 1 2 0 0 . 1 4 6 0 . 0 9 9 0 . 1 2 0 3 . 3 7 4 . 1 6 3 . 3 3 3 . 6 8 莱 0 . 1 5 1 0 . 1 8 6 0 . 1 0 1 0 . 1 1 6 2 . 8 1 2 . 9 5 2 . 4 0 2. 4 9 根 0 . 1 0 6 0 . 1 3 9 0 . 1 0 6 0 . 1 3 9 2 . 9 0 3 . 9 1 2 . 8 5 3 . 1 9 撹乱が,脱共役的(浪費型)呼吸と区別しがたく継起し って代謝回転される。 5, 6お て,光合成の炭素還元回路に異常をもたらし,光呼吸の よび 7単糖ーリン酸からトランスグトラーゼ作用により 基質であるグリコーノレ酸の蓄積を誘導したことを示して グリコー Jレ酸は葉緑体中で CALVIN 回路上の 生じる TPPーグリコーノレアルデヒドの酸化によって生 じるか, または RuDPが酸化されてフォスプォグリコ ーJレ酸になり,これがフォスブァターセ・によってグリコ ーIレ酸に導かれる。他方,暗呼吸が光下でも活発に働い ているので, 3 )光合成は TCA回路などとも密接に関連 いるのであろう。また K欠除により葉細胞の小胞体の 膜構造になんらかの変異を生じ,物質の膜を通しての移 動が易化されて光呼吸を助長しているのかも知れない。 大麦種子の GA処理により, αーアミラ{ゼ, アーゼ, プロテ リポニュ{クレア{ゼ, イソシトラーゼ, リン しているものと推定される。 10) グリコール酸経路は葉緑 ゴ酸合成酵素など,活性の高まる酵素の多いことは衆知 体,パ{オキシゾーム, ミトコンドリヤ,細胞質の協調 のことであり, GAが休眠中の器官での酵素合成に関す 作用によって成立しており,この際の小胞体聞の物質の る遺伝情報の抑制を解除し,発芽過程を進行させるもの 移動や,光合成および呼吸との間の関係については未解 ではないかと考えられている。 決の点がまだ多く残されている。 促進を享け,本実験における培養期間中は特に地上部の K欠乏の初期段階で最重要な植物の生育抑制要因とな 2 ) GA処理によって発芽 生育が無処理の植物より優位を保ち 20ppm処理区で るのは蛋白合成系,特にリポソームの関与しているとこ は明らかにグリコ - Jレ酸酸化酵素活性が高く,また ASB ろであるといわれており, 5)二次的要因として,アミド・ による血害率も高かった。しかし,無 K区の方が K施用 アミノ態 Nの増加と蛋白態(不溶態) Nの減少,還元糖 区よりやや高い活性を示すというパターンを崩すことは の増加と殿粉の減少(光合成能力の低下), 呼吸の一時 できなかった。 GA処理による生長促進から判断して, 的増加などの代謝異常が一般に認められている。 K欠乏 この場合の酵素活性の増大は 下で,見かけの光合成効率の低下が光呼吸の増加による り,光合成効率の低下をもたらすとは考えられない。し ものとすれば,光合成の炭素還元サイク Jレとグリコーノレ たがって,酵素活性の増大という現象に対して, K欠除 酸経路との聞には密接な関連がありそうに思える。 10) 実 とGA処理とは別個の機構によって寄与しているものと 験結果(表 2) はK欠乏初期段階にある大麦葉ではグリ 推定される。 コー Jレ酸酸化酵素活 性が正常葉より高いことを示してい J る。これは N代謝(表 3, 4) および糖代謝(表 4) の K欠除の場合とは異な グリコ戸 Jレ酸酸化酵素活性とジベ νリ ン 3 3 5 P h y s i o 1 . , 3 .1 2 5 .1 9 6 2 . 要 約 大変種子を 1日. 2 0 " " " " 4 0 p p mジベレリン (GA)処理 し 2 3週間水耕した幼植物の莱のグリコ{ノレ酸酸化 酵素活性をヲールプ Jレグ検圧法によって測定した。 K欠 0 4 .1 0 3 .1 9 7 4 . 2) 藤伊正:化学の領域,増刊 1 3 ) IMAI. H.,FUKUYAMA. M ., YAMADA, Y. a n d HARADA. T. :S o i lS c i .P l a n tN u t r .,1 9 .6 1, 1 9 7 3 . り活性および ASB (阻害剤〉による阻害率は高まった。 4 )KISAKI. T. a n d TOLBERT, N .E . :P l a n t 1 . , 4 4 .2 4 2,1 9 6 9 . P h y s i o 植物の生育状況ならびに植物体の N成分や糖の分析結果 5) 松原丘・山田康之・高橋英一:莱豆におけるカリ 除区の活性は正常区のものよりやや高く. GA処理によ を考慮すれば,酵素活性の増大現象に対して. K欠除と 7-86, クムの生理作用,カリーシンポジクム, 7 GA処理とは別個の機構によって寄与しているものと推 1 9 7 1 . 定した。 ,1 2 9 .1 9 7 0 . 6) 宮地重遺:イ七学と生物. 8 樹 7) UKAMOTO,S . :S c i lS c i .P l a n tN u t r " ・ 1 3 ,1 3 3 1 9 6 7 . 辞 本研究を遂行するに当り終始御激励と御助言を賜わっ た神戸大学名誉教授伊沢伍郎博士に心より感謝し,実験 の補助に労を惜まれなかった新井稔弘,浜野孝, 林信 平,渡辺隆一の諸氏に謝意を表する。 文 1 )ASADA. K. a n d 献 KASAI. Z . :P l a n t& C e l ‘ 8)一 一 一 :S o i lS c i .P l a n tN u t r ., 1 4,1 7 5,1 9 6 8 . 9) TOLBERT,N .E .,UESTER,A.,YAMAZAKI,R . K. a n dKISAKI,T. :P l a n tP h y s i o 1 ..4 4,1 3 5, 1 9 6 9 . 1 0 ) 山田芳雄:光合成初期産物の動向,カリーシンポ ジクム, 1 55-176,1 9 7 1 .
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