こちら

a:TOF法
b:FBl法
C:FSBB法
d:FSBB法(b=0)
e:FSBB法(b=0.4)
f:差分画像
ことで動脈信号のみを低下させ静脈画像とし,b値0の
動静脈像とのsubtractionにより動静脈分離を行った。
脳血管を対象に開発されたシーケンスを下肢血管に応
下肢ASO
医療法人顕正会蓮田病院
埼玉県
使用装置:EXCELARTVantageシリーズ
検査日的:下肢痔痛,チアノーゼのため精査。
クリニカルコメント:FSBB法を用いた非造影MRA
で,簡便でスループットも高く選択的に動脈を描出し
た。心不全の患者であったが非同期による撮像のため
不整脈による描出低下もなく53secX 2回の撮像で描
出した。心電図同期併用のTOF法,FBl法と比較し撮
像時間,コントラスト,描出能ともに良好であった。
テクニカルコメント:FSBB法のb値をわずかに入れる
患者性別 患者年齢 患者体重
ソフトウェア
バージョノ
ヽ
用し,FBl法とFSBB法の利点を組み合わせた新しい非
造影MRAの損傷を行った。
画像コメント:左下腿動脈は完全閉塞している。右下
腿動脈は前脛骨動脈が近位閉塞し排骨動脈が近位で高
度に狭窄しているが,遠位は開存し重症虚血を免れて
いる。FSBB法がTOF法やFBl法より臨床状態を反映し
ていると考えられた。
審査員コメント:描出が難しい流速が遅い下腿血管の
症例において,FSBB法をうまく応用し綺麗に描出し
ている。糖尿病性疾患などで今後増加すると思われる
領域なので,期待できる。
絶食 造影剤名 撮像条件
a,b,C,e,f
FE3D_fsbb,TR29,TE20,FA20,脂肪抑制なし,同期なし,
b−factorO.4,SPEEDERfactor2,FOV43×44,Matrix192×256,
スライス厚4mm,撮像時間0:53
FE3DJsbb,TR29,TE20,FA20,脂肪抑制なし,同期なし,
投与量 投与速度 造影剤注入方法
ワークステーション名
オリジナルアプリ「medi⊂ARTM」でページ全体をスキャンすると、画像と関連した動画をご覧いただけます。
損像条件d
b−factorO,SPEEDERfactor2,FOV43×44,Matrix192×256,
使用コイル
QDトルソSPEEDER
スライス厚4mm,撮像時間0:53